寿命の先延ばしとは? 4 jan. 2019
今朝もとても寝起きが良く、睡眠負債ってものに侵される怖さを体感しました。良き睡眠をとっていると思ってる方でも、一か月以上疲れが取れないと感じている方は睡眠の質の低下を疑ってみてくださいませ。
さてさて、1月4日は夜にいとこに会いまして、一昨年他界した祖母のことから介護や延命について話しをしました。
先に申しておきますが、今の私は延命しないで欲しい派。自力で生きられないのなら生きたくないと思っています。痛み止め以外は病院のお世話になりたくないと考えています。この思想を他の人に押し付けはしませんが、寿命以上に生きることに抵抗があります。
祖母は90幾歳かで天へと旅立ったのですが、30年ほど未亡人として過ごし、数少ない友人は訪ねてくることがあまりなく、生活の主軸はテレビ鑑賞という刺激の少ない生活を送っていました。
ですが、彼女は驚くべきことにまったくぼけていませんでした。
青魚ばかり食べていたこと、人の悪口ばかり言っていた(誰かに対して怒っていた)ことが認知症予防になっていたのかなと思います。
胃腸も丈夫、頭も丈夫、悪いところは骨粗しょう症。
なので腰を傷めて入院をしてから少しずつ弱っていきました。
私は彼女が弱るまで介護の世界をまったく知らなかったので、はじめて介護施設に行き、おじいさんたちが何をするでもなくボーっとしているところ(私たちの税金の使い道?!)をみたことも、男性のヘルパーさんが彼女のおむつを替えるところを見たこともカルチャーショックを大きく受けたのであります。
もともとはぼけていなかった祖母。しかし、施設に入りぼけが進行。色んな要因があるでしょうが、一つはおむつ問題だと思います。
家にいたころから、おむつを替えてもらいたくなかった祖母。色んな意味で替えてもらうのは抵抗がありそうです。意識があるとよりつらい。となれば自らぼけることを望むのではないかと思います。人間って都合よく自分の思い通りに身体を操ることができますからね。
結局祖母は3回肺炎を患い、軽い延命のようなことを何度かしましたが、あれはやるべきだったのか、辛い思いをさせただけではなかったのか、どの時点まではどうだったなどなど・・・語れど語れど答えは見つかりません。
寿命を先延ばすことについて、今ももやもやと考えています。よかったら一緒に考えてくださると嬉しいです。
肺炎で入院しているときに「100まで生きる!」と強い意志をもって語った祖母を今でも思い出します。
love,JENI