[Minecraft]Thaumcraft4(TC4)のゴーレムについて[1.7.10]
・まとめ
ゴーレムは主にアイテム&液体導管の役割、左右クリック代行機の役割、作業の自動化の役割、基地防衛の役割を持たせられる友好MOBです。
2工程以上のことをさせる場合、複数のゴーレムを使用する必要があります。
しかし、工業系MODのアイテム導管や機械類のブロック単位と違い、MOBを世界に召喚して動かす都合上、世界の読み込み時に起こるブロックめり込みや、敵性MOBによる過失死が起こるのでその対策はしておきましょう。
重大な問題点として、そもそも研究を進めてゴーレムを開放しなければいけない。その上作成も、相をるつぼに入れたり儀式したりと面倒。数作るのも面倒。大量に召喚すると世界への負荷もヤバイ。
恐らくほとんどの場合他MODのアイテム導管を使った方がコストも時間も運搬速度も高性能である。
一応、Aspect(相)は他MODではほぼ扱えないため、そのあたりがゴーレムのメイン戦場になるだろう。
・配布場所
・前提MODはForgeとBaubles
ttps://files.minecraftforge.net/net/minecraftforge/forge/
ttps://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/baubles
・ThaumCraft4
ttps://www.minecraftforum.net/forums/mapping-and-modding-java-edition/minecraft-mods/1292130-thaumcraft-6-1-beta26-no-longer-being-developed
今回話にでるのは全てマイクラの1.7.10です。他の世代では仕様がかなり異なります
直リン回避。リンク切れ対応しません。
導入の仕方などは割愛
・ゴーレムの開放
通常のクラフトだけでは作れないアイテム類と、独自要素のEssennce(相)があるMODのため、一応ThaumCraft4を始める段階から、最初のゴーレム開放までを順序だてて解説していく。
木の棒(バニラ)とIron Cap(鉄のキャップ)*2でWooden Wand(魔法の杖)を作成する
本棚(バニラ)を設置、魔法の杖で右クリックをしてThaumonomicon(ソーモノミコン)を作成する。
Table(テーブル)を2つ、Scribing Tools(筆記用具)を作成してテーブル2つを並べて設置し、筆記用具で右クリックをすることで研究テーブルを作成(マルチブロックのため回収不可)
Thaumometer(ソーモメーター)を作成し、世界のブロックやアイテムから「相」を集め、それらの相を使って「Fames」と「Vacuos」を発見する。
(素材の相が発見済みであれば小麦でFames、チェストでVacuosを調べれば集まる。ない場合は研究テーブルで合成しても良い)ソーモノミコンを開き、UI左側のタグからGolemancy(ゴーレム術)を選択、Hungry Chest(ハングリーチェスト)を解放
研究済みのハングリーチェストからStraw Golems(藁のゴーレム)へと線が伸びるため、これでゴーレムが研究、使用可能になる。
・ゴーレムの前提知識
最初に、ゴーレムの素材の違いによる性能の差や、レシピなどは解説しません。それらの具体的な数値は各種Wikiを参照ください。
まず第一に、ゴーレムだけでは何もできない。
必ずGolemancer's Bell(ゴーレム使いのベル)とGolem Core:○○(ゴーレムコア:○○)を用意すること。
ゴーレムコアは12種類あるので、実行したい動作に合わせて選ぶ必要がある。またゴーレムに装備させる物のため、ゴーレムの数だけ用意が必要。
ベルは対象を決めたり、コアやゴーレムを回収するためのツール。消費はしないので1つあれば十分。
次に、ゴーレムは設置した対象のブロックやチェストを基準に動作をしていく。(以後、このことをホームと呼ぶことにする)
そのため最初に設置したブロックがとても大事。
コアによって差異はあれ、コアは「対象のチェストやブロックを○○する」というのが根幹にある。そのため、先にゴーレム以外の要素を作り終わってからゴーレムを召喚、設定をするのが良い。
更に、ゴーレムは動力の供給や餌が必要ない。
一度設定をし、動き出してしまえばそのあとにゴーレムに対して何かをする必要はない。死ぬまでは永遠とその動作をしてくれる。
最後に、なんらかの理由でゴーレムが死亡した場合はゴーレムもコアも消えてしまう。
主な死亡原因としては
木の成長時に巻き込まれたり、世界の読み込み時に座標がずれるなどを原因に、ブロックへめり込んでしまう事による窒息
敵性MOBによる攻撃
毒以外のダメージを伴う状態異常
炎上(可燃性素材ゴーレムのみ)
自身の攻撃による誤爆や巻き込み
である。水没や落下によるダメージは受けないのでその辺は問題ない。作るのも大変なため、可能な限り殺したくはない。
対策は簡単。ガラスなどの、大きさは1ブロックだが光を透過するブロックを使い、ゴーレムの作業場全体を2段以上の壁で囲ったうえで移動に不自由しない広さを確保し、外側に鼠返しを付けることである。これで空を飛ぶMOB以外には襲われないし、ゴーレムがブロックにめり込んで窒息することもない。大木の成長に巻き込まれるのだけはしょうがない
・ゴーレムコアの解説
全12種類あるゴーレムコアの大まかな動作と簡単な解説、備考を交えて解説していく。
・アイテム移動系のコア
アイテムを移動させるコアは5種類。
尚、チェスト(バニラ)を対象にしていた場合は毎回ゴーレムが開け閉めをするため、チェストは空けられる状態にしておくこと。そして、開閉音がとてもうるさい。
・Empty(空虚)
効果としては、ホームのインベントリからアイテムを運び出す効果である。ホワイトリスト可能。
搬入先の場所にインベントリを持つブロックがあればその中に、なければドロップさせる。ただしクラフト台(バニラ)はアイテム保持機能がないためドロップしてしまう模様。
複数の搬入先がある場合、ホームから近い場所を最優先して搬入していく。
ホームのインベントリからアイテムがなくなるか、搬入先が飽和するまで止まってくれない。
・Fill(充填)
効果としては、他の場所からアイテムをホームへと集めてくる効果である。ホワイトリストを設定しないと動かない(通常6種まで設定可能)。
また2つのモードがあり、ホームにアイテムが規定量以上あると動作を止めるモード(Precise mode)と、アイテムがなくなるまで動くモード(any mode)である。
ホームがインベントリを持つものならその中に、違うのならその場にドロップさせる。ただしクラフト台(バニラ)はアイテム保持機能がないためドロップしてしまう模様。
複数の搬出元がある場合は、ホームに近い場所を最優先にして集めていく。
・Sorting(分別)
効果としては、搬入先に既に存在するアイテムをホームから補充する効果である。ホワイトリスト不可。ただし搬入先のアイテムが事実上ホワイトリストとなる。
前項2つと違い、必ずインベントリが存在するブロックへと搬入することになる。そのためアイテムをドロップさせることができない。
効果を見ると少しEmptyと被る部分があるが、こちらが輝くのは倉庫である。複数種のアイテムが乱雑にあり、それらをアイテム種別に分けて収納する時には重宝する。
複数の搬入先がある場合は、ホームに近い場所を最優先にして搬入していく。
・Gather(収集)
効果としては、設定地点付近にドロップしているアイテムをホームへと持ち帰る効果である。ホワイトリスト可能。
ホームを中心としたおよそ25*25*5が回収の範囲。高さ±1ブロックまでは乗り越えてくれるので大丈夫だが、±2以上の場合回収ができなくなる。
1度に1種のアイテムしか運べないため、TTなどの回収を任せるとかなり時間がかかる。
後程登場する仕事系のコアは、アイテムの回収をしてくれないためこのコアで回収することになる。
・Decanting(水汲)
効果としては、液体をホームへと回収する効果である。ホワイトリスト可能。
回収してくれるのは設定地点の1ブロックのみ。ネザーで溶岩などを汲む際は、ベルで大量に設定する必要がある。
また運搬するのは液体のみ。液体入りバケツではないためホームをチェストなどにしても、液体入りバケツを移動したりはしない。そのため液体タンク系が追加されるMODとの併用で本領を発揮する。
余談として、ゴーレムに溶岩を回収させようとすると溶岩に触らないように立ち回る。そのせいで永遠と同じ場所を彷徨うことが発生するのであまり向かない。そして、溶岩流のタイミングが噛み合うと燃える。
・仕事系のコア
特定の仕事をさせるコアは5種類。
どれもマイクラの基本的な仕事をしてくれる。が、1ゴーレムは1仕事しかしないため、木を切っても原木は回収してくれないし、釣りをしても魚は放置する。
それらの回収のためにはGatherコア(収集コア)を併用する必要がある。
・Chop(木樵)
効果としては、ホームから一定範囲内にある原木ブロックを破壊してくれる効果である。ホワイトリスト不可
初期生成や苗木からの成長、ブロック設置等は区別しないため、原木は全て伐採する。
伐採の仕方が独特。ゴーレムは最下段の原木を殴るのだが、破壊は最上部から順に行われていく。そのため足場などはいらない。葉ブロックは壊さないので時間経過で壊れるのを待つ必要がある。そして苗木を植えるという機能もない。
ゴーレムの待機状態から伐採開始までに若干時間がかかる(大体5秒~20秒ぐらい)。
原木認識範囲は、ホームを中心にした13*13*5の範囲と思われる。ベルでの設定は影響しない。苗木を植えたり、収納もしてくれないため、ベルが何の設定か全くわからない。
伐採可能な木材は確認した範囲で、
バニラ、ThaumCraft、Biomes O' Plenty、Botania、Extra Trees、FFM、MFR、Nature、黄昏、Witchery
でした。
尚、Witcherの木材伐採によるEnt(エント。敵性MOB)の召喚も行われるのでその辺は注意が必要。
逆に、巨大キノコは伐採してくれない。
・Fishing(魚釣)
効果としては、釣りを行う効果である。ホワイトリスト不可。
釣りを行ってくれるが、釣れるものは「バニラ環境でバニラの釣り竿で釣れる物」のみ。(PamsやMFRのものが釣れないのを確認済み)
要するに食料確保としてしか使えない。エンチャ本辺りはあり得るかもだが、それでもゴーレムを使ってまでの利用価値は薄い。
釣り竿を投げる範囲はホームからおよそ8*8*5の範囲だが、とても精度が悪いため水際にホームを設定したほうが良い。特に理由がなければ水中にゴーレムを召喚して(=水中をホームにして)、水没させながら釣るほうが更に良い。
ベルによる設定で変化が起こらないため、何を設定しているのか不明。
そして釣果はその辺に放置するため、別途回収手段が必要である。
・Harvest(収穫)
効果としては、作物の回収をする効果である。ホワイトリスト不可。
農産物をゴーレムが自動で収穫してくれるようになる。収穫だけでアイテムはその場にドロップするので回収は別途必要。
調べた範囲の収穫してくれるものは、畑栽培のバニラ作物、かぼちゃ、すいか、サトウキビ、サボテン、カカオ、背の高い草、背の高いシダ、ネザーウォート、TC4のManaBean、畑栽培のPam’s作物、Witcheryの畑作物、Natureの畑作物とブッシュベリー類、TiCの鉱石ベリー類、IEの工業用麻、AgricraftのCropを使用した作物全般。この辺は問題なく収穫してくれる。
注意が必要なのものは2つ。1つはPam’sの果実の木である。収穫はしてくれるのだが果実を破壊してしまうため1回しか収穫できない。
もう一つはWitcheryのMandrake(マンドレイク)。通常の収穫時と同じく、一定確率でMOBが出現するので対策が必要。
収穫してくれないものとしては、キノコ、巨大キノコ、ツタ、花類、葉ブロック、ハスの葉、草、シダ、ジャックオランタン、IC2のCropを使用した作物全般、となっている。
以上を踏まえると、恐らく成長段階が設定されている作物系なら大体は対応している。
Golem Upgrade: Orderを装備させると種を植え直してくれるようになる。基本的にはうまくいくのだが、状況によっては隣のブロックに植えたりするので完全ではない。
収穫範囲はホームを中心としたおよそ9*9*5の範囲。作物への反応が悪い時もあるがそれなりの広さを任せられるため、機械類よりもリソース消費が少なくて良いかもしれない。
・Alchemy(錬金)
効果としては、ホームのEssentiaを指定の場所に運搬をする効果である。
ホームに存在する何らかの相を各Jar(ビン)に運搬してくれる。ゴーレムが最も輝く仕事。1度に1種類の相を運搬する。
通常だとエッセンシア管で陰圧を考えながら配管をするのだが、それらすべてを無視して運搬できる。運搬できる範囲はホームを中心としたおよそ半径16の球状だと思われる。
仕事中はゴーレムが手にビンを持っているが、実際にビンを移動させているわけではない。そのため1か所のビンに複数のゴーレムの運送を割り当てても大丈夫。
ホームとして設定できるのは、液体の相を内部に保持するブロック類全般。エッセンシア管からでも回収できる。
ただし、Crucible(るつぼ)でアイテムを溶かした状態の「相入り水」からは回収できない。
搬入先として設定できるのは、ビンと錬金機械類(搬入口は正しい必要あり)とエッセンシア管のみ。ビンは単一の相しか溜められないがいつでも搬入できる。機械類とケーブルは陰圧が掛かっている状態(レシピを決めて、素材を要求されている状態)でないと搬入出来ない。
特性を考えると、作った液体相を運ぶ役割をゴーレム、機械への搬入はエッセンシア管と分けるほうが効率的。
・Use(使用)
効果としては、クリック代行操作ができる効果である。ホワイトリスト可能。
クリック先を「空間かブロック」、クリックが「右か左」、クリック時に「スニークしてるか否か」をUIから変更可能であり、これらの組み合わせであらゆるクリックが可能。
ブロックやアイテムを設置したい場合は、ホームにチェストなどを用意することで、中身を使用してくれる。
主な用途としては苗木や種などの設置、バケツを用いて水を扱うの2つぐらいだろう。特に苗木の設置については自動化するなら必須となる。
バケツを用いた水の扱いは意外とできることが多い。水をためているタンク類から水バケツや水ガラス瓶を作る、水バケツの水を設備に入れるなどができる。完成品はホームのチェストに入れてくれる。
逆に、水源から水バケツや水ガラス瓶を作ることと、水バケツの水を設置することはできない。
その他できないこととして、
①ブロックの破壊系全般
②MOBに関する動作全般(毛刈りや繁殖、攻撃等)
③額縁に飾ったアイテムを回す
以上の3点ができない。MOBに対する動作ができないのは意外と致命的。
・戦闘系のコア
戦闘に関するコアは2種類。
各素材のゴーレムステータスをみると「移動速度が速いほど耐久力と攻撃力が落ちる」傾向があり、近距離戦は不向き(クリーパーの爆発やスケルトンの矢でどんどんHPが減る)。もしやるなら耐久の高いゴーレムでゴリ押しするぐらい。
Accessory: Dart Launcher(アクセサリー:ダートランチャー)をゴーレムに取り付けると遠距離攻撃をするようになる。が、相手に近づきながら攻撃をするため定点攻撃には使えず、味方の射線に入るため同士討ちで死ぬこともある。尚、プレイヤー自身には当たらないようになっている。
ゴーレムの攻撃範囲外に相手が出てしまうと、そこで攻撃を止めてしまう。ノックバックで押していくため、部屋の中などで戦わせるのが良い。
2種類とも、ベルによる対象指定が何の影響があるのか不明。
・Guard(警護)
効果としてはゴーレムが範囲内の敵性MOB(クリーパー以外)を攻撃するようになる効果である。初期状態ではホワイトリストは不可だが、アップグレードのOrderを使うと「Monsters」「Animals」「Players」「Creepers」の4種を狙うか狙わないかを選べる。尚、Playersを選んでも召喚者自身が攻撃されることは無い。
索敵範囲はホームを中心としたおよそ15*15*11だと思われる。
はっきり言って弱い。ある程度数を揃えれば、ゾンビとスパイダーだけなら1夜程は任せられるが、スケルトンやエンダーマン、ウィッチ(毒では死なないがHP回復ができなくなる)、他MODのMOBまで合わさると敵わない。クリーパー相手には、爆発の予備動作が始まると逃げる動作をする。(逃げれるとは限らない)
唯一相性が良いのはブレイズ。炎上しないうえ、当たり判定がプレイヤーより小さいため、飛ばれなければ簡単に倒せる。
中立MOBも殴っていく様子。(平和なゾンビピックマンも殴る)。また、村人はAnimals扱い。Orderを付けると殴ってしまうためチェックを外しておくこと。
他MODでの追加MOBだが、大体は反応して殴ってくれる。(勝てるかは別として)その点については安心してよい。
・Butcher(屠殺)
効果としては大人動物を2以下にならないように屠殺する効果である。ホワイトリスト不可。
ホームを中心としたおよそ15*15*5の範囲内にいる同一動物の大人数が3以上になると、近い動物から順に屠殺していく。
子供状態の動物はカウントに入らない。
1度狙いを決めると屠殺完了まで狙い続ける。もし壁などで区切られたところにいた場合、狙いの動物に近い場所で停止してしまうため注意が必要。
ゴーレムでは何をしても動物の繁殖はできないが、TC4には相を供給し続けると動物を繁殖させ続ける装置(Lamp of Fertility:繁殖のランプ)があるため、それと合わせて使うことで繁殖問題は解決する。
通常のマイクラでは各動物を区分けして飼育するのが主流なのに対して、このゴーレムを使うなら全て混在の大きな囲いだけあればよくなる。
注意点として、オオカミとオセロット(飼い慣らし後ネコ)は野生状態ではゴーレムの屠殺対象だが、どちらも飼い慣らし後はゴーレムの屠殺対象から外される。飼い慣らし前のオセロットを複数放置しているする際は注意。
もし動物を全滅させたい場合は、GuardコアでOrderを使う事。
・ゴーレムの動作設定
・基本
まずは一番基本な「1:1で物を移動させるゴーレム」から。
ホームはゴーレムの召喚位置(ゴーレムを手にして右クリック)。設定先は、ベルを1度ゴーレムに対して右クリックした後に移動させたい先を右クリックすることで設定できる。
この画像の設定だとゴーレムは「チェストの中身をかまどの燃料スロットに入れる」という仕事を行う。かまどの面による設定の違いは、ホッパーをつなげて自動化した際と理屈は同じである。なのでかまど上面に設定した場合は焼くスロットに入る。
尚、画像のようなホームや設定先のマークは手にベルを持っている状態でないと表示されない。そして、設定できるからと言って無制限の距離をゴーレムが運搬できるわけでもない。
基本と銘打ったように、どんなゴーレムもこの設定が大前提であるため「このゴーレムはこの仕事をこの場所でこうする」だけを意識すると大きくした際に分かりやすくなる。
余談だが、この画像のようにホームと搬入先が直線距離で2ブロックぐらいの近さだと、ゴーレムの移動がないためすごい速さでアイテムを移動してくれる。
・自動林業
ゴーレムを使った自動化では、比較的簡単にできる上に有用度が高い施設。ゴーレムは①木樵係②苗木係③アイテム回収係の3体いれば動かせる。
安全のために、作業場の周囲は囲うなり明るさを確保するなりして、不慮の事故を防ぐこと。
ゴーレム一体ずつ内容を確認していく。
まず紫ゴーレムは木樵コアでホームは画像の位置。ベルの設定やUIによる設定は無し。
次に灰色ゴーレム。使用コアでホームはチェスト。各土ブロックに対してベルで設定している。UIでは苗木を指定しており「ブロック、右クリック、スニーク無し」の設定にしている。
最後にオレンジのゴーレム。収集コアでホームはチェスト。ベルの設定やUIによる設定は無し。
これらの設定ができれば、半永久的に原木と苗木の生産が続く。
ただしこの設定では少し問題がある。チェストの中身が原木で満杯になると、苗木が植えられなくなり生産が止まってしまう。定期的にチェストの中身を自分で抜くか、ゴーレムで他の場所に移動させれば解決するので、その辺は工夫の余地があるだろう。
・雑記
・ゴーレムのアクセサリー
8種あるアクセサリーだが、帽子枠と顔枠、体枠は重複ができない。
具体的には
帽子枠の「FezとTop Hat」(回復速度と最大HP)
顔枠の「SpectaclesとVisor」(視野拡大と防御UP)
体枠の「BowtieとIron Plating」(移動速度と防御UP)
重複するもの以外の他アクセサリー類を考えても、ほぼほぼ戦闘用なため無理に作ってゴーレムに装備させる必要は薄い。長距離運搬をするゴーレムに移動速度をバフしてあげるぐらいか。
・ゴーレムのアップグレード
ゴーレム作成時の素材によって初期装備可能なアップグレード数は決まっている。そして研究によって各種アップグレードを解放すると改良版ゴーレムが作れるようになり、アップグレード装着可能数も1増える。
各アップグレードの内容は各々がWikiなどを確認してもらうとして、Orderだけは通常の仕事や運搬系のゴーレムにも影響があるため軽く解説する。
Orderを装着すると、各ゴーレムUIのスロット上部にフィルターが追加される。3つある四角のうち、左右をクリックすると色が変わっていく。Orderを装着すると、ベルでの設定時に追加で右クリックするたびに色を変化させられる。(色の変化が凄く分かりづらいが、画面右下に現在の色が文字で出るためそれを確認すると良い)
ベルで設定した色とUI設定先の色が一致した場所に対して、指定したアイテムを運んでくれる。1ゴーレムで複数のアイテムを複数の場所に移動ができるようになるため、使えると効果的。
・余談
ここまでゴーレムについて解説をしたが、はっきり言ってTC4の相を扱う以外はあまり役目がない。
一応維持リソースが必要ないため、工業MODの機械類のようにRF管理や副産物の処理などを考える必要がないことは利点。ただし処理速度を最後まで極めても工業より遅いので、工業に混ぜて使うには厳しい。
ゴーレム関連はRS回路のように考え甲斐がある要素のため、効率を求めないのならば面白い。そしてRS回路をゴーレム管理に組み込めるので更に沼る。