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[Minecraft]Witcheryの祭壇の理想形について[1.7.10]


・まとめ

 魔法円の儀式や魔力消費設備によって大量に要求されるAltar(祭壇)の魔力を効率よく確保、使用することは大前提。
 儀式を行った際に起こるいくつかの効果を考慮して、祭壇とその周囲を設計しなければ理想的な祭壇にはならない。要件としては

①破壊されないこと
②MOBを幽閉できること
③ボス(「死神/Death」や「レオナールの影/Shade of Leonard」等)と戦えること

以上を踏まえた設計なら極論どのような形でもよい。使用するブロックも、配置も、すべて自由にできる。
 一応この記事で作成した理想形となる祭壇の画像は用意したので、お手本としてやコピーして使いたい方は参考にしてほしい。各構造の理由などは該当項目へお願いします。


理想形となる祭壇の外観(クリックで大きくなります)


魔法円中央の部屋内部と下部


ネザーゲートを壁とする部屋の内装



・配布場所


・前提MODはForge
ttps://files.minecraftforge.net/net/minecraftforge/forge/

・Witchery (解説では「witchery-1.7.10-0.24.1.jar」を使用)
ttps://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/witchery


今回話にでるのは全てマイクラの1.7.10です。他の世代では仕様がかなり異なります
直リン回避。リンク切れ対応しません。
導入の仕方などは割愛。



・祭壇(Altar)の基本情報

 解説を始める前に祭壇についての情報をまとめる。覚えるまでは必要ないが、設計の際に留意する必要はあるので軽く目を通す程度でよい。

・祭壇の魔力獲得範囲

祭壇が魔力を獲得できる範囲
赤ラインは祭壇と同じ高さの位置を示している
(クリックで大きくなります)

 祭壇の最大魔力量を高めるためには、その影響範囲内に指定された自然物を配置する必要がある。上記の図はその範囲をブロックで可視化したものである。
 祭壇はAltarブロックを平面に2*3で配置した場合にのみ作成できるが、最後に配置した1ブロックが魔力獲得範囲の基準点になる。
その基準点から
「Y(高さ)±14」*「X(横)±14」*「Z(縦)±14」
この立方体が魔力を獲得できる範囲となる。

 魔力獲得範囲を増やすようなアイテムはない。

 範囲内に指定されている魔力獲得ブロックを置けば、祭壇が認識してくれる。もし認識してくれない場合、1度祭壇を削って再設置すれば認識してくれるようになる。




・祭壇の魔力供給範囲

祭壇が魔力を供給できる範囲
赤円は祭壇を中心とした球の外円の位置を示している

 祭壇からの魔力供給を受けるには、その影響範囲内に各設備を置く必要がある。上記の図はその範囲をブロックで可視化したものである。
 影響範囲は、祭壇の基準点から半径16の球となる。この状態では、先述の魔力獲得範囲の内側にしか魔力供給範囲がないため、利用するにはちょっと不便である。

 Arthana(アルサナ)を祭壇に設置した場合、影響範囲が2倍になり半径32の球となる。この状態ならば魔力獲得範囲の外側でも供給が受けれるため利便性が格段に上がる。

 ほぼ全てのWitchery設備は魔力を使用するため、範囲の拡大は必須。




・祭壇への魔力供給ブロック

魔力供給ブロックの一例

 基本的には日本語Wikiにも書いてある内容なので詳細は割愛。ただし祭壇建築の際に留意しておかなければならない情報は書き記していく。

①可燃性ブロック
各原木ブロック、各葉ブロック、Grass(雑草)、Vines(蔦)、
Spanish Moss、赤色と黄色の花(ポピーとタンポポ)

②エンダーマンが所持可能なブロック
各土系ブロック、砂(魔力に直接は関係しないが、サトウキビとサボテン配置に必須)、各キノコ、赤色と黄色の花、カボチャとスイカ、サボテン

③状態が変化するブロック
土:草ブロックや菌糸ブロックの伝播
耕地:MOBのジャンプなど
菌糸:明るさの低下による消滅
キノコ:明るさ変化による破壊や菌糸の消滅など
苗木:頭上を塞がないと成長し、突き破る可能性

④その他注意点
Demon Heart(悪魔の心臓):配置すると心臓の鼓動が常に流れる。非常にうるさい。
Dragon Egg(エンドラの卵):不用意に触るとワープする




・基本となる一般的な祭壇

一般的な祭壇のサンプル(外縁は魔力影響範囲)

 理想形への話を始めるにあたって、まずは一般的な祭壇を示す。一般的な祭壇の問題点を改良していくことで理想形の祭壇を作成するという進行です。
 上記の画像では祭壇を中心に、Circle Magic(魔法円の儀式)で使用するチョーク配置部分を原木に変えてわかりやすくしている。そしてその周囲を祭壇への魔力供給用ブロックで埋め尽くしている。
 画像では分かりやすくするため少し魔力供給用ブロックを減らしている。実際は魔力量が若干足りていないので、プレイ時は更に地下や上空にブロックを配置することになるだろう。
 この祭壇でも十分魔力を集められるし、利用する際の事も考えられているので多少の不便さに目を瞑れば問題はないだろう。

 ただし本記事は理想形を求めて設計していくため、この初期段階の雛形祭壇を改良していくことになる。




・要件①「破壊されないこと」について


 主に祭壇を破壊する原因については3種類。ブロックの変化、MOB、儀式である。
それぞれの原因を解決していきながら雛形祭壇を改良していきたい。

・ブロックの変化

 簡単な例を挙げれば「土ブロックが草ブロックに変化」や「苗木が成長してしまう」、「耕地を踏み荒らされる」などが該当する。また、大きな問題となりにくいが「蔦とSpanish Mossが時間経過で壁沿いに増える」「Glint WeedとEmber Mossが時間経過で隣接ブロックに増える」などもある。

 特に問題になるのが土ブロック周り。勝手に草ブロックや菌糸ブロックを増やされても制限に引っかかり、無駄にしかならない。
解決策としては「草ブロック←→菌糸ブロック」とは変化しないため、それらは隣接させてしまうこと。土ブロックは上面が明るさレベルを持たなければ変化しないので地下に埋めてしまえば良い。

菌糸、草、土ブロックの配置案

・先述した他の問題点について
 苗木は直上にブロックがあれば成長しないため、他のブロックを置くだけでよい。
 耕地は周囲をフラットにし、水源はハーフブロックなどで蓋をすればよい。
 蔦やGlint Weedなどの時間経過で増える系は周囲に増えるスペースをなくせばよい。




・MOB

脅威となるMOB達

 主に問題になるMOBは3種類。クリーパー、エンダーマン、そして儀式で召喚するDemon(デーモン)である。

 クリーパーについては、爆破をどうにかする術がWitcheryには無い。そのため対処法は、古典的な松明による沸き潰しや、周辺を壁で囲う、ネコで近寄らせない等。

 エンダーマンは少し厄介。ワープして魔力供給ブロックを拾ってしまうためいつの間にか被害が出てしまう。また、逆にブロックを置かれてしまうこともある。
 対処としては、こちらも有効な対策がWitcheryにないため、古典的な方法を取らざるを得ない。
足元と同一の高さのブロックは拾えないので、持ち去られる可能性の有るブロックは全て地下に埋めることでフラットにする。
高さ2ブロックの空間に入れないため、地下空間を作成してそこに耕地や土ブロック系をすべて配置してしまうことでも対処できる。
 ブロックを置かれることについては、酷い被害にはならないため無視するか、周囲の沸き潰しを頑張るしかない。


 最後にDemon(デーモン)だが、こいつはWitcheryの追加MOB。魔法円の儀式で呼び出して、倒すなり取引するなりが活用方法。
 しかし基本的に敵対しているため、ガストの火球をかなりの頻度で打ち出してくる。当然ブロック破壊効果や炎上効果もあるため非常に厄介。
 儀式を執り行う際にWaystone(道の石)を用いても別座標には飛ばせない。よって祭壇周辺で対峙する必要がある。
 また召喚の儀式全般に言えることだが、召喚の際に魔法円の中心から直径7で高さ4の円柱範囲に2ブロック以上の不要ブロックがあると儀式が失敗する。

焼石の内側(画像左)で、木材のある高さ(画像右)に
2ブロック以上あると召喚儀式は失敗する。
画像右は木材が3ブロックあるので失敗する。

 対処としては、
1:火球が着弾する可能性がある範囲は全て石系ブロックにする。
2:爆発によって火が発生するため、引火範囲に可燃性ブロックを置かないこと。
以上の2点を改良する必要がある。


 以上3種類のMOBを考慮して祭壇の改良をしたのがこちら。

祭壇と周辺の俯瞰図

 祭壇とその周辺は、デーモンの火球を耐えられる非燃焼ブロックの石レンガブロックに変更。また、不要なものを移設させることによって、エンダーマンのブロック持ち去りが起こらないように平面化。

祭壇の側面図

 魔法円がある表面から延焼の可能性がある3ブロック分を非燃焼ブロックで満たした。(画像左)
また、魔力供給ブロックを置く空間はエンダーマンが入れない高さ2ブロックにして、中にはMOBが湧けないように松明で明るさを確保してある。(画像右)

ここまですれば、MOBによる祭壇への攻撃はおおよそ防げるだろう。



・儀式

 魔法円で行う儀式の中には、祭壇を含めて周辺の地形を変化させるものが多数ある。それらを行うと周辺のブロックを書き換えたり消滅させたりするので、祭壇の状態が著しく変化してしまう。
 基本的にその手の儀式は、道の石の座標指定に対応しているため、どうしてもやりたい場合は必ず座標を指定すること。しかしミスなどのリスクを考えると、儀式を実行しないのが祭壇にとっては最善ではある。

 また、魔法円の儀式によって少ない資源でウィザーの召喚が可能。だが、当然黒曜石すら破壊してくるため基本的には非推奨。




・要件①を踏まえた祭壇

 ここまで確認してきたことを踏まえて一度祭壇の改修を行う。
三方向からの画像で確認しながら、簡単な説明をして次の要件に移る。

上面と2側面からの図
  • 魔法円儀式を行う面は非燃焼ブロックかつデーモンの火球を耐えられるブロックを使用

  • 引火させないため、上面から3ブロックの空間を非燃焼系ブロックで満たす

  • 土ブロックは上面を明るさレベルを持たないようにして変化を抑制

  • 高さを2マスの空間にして明るさを確保することでMobによる破壊を抑制

  • 草ブロックと菌糸ブロックはお互い干渉しないため隣接

  • 水源でのジャンプによる耕地破壊を防ぐため蓋




・要件②「MOBを幽閉できること」について

 今回この記事を書くに至った最大の理由。
Witcheryを進めていくと、様々なレシピで飛行Mobや敵対Mob、不可視Mobなどを扱うことになる。その際に適当に歩かれたり飛ばれたりすると大変面倒なため、それらを幽閉して利用するのが効率的。
 一応魔法円の儀式で内側に閉じ込めることはできるのだが、その閉じ込めを維持したまま別の儀式を行うことができないのでやるだけ無駄。

 基本的には儀式に使用するための幽閉Mobを利用するための幽閉を考える必要がある。順番に解説して祭壇を改良していく。



・儀式に使用するための幽閉

 まずは儀式に使用するMOBの種類から。
バニラ:村人、村人ゾンビ、ネコ
Witchery:Spirit(霊魂)、Owl(フクロウ)、Toad(カエル)、Spectre(亡霊)、Banshee(バンシー)、Poltergeist(ポルターガイスト)、Demon(デーモン)

蛙とフクロウ

この内、ネコ、フクロウ、カエルはペット化して使うので逃げたり徘徊しないため問題は起こらない。
村人は非敵対Mobなので扱いは楽な部類。適当にマインカートに乗せるなどでも対処可能。


 ここからが本題。
村人ゾンビはRite of Fertility(繁殖の儀式)で治療をして村人化ができるのだが、それまでは当然日光で焼けてしまう。よって幽閉する場所か魔法円の上空に天井が必要。また、魔法円まで村人ゾンビを誘導する必要もあるので、魔法円自体は地面と地続きであるのが好ましい。

霊魂(スピリット)

 次に霊魂。このMobはSpirit World(精神の世界)で該当MOBを討伐するとアイテム化し持ち運べるのだが、儀式に使用する際はアイテムを使用してMobにし直す必要がある。
Mobの特性として飛行能力がある。よって部屋を密閉しておかないとすぐにどこかへ行ってしまう。集めるのも大変で数も必要なので無駄にはしたくない

デーモンは、Mirror(鏡)を作成する際に生贄として要求される。火炎弾を発射してくるため、幽閉設備の耐爆性とアイテム消失防止を要求される

亡霊(左)とバンシー(右)。どちらも半透明
ポルターガイストは完全に透明

 残りの亡霊、バンシー、ポルターガイストはどれもBrazier(篝/かがり)で召喚するMob。祭壇の魔力を使用するが、ある程度召喚場所を選べるので用意はしやすい。

 亡霊は近接攻撃しかしてこない上、歩行しかしないので対処は楽。

 バンシーは声を聴くとダメージを負うためかなり扱いずらい。こちらを発見しなければ攻撃してこないため密室に幽閉するのが良い。それでも作業中はEarmuff(耳当て)装備推奨。

 ポルターガイストは完全に不可視なため、徘徊されると非常に面倒。敵対しないのでプレイヤーが殴られることは無いのだが、インベントリを持つブロックからアイテムを抜き出される。(チェストを始め、かまどや機械類からも抜かれる)
飛んだりはしないため、密室に幽閉するのが良い。


 総論として、儀式に使用するMobはとりあえず密室に幽閉して徘徊できない状況にすればよい。



・Mobを利用するための幽閉

 主に利用することになるのはデーモン。敵対Mobだが村人のように取引が可能。そのため攻撃されない状況と取引ができる状況を両立させて幽閉する。

 デーモンと取引する際には2つ注意事項がある。
 1つは取引完了後に確率で爆発をすること。
この爆発はTNTやクリーパーと同じで石系ブロックも破壊してくるため幽閉箇所の建材がかなり限られてくる。

 2つ目は取引内容の更新が行われないこと。
そのため使用済みデーモンの処理と、再召喚から幽閉までを楽にする必要がある。幽閉場所への距離が近いとなお良い。



・要件②を踏まえた祭壇

 ここまで確認したことを踏まえて祭壇に改良を施す。また祭壇の改修とは別に、ゾンビ村人を利用するなどの場合は周辺に天井を用意する必要がある。(今回はゾンビ用天井については省略)

魔法円上の構造物(クリックで大きくなります)

 まずは魔法円の平面上に設置する構造物。前項よりエンダーマンには持ち去られず、デーモンの火炎弾には耐えれるブロックで部屋を構築。大きさは召喚儀式の際にブロックを置いてはいけない範囲を覆うように設置。(11*11の魔法円の内側が目安)
 壁は召喚したMobが徘徊しないために、天井は霊魂を逃がさないために設置。
 扉については鉄の扉でもよいのだが、内側から開けるにはRS信号が必要になる。ボタンなどは破壊されるので手動開閉ができる木製扉にした。

部屋の内側
赤いブロックは祭壇

 続いて部屋の中。魔法円の中心となる黄色印にMobが召喚されるため、その周囲をトラップドアで落下させるように設計。この部屋の下で落下させたMobを幽閉する。
トラップドアは破壊されるブロックだが「床面←→穴」となれるブロックがこれしかないので採用。
床材が黒曜石なのは、下の部屋でデーモンとの取引をするため壊されないように。
 とりあえず生贄のMobはこの部屋に投げ入れるか、下の部屋に落とす。鏡を作成する際のデーモンだけは魔法円の上にいなければならないので、下には落とさないように。(デーモン召喚の儀式素材とミラー作成儀式素材を同時に捧げた状態で儀式開始するとスムーズ)

下の部屋の外観と内部

 黒曜石で覆われた幽閉部屋の外観と内部構造。
エンチャント台を利用しているのは耐爆性があり、1ブロック以下の大きさをしているため。わずかな隙間からデーモンと取引ができる(本部分には判定がない)
足元のトラップドアはプレイヤーの高さ調節用。
 幽閉部屋の内部は隅から水を流している。1か所に集めることで取引をし易くすると共に、用済みデーモンを剣などで倒しやすくしている。

 魔法円よりも下に位置するこの状態でも、Mobを生贄にする儀式は問題なく行える。また、水を取り除けば篝で召喚もできるので便利に使える。
尚、この中にプレイヤーが落下した際は脱出が困難になるので要注意。はしごなどで上がれるようにするか、底面に穴をあけてフェンスゲートで蓋をすると良い。




・要件③「ボスと戦えること」について

 Witcheryのボスは数種類おり、各システム毎のエンドコンテンツとなっている。祭壇を用いて召喚することになるのは主に2種類。各ボスごとに対処を考えていく。



・Death(死神)について


Death(死神)

 魔法円で呪物を作成する「結合の儀式」を行い、亡霊とバンシーとポルターガイストを各5体生贄にすれば召喚できる。(ベースアイテムは何でもよい)
稀に生贄の数のカウントが上手くいかないせいで儀式が失敗することもある。その場合は数を増やしてゴリ押す。

 行動パターンはワープしながら近接攻撃のみ。体力が1000あるため非常にタフだが搦め手はしてこない。ただし、オート回復を備えており1秒で1HPを回復するので悠長なことはできない。
エンダーマンと同じように弓はワープで避けられてしまうので、一撃が強い武器で近づいてきたのを殴るか、範囲攻撃、エンダーマンにも当てられる遠距離武器で殴るのが良い。

 ブロック破壊能力や遠距離攻撃がないため、祭壇に特別何かをする必要はない。強いてあげるならワープ後の補足を速めるために、周辺を見通しよくすることぐらいか。



・Shade of Leonard(レオナールの影)について


Shade of Leonard(レオナールの影)

 Witches' Cauldron(魔女の大釜)でポーションを作る際に、Witch Hat(魔女の帽子)を素材にすることで召喚できる。
醸造が完了すると大釜の上にスポーンする。
 祭壇から魔力を供給する方式のため、若干召喚場所を選べる。
また、ポーションの容量を増やさないと帽子が溶け込まないので注意。(ポーションに関する詳細は日本語Wikiにもあるためそちら参照)

 相手の攻撃手段は近接殴りと、デバフ効果を持った遠距離攻撃、霊魂召喚の3種。デバフ効果は移動速度低下と時間制限後に即死効果の2種類。そして1s/hpのオート回復持ち。最大HPは600。
デバフは牛乳で回復するのも良いが、スグに掛け直される上その間はHPを回復されるので、死んでもいいから殴り続けるのがマシ。
 そしてこのボス最大の問題点が、残HP1/2(数字でいうと300)を切ると4~5匹の霊魂をボスを中心とした7*7の範囲に召喚をして完全無敵化すること。
 召喚された霊魂は敵対しているためプレイヤーに突っ込んでくる。倒すと無敵化が解除されて再びダメージを入れれるようになるのだが、霊魂は特定種類のダメージしか受けない。
 霊魂は緑、赤、青の3種類おり、それぞれ受け付けるダメージが違う。緑は近接ダメージのみ。赤は炎上と爆発ダメージのみ。青はスプラッシュポーションダメージ(ダメージ効果がある物)のみである。文面から分かる通り非常に面倒。
 召喚された際に部屋などに閉じ込めてしまえればよいのだが、天井がある場所では天井の上側に召喚されるのでそれも厳しい。霊魂は浮遊能力があるもののプレイヤーに近づいてくるためいっそのこと平地で迎え撃つ方が良いことも。

 そして、残HPが1/3を切ると巨大化してくる。こうなると物理系ダメージは入らなくなるので、Witcheryで作れるDemonbane(悪魔殺し)の効果を持つポーションでダメージを与えるしかなくなる。投擲ミスや霊魂の処理に手間取ることを考えて、かなりの数を用意したほうが賢明。(悪魔殺しⅢで1発8ダメージ程。尚、ガスは稀に不発になるのでスプレッシュの方が効果的)

 ボス本体のレオナールの影にはワープやブロック破壊の能力はないため、ボスだけなら幽閉可能。霊魂の処理を邪魔されないようにしたい。
 また、霊魂の処理にも一応裏道的な手段はある。ボスと同じ世界に霊魂がいると無敵化するので、ネザーゲートやエンドポータルで別世界に送ってしまう方法。そうすれば無敵化が剥がれてダメージを与えられるようになる。(霊魂は転移先に溜まるので後程倒すか、時間経過で消滅する)

 完全に余談だが、600HPを1~2回の攻撃で削り切れるなら適当に召喚してもギミックを無視して倒せる。



・要件③を踏まえた祭壇


 死神はワープして視界から消えるため周囲を片付ける必要はあるが、魔法円や祭壇自体にはこれといった改修は必要ない。もし地表から近い地下部分に多数の空洞があるなら少し埋めるかな程度。


対「レオナールの影」設備

 こちらは対「レオナールの影」用の設備。魔女の大釜が祭壇からの魔力供給範囲にあれば設備自体はどこに置いても良い。(アルサナで範囲を伸ばせるので、遠くに置いたほうが対死神で邪魔にならない)
 外観としての特徴は、中央でレオナールの影を拘束した場合に、召喚された霊魂が部屋の内側にスポーンするようになっている(余裕を持った9*9の部屋)
 巨大なネザーゲートは霊魂を別世界に飛ばすため。召喚されたら外側に逃げるだけで追いかけてきた霊魂が飛ばされる。平時は起動音がうるさいため閉じておく方が良い。死神などが意図せずネザー送りになることもある
部屋の壁は高い必要はないが、最低限ネザーゲートを組み込める高さは必要。

部屋の内装

 部屋の中央に魔女の大釜を置いて使用可能にする。レオナールの影は大釜の真上に召喚されるため、そこから逃げ出せないように囲うことで拘束ができる。巨大化した際にすり抜けることがあるが、大釜と同じ高さに足場となるブロックがあれば確率をグンと減らせる。
 画像では説明のため火が見えるようしたが、大釜とそれに付随するブロックの位置を下げても問題ない。

 巨大化した際はポーションで攻撃することになるが、敵の足元に当たり判定があるので、そこめがけて投げること。 

 霊魂を飛ばしたネザー側については、スグ移動すると袋叩きに遭うため別ゲートを作って移動できるようにしておく方が良い。プレイヤーが倒せば「服従した霊魂」になるため緑だけは殴ってもいいかもしれない。その他は自然消滅を待つ方が楽。




・終わりに

 ここまで検討してきた祭壇の改修案を全て織り込んだものを確認して、今回の記事は終わりとしたい。

横からみた図と上からみた図(クリックで大きくなります)
  • 魔法円の上面は、非燃焼&爆破耐性ブロック

  • 上面で火が起こっても燃えない位置に魔力供給ブロック

  • エンダーマン対策に2ブロックの高さ

  • 魔法円中央には祭壇と中心点を覆う密室

  • ネザーゲートの部屋はレオナールの影用設備

部屋の内部と外観(クリックで大きくなります)
  • MOBを落として幽閉するためのトラップドア

  • 爆発で破壊されないように黒曜石の部屋

  • 霊魂を逃がさないため部屋は密室にすることが可能

  • 外壁のわずかな隙間から内部に干渉することで被害は最低限


対「レオナールの影」専用の部屋内装
  • レオナールの影を拘束するために魔女の大釜の上を囲うブロック

  • 召喚された霊魂を世界から追い出すためのネザーゲート

  • 天井を設けると霊魂がその上に召喚されるため吹き抜け


 以上で記事は終わりです。お疲れさまでした。

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JellyS
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