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2024年最初の購入本
昨日、友人と行った本屋で、2冊の本を買った。
・クローゼット/千早茜/株式会社 新潮社
・わたしたちが光の速さで進めないなら
/キム・チョヨプ(カン・バンファ ユン・ジヨン 訳)/早川書房
この2冊が2024年最初の購入本となり、同時に2024年最初の買い物にもなった。
『クローゼット』は年が明ける前から「新年の一番始めにこの本を買おう」と決めていた本である。
2023年最も出会えてよかった人を挙げろと言われたら、私は迷わず千早茜さんを挙げるだろう。
そのくらい運命的な出会いだったと思うし、大好きになった作家さんだ。
だから2024年も千早茜さんの作品を読み続けたい。
そして、服に関して考えることが多かったこの数カ月を自分の中に上手く落とし込むための一冊になってほしい。
そんな思いで購入を決めた本である。
『わたしたちが光の速さで進めないなら』は、千早茜さんの本を初めて買った書店で見つけた本だ。
「いつか買おう」と思っていたが、こんなにも早くその日が来るとは思っていなかった。
でも、買うならばこのタイミングであったのは自分の中で納得できている。
年末に韓国発のエッセイを初めて買いその日に読み切った直後の選書であることも、最近別れがきてしまった大切な人が進めてくれた出版社の本を意図せず選んでいたことも、何より書きたい話の大切な情報になりそうなことも、このタイミングでないと感じられなかったと思う。
早く、この2冊の本を読み終えた自分になりたい。
いつになるのかは分からないけれど、確実に満たされた気持ちでそこにいる私が想像できる。
この物語たちは私にどんな世界を見せてくれるのだろう。
心が躍って仕方がない。
では、また。