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✍️空と海と大地を楽しむのんびり家族旅 【奄美大島編 Day2】

こんにちは。
ソフトウェア企業の製品戦略部でエバンジェリストをしているミヨシです。

夏休みに大自然の中でゆっくり空、海、山の景色や自然、生き物観察を楽しみ、のびのびと過ごす家族旅行をしました。大人3人、7歳と4歳の子ども2人の5人で様々な場所を一緒に回りながら北に南にクルマを走らせました。

✍️ 風光明媚な白浜海岸と瀬戸内町をのんびり回った1日目の記事はこちら
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📌 早起きは三文の徳。早朝、名もない浜を散歩

5:50頃、目覚める。
2日目は夜明け前に起きようと思っていたのだが爆睡して日の出の瞬間に間に合わず。やはり初日の移動と日常的に運転していないクルマの運転で疲れが溜まっていたみたい。

着替えてすぐに庭に出る。
ちょうど朝日が昇ってきている。目の前いっぱいに広がる太平洋から昇ってくる太陽。波の音と鳥のさえずりくらいしか聞こえない静かな時間。早起きは三文の徳とは、ここでは間違いない。

目の前の海から昇る神々しい太陽の光を浴びる早朝

自然を全身で浴びる環境に来たことを実感する瞬間。

ひととおり朝日の景色を楽しんだら早速、散歩に出かける。みんながまだ寝静まっていて外は気温も上がりきってない日の出直後の早朝がチャンス!

やっと明るい時間に外から見た貸別荘。道沿いにぽつんと1軒

まずは貸別荘の前の道を南に向かって歩いてみる。数分歩いて隣のゲストハウスの入口が見えてくると手前に浜に下りていくことができる小道を発見。

海に続く道。小道を下りれば浜はもうすぐ

さっそく小道を下っていく。途中、浜に下りるために少し急な岩場を通過。つかめるロープは張ってあるが、ちゃんと整備された場所ではないので子どもたちだけで遊んだりするのは危険な雰囲気。

地図上では名もない浜に下りて散歩。白い砂浜にものすごい速さで移動するスナガニを発見。アダンの実の近くには近づくとさっと隠れるヤドカリがたくさん。

日の出から2時間位までが爽やかでちょうどいい時間帯!

1時間半くらい写真を撮りながら散歩して貸別荘に戻る。


📌 探検隊の気分でカヌーをこいでマングローブ巡り!

9:50頃、出発。
昨夜コンビニで買ったおにぎりなどで簡単な朝食をとってから2日目のメインアクティビティ、カヌーでのマングローブ巡りに向かう。

予約は、11:30の回。
龍郷町を出発し11:00の受付時間に間に合うように黒潮の森マングローブパークを目指す。

📌 移動
👉 龍郷町 〜 住用町
🚘 移動手段
👉 レンタカー
⏰ 時間
👉 約 1 時間

国道58号線をひた走る。昨日すでにドライブしている道なので気楽に運転。

黒潮の森マングローブパーク 道の駅に10:50頃に到着。駐車場奥のマングローブ館でカヌー体験の受け付けとお支払い。PayPayでお支払い可能。

集合時間にカヌー発着所に集まりカヌーの操縦方法の説明を受けて出発。子どもと一緒に乗れる2人乗りのカヌーもあるので一人でカヌーをこげない小さい子どもとの家族旅行でも安心。

緑に囲まれた役勝川をカヌーで探検

役勝川を進みながらガイドさんの誘導でマングローブ林の中へ。ちょうど潮がだんだん引いてくるタイミングだったそうで11:30の回ではマングローブの中で順番に記念撮影もしてもらえました。

オヒルギとメヒルギが生い茂るマングローブ林の中

カヌー体験は約60分。ライフジャケットを着用してカヌーを漕ぐので汗だくに。着替えのしやすい服装で体験するのが良さそう。

水上からマングローブとまわりの山々の景色を楽しめて、ボートから手を延ばせば川の水がひんやりとても気持ち良い最高のアクティビティ。

カヌー体験を終えたらマングローブ館でアイスを食べて涼みながらしばし休憩。

奄美は天気の変化も激しく1日の中でも何度か雨が降ります。この日もマングローブ館での休憩中は突然の雨。カヌー体験が終わったあとで本当にラッキー。


📌 お昼は奄美の中心街、名瀬で海鮮ざんまい!

13:30頃、雨が止んだのを見計らって出発。
奄美の中心街・名瀬に向かう。今朝来た道を引き返しながら、しばしのドライブ。

📌 移動
👉 住用町 〜 名瀬
🚘 移動手段
👉 レンタカー
⏰ 時間
👉 約 30 分

14:00過ぎ、名瀬に到着。
平日でお昼どきを過ぎてしまったのでまだランチ営業しているお店があるか不安に。開いているお店を探したところ「奄美水産 海鮮ごっぱち」に入れそうだったので向かう。お店付近の駐車場を案内してもらい駐車。

海鮮訴求がすごい

🍴昼食
👉 奄美水産 海鮮ごっぱち
💳 支払い方法
👉 現金

ランチメニューの生本マグロ丼をマグロ10切れの大盛で注文。これで1,000円は驚き。厚切りでかなり食べごたえがありカヌーで体を動かしてお腹が減っていたので大満足。刺身盛り合わせにはバラエティ豊かな地魚!赤松、青松、黒松、ウンギャルマツ、エラブチ、夜光貝など、はじめて聞く奄美の地方名の鮮魚をたくさんいただく。

  • 生本マグロ丼(大盛で10切に!)

  • ごっぱち海鮮丼

  • サーモン丼

  • 刺身盛り合わせ(2人前)

めっちゃ分厚い生本マグロ丼!ボリュームたっぷり

夕食も名瀬周辺で予約しているので午後は名瀬周辺を散策して過ごすことに。

しばらく二手に分かれて行動。奄美市立奄美博物館に行く家族をクルマで送ってからひとりの時間。普段なかなか出来ない堤防釣りにチャレンジ!

奄美博物館に併設されている印象的な奄美文化センターの外観


📌 堤防釣りで強運を発揮!90分で6匹釣りあげる!

付近のビッグフィッシング・釣具長浜本店で釣り竿のレンタルができることを確認していたので向かう。

2,200円で堤防釣りの道具を一式レンタル!PayPayで支払い。

竿、リール、仕掛け(予備あり)、重り(予備あり)、エサ(今回はエビ)、バケツ、水くみ用のバケツ、安全に魚を掴めるフィッシュホルダーなど必要なものが全て揃う。19時くらいまでに返却すれば良いとのこと。

16:00、釣り開始!
さっそくお店の方に教えてもらった堤防付近で釣り始める。

まだまだ陽が高く日よけのない堤防はかなり暑いので日中に釣りをする人はいないのか、堤防には先客がひとりいるのみ。本当にここで釣れるのか少し不安になるが「釣りをすること」自体が目的のため問題ない。

おだやかな湾内の景色を眺めながらのんびりとひとりの贅沢な時間を過ごす。堤防から身を乗り出して恐る恐る海面を見下ろしてみる。すごい透明度!

ゆっくりとした時間が流れるが午後の日差しに照らされてめちゃくちゃ暑かった

透明度がとても高いので釣り糸を垂らすとエサに魚が寄ってきているのが見える!

が、もちろんそんなにかんたんには釣れない… 何度か餌の付け方を変えて試行錯誤してみるとついに最初のヒット!小型の真っ黒いスズメダイの仲間が釣れた!

その後、場所を堤防の左右に少しづつ変えながら何度かトライ。

この日、一番の当たりはブダイ!

まさに南国の魚といった鮮やかな色合い!

他の魚と全然違って、食った後リールから一気に糸が出ていき強いアタリを感じた。23cmくらいのサイズ。お昼の地魚刺身盛り合わせでも食べたエラブチの仲間ということで一番嬉しい釣果となった!

家族から電話がかかってきて釣りは終了。

釣果は初心者が強運を発揮した結果に。約90分で6匹を釣り上げる。アマミスズメダイ、ロクセンスズメダイ、オビブダイ、オジサン、ツマジロモンガラ、ナガニザをゲット。同じポイントで釣っていながら6匹とも違う種類というバリエーション豊富なところも奄美での釣り体験の楽しさを倍増させた。

釣果。初心者、強運を発揮し6匹釣る

釣具店に戻って釣り竿を返却。魚について店員さんに聞いてみたところ「6匹とも食べれる魚」とのことだったので後日、貸別荘で調理することに。

持ち帰り用の袋に氷を詰めてもらう。氷は50円。

博物館見学とお土産の買い出しを終えてジョイフル 奄美長浜店で休んでいる家族と合流。空港では選択肢がなかったために入ったファミレスだったが、ちょっとしたカフェがかんたんに見つからない場所ではファミレスの存在がありがたい。しばらく休憩し夕食の予約時間に近くなったところで出発。


📌 女将の手料理と島唄を楽しむ名瀬の夜 🪕

19:00に郷土料理かずみを予約。
お店に駐車場はないとのことで付近のコインパーキングを案内される。スエヒロパーキングから郷土料理かずみまでは徒歩3分くらい。

このお店は奄美旅行のハイライトのひとつ。奄美の家庭料理と女将の島唄が楽しめるこじんまりした郷土料理かずみ。

郷土料理かずみの入り口

🍴夕食
👉 郷土料理かずみ
💳 支払い方法
👉 現金

カウンター数席と座敷の小上がりのテーブル席が3つほど。料理はおまかせコースのみで席に着くと次々と料理が運ばれてくる。

  • おまかせ奄美の郷土料理コース

もずく、ミミガー、おひたし、和え物、厚揚げ、ゴーヤチャンプルー、マグロ、イカ、タコの刺身、揚げたお魚とかき揚げ、おでん風の大根やたけのこ、昆布の煮物、豚肉の煮付け、おにぎりなど。どれも素材の味が楽しめるやさしい味付け。とても美味しい。たぶん日や季節によってメニューは変わるんでしょうね。

おまかせコースのみで女将によって奄美の手料理が次々に振る舞われる

子どもたちには大人のコースからそれぞれの料理をとりわける。おにぎりを頬張りながら、おかずをパクパク。

かなり満腹になるほどの量なのでお腹をすかせて向かうのが正解。あとジュースがメニューにありません。外で買ってきて持ち込んで大丈夫とのことだったので子ども用は持ち込ませていただきました。

19:30頃からは島唄の時間。
カウンターの男性がおもむろに三線を弾き始め歌い出す。歌い終えた後は島唄についての解説。そして厨房にいる女将、和美さんも三線にあわせて歌いはじめます。

後半はお客さんも演奏に参加。太鼓が回ってきて男性のレクチャーのもと、1曲ごとにお客さんが三線を支えるリズムを刻む。子どもたちも太鼓を叩かせてもらいました。

島唄の演奏の後は三線も順番に回ってきて、わたしもちょろっと弾かせていただく。バチで弦を弾くと意外と大きく音が響いて迫力がある!演奏してみると欲しくなっちゃいますね、三線。

あっという間に楽しい時間が過ぎ、20:30過ぎにお店を後に。食べきれなかった料理はパックに詰めて持ち帰らせていただき翌日の朝食になりました。

名瀬付近のコンビニで飲み物などの買い出しをして龍郷町に戻る。完全にお腹いっぱいになって名瀬の夜は大満足!

21:30頃、貸別荘に帰還。

そういえば貸別荘付近の道路、真っ暗な路上に何かが動いている。よく見るとカニ!夜になるとカニが出てきて道路を渡っているようなので踏まないように恐る恐るクルマを走らせました。

貸別荘について荷物を下ろしていると再び雨が降り始める。雨につられて出てきたのか家の周りでめちゃくちゃ大きなヤドカリを発見!子どもたちに翌朝見せるため一時的に捕獲してバケツに入れる。あとで調べてみるとムラサキオオヤドカリらしく、なんと天然記念物だそう。普通に家の前にいたけど…

後日、日中に撮影したムラサキオオヤドカリ

…ということで、2日目も充実した1日を終えて疲れ果ててベッドに倒れ込みました。

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

👉 奄美大島旅行、3日目に続きます。


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