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✍️空と海と大地を楽しむのんびり家族旅 【奄美大島編 Day3】

こんにちは。
ソフトウェア企業の製品戦略部でエバンジェリストをしているミヨシです。

夏休みに大自然の中でゆっくり空、海、山の景色や自然、生き物観察を楽しみ、のびのびと過ごす家族旅行をしました。大人3人、7歳と4歳の子ども2人の5人で様々な場所を一緒に回りながら北に南にクルマを走らせました。

✍️ マングローブ探検に、堤防釣り、そして奄美の郷土料理と島唄を楽しんだ2日目の記事はこちら
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📌 早起きチャレンジ2度目も失敗。気を取り直してビーチコーミング

5:50頃、目覚める。
3日目も夜明け前には起きられず… 日の出直後には間に合ったので着替えてすぐに外に出る。

貸別荘の庭からこの景色が見れる

2日目とは逆方向に散歩開始。少し歩いた先にある分岐点から浜に下りられる小道があったので下りていく。

途中、小道沿いに小川が流れでてきていて道にも水がはみ出ている。ぴちゃぴちゃ何かが跳ねるのでよく見てみると小さなおたまじゃくし!こんなところで生きているとはビックリ。たくましい。あとで子どもを連れてこよう。

本日の砂浜。波の音と足音だけが響く

浜に下りたら白砂の浜辺を岩場が立ちはだかって行けなくなるところまで散歩してみる。左右の行き止まり付近の岩場には潮溜まりができていた。さっそく生き物観察。

大きめの潮溜まりには実にさまざまな海の生き物がいる。魚やカニをはじめ、ヤドカリ、ヒトデ、貝、ウニ、イソギンチャク、ウミウシ、ナマコなどなど。

じっと観察しているだけでも飽きないほどの種類の豊富さ。

帰り道はビーチコーミングをしながら砂浜を歩いてタカラガイ拾い。タカラガイは貝殻の模様や光り方が印象的で集めたくなるデザイン。「貝」という漢字の由来となった説もうなずける。

浜で拾ったタカラガイ。貝殻の光り方とひとつとして同じものがない模様が神秘的

早朝のフィールドワークを終えたら貸別荘に戻って朝食。昨夜パッキングして持ち帰った郷土料理かずみの家庭料理と初日にもらったドラゴンフルーツを食べて元気いっぱい。強烈な赤紫色の果肉。服に色がつかないように気をつけてください。洗うの大変です。

このドラゴンフルーツは果肉も赤紫色!


📌 島内一の絶景ポイント「2つの海が見える丘」へ

9:30過ぎに出発。
3日目は龍郷町周辺スポットへ。

まずは奄美大島一の絶景ポイント「2つの海が見える丘」へ!貸別荘からも結構近い場所にありクルマで10分ほどのドライブ。

📌 移動
👉 龍郷町内
🚘 移動手段
👉 レンタカー
⏰ 時間
👉 約 10 分

「2つの海が見える丘」に向かう途中は、ちょっとした片側1車線の道路をクルマで登っていく。途中、海沿いで通りかかる上り坂の景色が絶景!見渡す限りの太平洋。

丘を登っていく途中にある絶景ポイント。空、海、山のコントラスト

まさに、空と海と大地を楽しむのんびり旅を体現したような場所!

しばらくして「2つの海が見える丘」に到着。
地図上で加世間峠と表示がある辺りで道を左折すると少しクルマが駐車できるスペースがあります。そこでクルマを降り坂道を少し登ると見れるビューポイントからの眺めがこちら!

絶景ポイント「2つの海が見える丘」。右が太平洋、左が東シナ海

「2つの海が見える丘」からは右に太平洋、左に東シナ海!天気にも恵まれれば写真には収まらない絶景がそこに!10:00頃に訪れましたが午前中の眺めが良さそうです。

道を左折せずに進み地図上で「2つの海が見える丘」と表示がある辺りはパラグライダーの出発場所があり別の角度からの景色が楽しめる。数台が駐車できる駐車スペースもあります。

「2つの海が見える丘」付近のパラグライダー出発ポイント


📌 「大島紬」は宇宙からの贈り物?

しばらく雄大な景色を楽しんで次の目的地「大島紬生産工場観光庭園」へ!地図上は目と鼻の先なのだが丘を直線上に下りるルートはなさそうなのでぐるっと遠回りをして向かう。

📌 移動
👉 龍郷町内
🚘 移動手段
👉 レンタカー
⏰ 時間
👉 約 20 分

11:00頃、到着。
入場料を支払いガイドツアーの受付を済ませ待合室で待機。PayPayで支払い可能。約 1 時間のツアー。

庭園の中をガイドさんの解説とともに歩きながら奄美大島の特産物である大島紬の生産の全工程を見学。気の遠くなるような手間と時間がかかる工程に驚愕。見学した後では販売されている品々の価格がめっちゃ安いと感じるほど。

そして龍郷町の泥が大島紬の泥染めに適している理由は一説によると「隕石に鉄分が多く含まれていたため土壌にも鉄分が多く含まれているから」なのだとか。宇宙からの贈り物というのも頷けるところがありますね。

泥染めの工程を見せてくれているところ


📌 3日目の再チャレンジ!お昼は「けいはん ひさ倉」

お昼に近くなってお腹もすいたところで今日こそ先程通りかかって開店しているのを確認した「けいはん ひさ倉」へ。

12:30頃、到着。
駐車場も広いだけあって観光客で賑わう。受付でウェイティングシートに名前を書いてしばらく待機。

今日こそはオープン中に来店!

🍴昼食
👉 けいはん ひさ倉
💳 支払い方法
👉 現金

メニューはシンプルにほぼ鶏飯一択!サイドメニューに豚足があったのでチャレンジ。豚足はコラーゲンたっぷり感満載のさすがのプリプリぶり。

  • 鶏飯(3人前)

  • 豚足塩焼き

  • 焼き鳥盛り合わせ

色とりどりの具材が食欲をそそる

鶏飯のご飯はおひつで出てくるのでみんなで取り分けながら。子どもたちもパクパク食べてご飯をおかわり!

具材の中のタンカンの皮を細かく刻んだものがアクセントになっていてスープをご飯にかけて食べるといい香りがあふれます。

2つのお店で鶏飯をいただきましたが、どこで食べても間違いない郷土料理ですね!


📌 干潮時に出現するハート型の潮溜まり「ハートロック」

鶏飯でお腹がいっぱいになったので少し歩ける場所、近隣の海岸「ハートロック」を目指す。

ハートロック付近の「それいゆふぁ~む」の駐車場にクルマを止め併設されたカフェへ。

📌 移動
👉 龍郷町内
🚘 移動手段
👉 レンタカー
⏰ 時間
👉 約 10 分

奄美大島のフルーツをたっぷり使ったドラゴンフルーツスムージーや、マンゴースムージー、ヤギミルクアイスでひと休み。PayPay利用可能。

マンゴー、ボタンボウフウ、はちみつが入ったマンゴースムージー

カフェで休んだ後は、向かいの道路を渡ってちょっとしたジャングル的な森のトンネルをくぐり抜けてビーチへ。

数分で通過できる距離だが雰囲気がある海辺のジャングル


14:30頃、到着。
浜に出てから右に歩いていくとハートロックのある岩場が見えてくる。干潮のタイミングだとばっちりハートロックが見えるみたい。

砂浜の間の岩礁にある「ハートロック」ちょっとわかりにくいけど真ん中あたり

この日は波が荒くハートロックの真横に近づくには少し岩場の状態も危険だったので離れたところから写真を撮るだけにする。ハートロックの横まで行った方はすべって転んでいたので時間帯によってはすべりやすい足場は要注意。ここでケガしちゃったら旅行が台無しになっちゃうので気をつけてくださいね。

ハートロックを後にしてスナガニを追いかけたりヤドカリを拾いながら浜辺を散歩しもと来た道を戻る。


📌 太平洋が一望できる奄美十景のひとつ「あやまる岬」

3日目の最後の目的地は奄美十景のひとつ、あやまる岬。やっと奄美空港より北へ行ってみます。

📌 移動
👉 龍郷町 〜 笠利町
🚘 移動手段
👉 レンタカー
⏰ 時間
👉 約 20 分

16:00頃、到着。
駐車場付近のちょっとした高台から眼下に遠浅の磯が広がる景色を楽しむ。天気が良いと眺めも非常によく遠くに喜界島も見えます!

写真だとわかりにくいが海の先に喜界島を望む

併設されたみしょらんCafeもおしゃれ。ちょっとしたおみやげコーナーもあります。

カジュマルをイメージしたというユニークな建物のみしょらんCafe

奄美到着時、飛行機から見えた期待感が高まる風景もこのあたりの海岸線。もう少し時間があればウミガメも間近で見れるかもしれないらしい海水プールがある「あやまる岬観光公園」にも下りていって歩きまわってみたかった。

あやまる岬の「あやまる」とは謝るのではなくこんもりと丸い地形が綾に織りなす「まり」に似ていることからついたそうですよ。


📌 3日目はビッグツーで買い出し!貸別荘で自炊の夜

あやまる岬を後にして龍郷町に戻ってきてビッグツーに買い出しへ。

📌 移動
👉 笠利町 〜 龍郷町
🚘 移動手段
👉 レンタカー
⏰ 時間
👉 約 30 分

奄美大島の大型総合スーパー「ビッグツー」

ビッグツーはホームセンターのような大型総合スーパーなのだが、お土産に、お酒に、普段の食材に、様々なものがひととおり揃う便利なお店。広々としたお店の中を回って見るだけでも楽しい。鶏飯の素に、黒糖ショコラにお土産も買い込む。

鮮魚コーナーには奄美近海の地魚がいろいろ。でも、ここは魚は買わずに我慢。昨日名瀬で釣った魚を調理しなくては。

鮮魚コーナーに並ぶ地魚。えらぶち、うんぎゃるまつ、赤まつ、連子鯛など

今夜は外食ではなく自炊の予定なので、奄美の黒糖焼酎も選んでみる。地元の酒蔵の珍しいお酒も並ぶ。

野菜、お肉、焼きそば、飲み物などを買い込んで貸別荘に戻る。

18:00頃、帰宅。
当初は借りていたバーベキューセットを使ってBBQにしようかと思っていたのだがキッチンを活用して料理する計画に変更。

少し時間があったので子どもたちと今朝散歩で下見した浜辺方面のおたまじゃくしがいたポイントにバケツを持って生き物観察探検に出発。

戻ってきてから夕食。焼肉や焼き鳥、焼き野菜に、おにぎりなど、自宅にいるような感覚で手分けして料理。

軽く食べてから今度は釣った魚の調理を開始。

ついにオビブダイの調理に取り掛かる!

魚を捌くのは慣れていないが見様見真似でウロコ取りから始める。オビブダイのウロコがバリバリとキッチンに飛び散る…飛び散る…

子どもたちは魚を持って走り回って遊ぶのでカオス…

アマミスズメダイはアラ汁に、ロクセンスズメダイとオジサンを煮魚に、ツマジロモンガラとナガニザを油を敷いたフライパンで焼いてみて、オビブダイは湯引きして刺身にして6匹全部を使い切った。自分が食べる分には見た目の仕上がりが良くなくても問題ない。

釣った魚は全部さばいて、余さず使う。調理方法は思いつきで適当にやってみた

このあとのクルマの運転がないので3日目の夜にしてやっとお酒が飲める!
ビッグツーで買った黒糖焼酎「龍宮 らんかん」をストレートで一口飲んでみる…が、44度の原酒はさすがに強い… ジンジャーエールで割ってみると驚くほどいい感じのバランスになって飲みやすくなった。あまりお酒は飲まないので詳しくないが豊かな香りがふんわり漂ってくる気がした。

奄美大島の黒糖焼酎「龍宮 らんかん」さすがに44度のストレートは強い

調理した魚をつまみながら2杯ほどでいい気分になったので、しばらく庭に出て星空を眺めて本日も終了。

3日目も盛りだくさんの1日。釣った魚も余すことなく調理できて大満足!

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

👉 奄美大島旅行、最終日の4日目に続きます。


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Koichiro Miyoshi
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