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4年半くらいで50冊くらい本を読んだので、簡単な書評とともに書き綴ってみます

2024年9月30日を以て、株式会社エウレカを退職しました。
株式会社エウレカに入社したのは2020年3月16日になりますので、まる4年6ヶ月半在籍したことになります。

入社時のエピソードトークですが、入社エントリーの投稿から程なくして日本は緊急事態宣言となり、そこから数年間はフルリモート業務となったのも今思うと懐かしい出来事です。

閑話休題

COVID-19 pandemicの真っ最中でやることは限られています。元々本の虫であった私はやることなくて読書が加速していくのでした。 今回は with COVID ~ after COVID ~ 2024年9月にかけて株式会社エウレカに所属していた時期に読んだ書籍の紹介と一言書評を添えます。 だいたい50冊くらいは紹介するとは思います。

※本noteを執筆している段階では全量を把握できていないので、冊数は前後するかもしれません

※今回掲載した書籍に関しては好評も批評も含まれています。予めご了承いただけると幸いです。

※書籍の詳細リンクはAmazonアソシエイトのリンクを利用しています。投げ銭だと思ってクリックしていただけると非常にありがたいですが、アフィリエイトリンクに賛同しない方はうっかりリンクしないようご注意ください。


殿堂入り10冊

正直、これらの10冊の書評だけでいいくらい、4年半の間で読んで良かった書籍たちです。

間違いなく、ここ数年で読んだ書籍の中で圧倒的にナンバーワンかつオンリーワン。
長めの育児休業中に原典に触れてみましたが、読むだけでも非常に大変で何度も心は折れました。
苦労しましたが、確実に実力はつきます。絶対に保証します。

DMBOK

DMBOK原典の英語が辛い方向け。最近第二版が翻訳されたので紹介。
ちなみに、私は購入していません。理由はざっと試し読みしたところ、原典と比較して翻訳表現が微妙な箇所が多々あるため。

※こちらの書籍は殿堂入り10冊には含めていません。あくまで英語が苦手な方向けの参考までに。

DMBOK原典を読むのが辛い方向け(ただし原典より高い

つい最近のリリースでしたが、間違いなく殿堂入りどころか四天王クラスの一冊です。
ちなみに、この本はデータ可視化の教科書です。データ前処理やデータガバナンスについてはスコープ外ですので、これらを期待をして読むと認識がずれるため非常に危険です。
(Amazonレビューでも勘違いした方がコメントしていたので補足)

データアナリストの読書会に是非。後述のオライリー本と異なり、至極万人受けする内容となっています。

データ「可視化」の基礎が全部わかる本

データ可視化の基本が全部わかる本と微妙に内容が被りますが、私はオライリー本大好き人間なので、個人的にはこちらの方が好みです。
データ可視化の基本が全部わかる本との差別化としては、Science(科学)だけでなくArt(芸術)やAesthetics(美学)について述べられている点が挙げられます。そのため、ビジネス寄りではなくてよりアカデミックな内容となっていますので、専門性、リベラルアーツとしても学びが深い一冊でした。

データビジュアライゼーションの基礎

巷のロジカルシンキングの書籍が相手にできないほど、圧倒的な内容でした。
いわゆる、Informal Logic(非形式論理学)の入門編なのですが、人間と議論をする上で必要なスキルと、陥りがちな罠を体系的に学べました。
目線の合う方と読書会で大いに語りたいです。

誤謬論入門

入社後に社会人留学を真剣に検討していた矢先のwith COVIDで何もできずに絶望していた中で見つけた書籍です。
本格的に専門的な道に進むために大学院に希望を見出していましたが、ここに書かれた様々な独学に関するhowを知ることで、大学院以外の学びの選択肢を得ることができました。
(ますます本の虫が加速した気がします)

独学大全

退職時の遺言でチームメンバーに紹介した一冊を挙げます。
これを読んでいないデータアナリスト業務を行っている人は是非通読してほしいです。
本書籍の他にも第二次世界大戦、とりわけ太平洋戦争時の大日本帝国軍のノンフィクション作品は数多く存在していますが、この書籍を読んだ際の衝撃は未だに忘れることができません。
現代にも通ずる課題を数多く取り扱っており、まさしく「歴史は繰り返す」をまじまじと体感する作品。
ビジネスマンとして立ち向かっている課題と近しい話があり、課題突破の思考実験をしてみると非常に学びが多いと思います。こちらも読書会のテーマとしておすすめです。

失敗の本質

サクッと読めるライトな内容ですが、取り扱っているルールは知っているものや知らないものも含めて多くの学びを得ました。
外資企業に所属し、多国籍なメンバーと関わる中で、文化や考え方、これまでのキャリアバックグラウンドが異なる場合の付き合い方を特に意識しました。
日系企業でもサイロ化組織に対してアプローチする際のルール化に役に立つのかもしれません。

ルールの世界史

齢四十にして惑わz… 迷走する人生でした。恥の多い生涯です。
フィジカルもメンタルも非常に脆弱になったこの心身を立ち直らせるためには健康管理が大事です。
こちらの書籍はそんな健康に関する内容を幅広く取り扱っているので、辞書代わりに覗いて実践しています。

健康になる技術大全

データアーキテクトを考える上で、コード管理やコード規約、レビュー方式やガバナンスを整備する業務が多くなった際に手に取りました。
読書会してチーム内の認識を合わせたらいいんじゃないすかね?
(ちなみに当時チームメンバーがおらず私一人チームだったため、読書会をする相手すらいませんでした。かなしい)

The Rules of Programming

拙PortforioのMathematical Functionsというものがあるのですけど、長らく高度な図形に拡張できていない課題感がありました。
こちらの本を本屋で拝見した際に、上記課題の解決に一役買うと判断し購入。Portforioの更新には至っていませんが、衝動買いした割に間違いなく満足度が高い一冊となりました。

アートで魅せる数学の世界

エンジニア関連

SQL

タイトルの期待値に反していた印象。
SQL初学者が取り組むには色々と罠が潜んでいるため、多くは語りませんがおすすめはしないです。
この書籍に限らず、自習目的であれば巷のSQL本全般よりも、Udemy等実践形式で身につけた方が学習効果は高いです。
(じゃあ何で購入したかは聞かないでください)

SQLパズル

先ほど紹介したSQL本とは打って変わって、オライリーのSQL本は圧倒的に初心者狩りを呈した内容なため、最低でも業務利用したことが前提の高難易度水準に落ち着いているかなと(それでも必要な内容ではありますが)。

個人的にはデータ人材のふるいとしてこの内容を理解しているかを判断する分水嶺として機能しているため、好みなタイプの書籍です。

オライリー本SQLシリーズ

テクニカルライティング

厳密にはエンジニア関連に含めるべき書籍かは微妙なのですが、テクニカルライティングを強化する目的のに購入したので、こちらに分類させていただきました。

データ人材におすすめの本でも紹介しましたが、この3冊の内容を丁寧に実践することで世の中の大半のドキュメントに対応できるかと思います。
拙書を執筆していた際に読むべきでした。読後に格段に執筆能力が向上したのを実感しています。
次回以降の執筆、あるいはブログ記事は質の高い作品を提供したいと思います。

データ人材におすすめの本

with COVID下において、Slackやmessengerといったチャットのやり取りが爆増した環境下。
相手に自分の主張がうまく伝わらなかったり、文脈を無視されて意図しない内容で切り取られてしまい、最悪の場合重篤なトラブルに巻き込まれてしまったがことありました。
そんな状況に悩んでいた際に読んだのですが、腹落ちして悩みは吹き飛びました。
(いずれどこかで詳細は書こうと思います)

ケーキの切れない非行少年たち

タイトルに惹かれて読んでみましたが、微妙でした。
前提で「自分は絶対に正しい」という状態でない限りは、この本のノウハウを活かせない気がします。絶対はあり得ないので、この前提は破綻しています。

20歳の自分が見ても響かなかったと思う

どうやら翻訳版は改訂があるため、原典に触れて方がいいとのことです。
翻訳の質のせいで評価を下げている理由には素人目からは正直感じられませんでした。

エンジニアのためのドキュメントライティング

マネジメント

Xのデータ界隈の著名人が執筆した書籍。
この書籍の3ヶ月後に拙書がリリースされたのですが、内容に関しては正直惨敗です(あくまで個人の感想です)。
続編をお待ちしております。

Xの著名人の書籍

個人の感想ですが、河本氏の他の書籍を拝読した上で本書籍を読んだ感想としては、河本氏はデータ分析の功績云々よりも、データ組織をまとめ上げた功績の方がすごいという印象が強いです。
ですので、本書籍は技術本の類ではなく、データ何某に対しての組織論や政治論といった類のものになっている気がします。間違った認識でしたらご指摘をお願いいたします。

元大阪ガスのデータ組織をつくった人

正直なところ、拙書の方が体系的にデータ戦略について述べられているなーと自画自賛しました。

世界標準のデータ戦略完全ガイド

ピープルマネージャーでもビジネスマネージャーでもない立場の自分が読んでも意味ないじゃんと言われそうですが、メンバーレイヤーでリーダームーブができるんだったらマネジメント楽になるんじゃあなかろうか?という仮説のもと、こういう類の書籍は読むようにしています。

リーダーの作法

セキュリティ

殿堂入り候補の一冊。
個人的には失敗を綴る書籍は成功事例よりも価値が高く、特に失敗の再現をしない点でも非常に有用な情報となります。
セキュリティインシデントに関する歴史とその失敗を学ぶ上で重要な知識となると思います。

情報セキュリティの敗北史

サイエンス関連

データアナリティクス

データアナリスト業務を行う上で誤謬と誤解と偽証は御法度であるという認識を改めて噛み締めた一冊。
過去にシニアなデータアナリストに諸々指摘を受けた内容が実は誤解を生み出すものだったというのに後から気付くわけですが、その前にこれを読んでおけばまた違う結末になったのかもしれません。

悪い統計学

データアナリストを名乗る人がこれできないとまずいよなーと読みながら思った本でした。
ここからメタアナリシスの世界に広がる気はします。おすすめ。

マッピング思考

「ビジネストランスレーダー」という言葉は言い得て妙だなと思います。
常々話していますが、データアナリティクスは誰でも等しく行える業務なので、職種ではないという点を再認識する一冊でした。

データ分析人材になる。

最後までやらなかった(やる時間がなかった)ので全部を語るに値しないかもしれませんが。
諦めた理由の一つが、データ分析にかける労力を力技で賄えるのももちろん大事ですけど、それ以上に時間をかけてはいけないという本質に改めて気付いてしまったので。
AirflowなどのDAGをPythonで実装するようなELTを実装するシーンで価値はあるのですが、dbt(というよりSQL)でほとんど代替できる環境の方がトレンドではあるため、両者の差分を理解する上でも役には立つかなと。

Python実践データ分析100本ノック

データデザイン

データモデリングを幅広く解説している分、初学者にはやや難解に感じられる部分が幾つかあった印象。
全部を通読せずに、辞書的に活用していくスタイルがいいかもしれません。

データモデル大全

データ可視化

個人的には殿堂入り候補ですが、これを読んだ方が「歴史を学んで意味あるんすか?」という問いに当人が腹落ちする回答ができなかったので、候補から外しました。
その話はいずれどこかで話すとして、本書籍はData Visualizationの歴史を綴った一冊ですので、「なぜ、このグラフが生まれたのか?」「どのようにしてこのグラフが必要とされたか?」というのが理解できるかと思います。
(とはいえ、本にはどこにも書いていないので、自分の力で咀嚼する必要はあります)

データ視覚化の人類史

単純にグラフデザインの手法をBIツールに頼らずにデザイナー視点で設計することは常に考えているのですが、本書籍はその導入に便利な一冊。
難点は、横長見開きな点でして、ワークする際は便利なのですが、本棚にストックする際は非常に不恰好になる。

伝わる[図・グラフ・表]のデザインテクニック

Legend of Legendのこれの方がバリエーション、質の面で学びが深かったと思いました。
Tableau以外のツールを使う場合は参考になるかもですが、Tableau使いは既知な情報もあるので、入門編な印象。

データビジュアライゼーションのデザインパターン20

Headless BIやEmbedded BIを意識した際のプロダクトのライブラリをどう選定しようか?という問いに対してふらっと本屋に寄った際に見つけた一冊。
こちらは完全にフロントエンドエンジニア向けなのでデータ人材が読むにはハードルが高し。

インタラクティブ・データビジュアライゼーション

Tableauのレイアウトコンテナのmargin|paddingの設計に少しだけ役に立ちました。
とりあえずpadding 20から始めてみるとか。

けっきょく、よはく。

データサイエンス

この入門シリーズは教養のために購入した書籍ではなくて、どちらかというとメンバーや委託先の方々の目線合わせのための教科書として活用しました。
単に、「A/Bテストしてくれ」「KPI測定してくれ」だと齟齬が生まれる確率が非常に高いのと、データサイエンティストとて、レベル感が揃っているほど能力やスキルが均衡しているわけではないためです。
(こう書くと薄情で冷徹な人間に見えますね)

入門シリーズ

AI

個人事業始めてからまあまあこの手の話を手がけるようになったので、個人的には購入して損はありませんでした。

Pythonで儲かるAIをつくる

Deep Learning

Deep Learning、触れては離れを繰り返してますが、上記二冊も中途で挫折。
やりたいけど時間確保に苦戦してpending...

Deep Learning関連全般

Misc.

これまでゲーム理論はあまり意識したことはなかったのですが、もし仮に大学に入り直したとするならば経済 or 経営学部でゲーム理論を学びたいなと思わせた本です。
単純に、ボードゲーム全般の基礎力向上にも役に立ちます。これで何回か有利な盤面に持っていったシーンはあります(勝てたとは言っていない)。

ゲーム理論の〈裏口〉入門

ビジネス関連

前職でこの手のビジネス本を使った読書会を催していた経験から、いまだにこの手のジャンルの本を手に取って語りたくなることは多いです。
有名なものは他の方の書評に任せるので、私が印象に残った本を厳選してみます。

マーケティング

データに関して一切書かれていなかったので、ビジネス関連で取り扱います。
この本で書かれているマーケティング組織って、どこにあるんでしょうね?ケーススタディが一般論なため、個別具体のイメージが全くできなかったです。

データドリブンマーケティングがうまくいく仕組み

経営

正直な話、この生業で食べていく上で課題設定より重要なものはないと考えています。
どんなに優れたエンジニアリングを発揮しても、間違えたアウトプットをしてしまうと十分なアウトカムを得ることはできません。

問いのデザイン

対人関係に悩んでいた時代に出会った書籍なので、特に仕事面での人間との接し方について助けになりました。
影響力の武器までとは言いませんが、影響力の武器の執筆時点でフォローできない現代のテーマも取り扱っていたので良かったです。

ビジネス心理学大全

わたしは数字やその数字を記憶する力が優れていません。
わたしが尊敬する経営層の方々は須く数字を頭に叩き込んだ上で物事を動かしています。
少し前に流行ったファクトフルネスに似た体裁ですが、読んで損はないと思いました。

Numbers Don't Lie

自己啓発

わたしは自他共に認めるまごうことなきサイコパス適正が高めなダークトライアドなので、この本の発売を知った時に真っ先に飛びつきました。
己を知って、敵を知る。この表現が一番しっくりきます。

「性格が悪い」とはどういうことか

ジャンルはビジネス・経済らしいですけど、内容は起業家の内情にフォーカスしているので自己啓発系だなと勝手に判断してます。
今名だたる起業家のファーストビジネスの歴史書を数年後我々がなぞるといった感じの内容。関わりの近い人は読んでおいて損はなさそうです。

なんだかんだでここに記載の企業と関わりがある

テクニカルライティングと思って読んだら、仕事術の本でした。

THE FORMAT

ひろゆき氏が好きなら買いで。そうでないならば勧めません。
1%の努力とセットです。

99%はバイアス

執筆欲が高まった時代に購入して積読にしていた本。
内容は文章を専業にしている神々の座談会形式だったので、兼業ライター未満の自分には難易度が高い内容でした。

ライティングの哲学

取り上げている書籍に偏りは感じつつも、インプットには良かったかなと。
尊敬する方がいた場合は楽しめそうですし、あ、こんな人がこれを愛読してたんや、という発見はあるかも。

読書大全

逆張り人間のわたしには抵抗はなかったのですけど、読者の中には心を痛めるような内容があったみたいなので、表現や言い方は気をつけようと思いました。

ブルジット・ジョブ

金融

割と応用を求めていたのですけど、「長期運用が吉」「勝とうとするな、負けを減らせ」「リスクは減らせ」という当たり障りのない内容だったので、期待は少し外れました。
(書いてあることはその通りの内容なので、基礎は大事という学びにはなります。)

敗者のゲーム

敗者のゲームと対比で、ケーススタディがいくつか提示されていたので具体的なイメージが持てました。
というのは建前で、どうしてもアメリカの文化背景を知っていないと理解できない箇所があるなというのが本音。

HOW FINANCE WORKS

語学関連

厳密には語学ではないんですけど、こちらに。
入社当初は自身初の外資系企業だったので、数年後には🇺🇸🇬🇧🇸🇬🇫🇮🇪🇪の留学 or 移住をなんとなく考えていました。
その中で🇪🇪は第一候補でした。
まあ、そんな夢はCOVID-19と隣国の戦争によって打ち砕かれてしまったわけですが。かなしいね。
今はナンダカンダで結婚して家庭を持ったり子どもが生まれたりとライフワークが変化してしまったので、叶わぬ夢となりましたが、いつかは訪れたい国の一つではあります。

あり得た未来

番外編: 漫画

ほとんどの書籍は物理本で保有しているのですが、漫画に関しては物理で置くほどスペースはないため、電子書籍(Kindle、各種出版社のアプリ)で読んでいます。

X(Twitter)で本作品の台詞や単語を度々引用するくらいは読み込んでいます。
 本noteは2024年8月頃から書き始めたのですが、公開が遅れてしまったので、書いているうちに完結を迎えてしてしまいましたね。諸々語りたい。

呪術廻戦

これを書いている間に最新刊が発刊されてしまったので、書かざるを得ませんでした。
相変わらずの情報量で何度も読み返してます。

私が●ぬまでに完結できるかよくわかっていない作品


私が生きている間に絶対に続きが読めないと諦めていた作品でしたが、引き継いでいただいた作品となり、なかなか感慨深いものになりました。
漫画で唯一、シリーズのリンクではなく、新体制の最初の巻を示しているのはそういうことです。

私が●ぬまでに完結できるかよくわかっていない作品だった作品

作者はチェンソーマン一期の頃のアシスタントだったらしいです。
ハンパない画力で毎回魅了されています。
バクマンの用語的に言うと王道。

ダンダダン

最初の読み切り版をジャンプ+で読んだ時の衝撃は未だに覚えています。
ブラッククランズマンをネタバレ抜きに視聴した時と同じリアクションでした(「うわっt(ry」って声が出た)。

ルックバック

原作小説とまーーーーーーーーーーーーったく異なる内容で有名なチー付与は今年のお気に入り作品です。
半グレの件、暗殺の母の件、考えさせられる話を所々に盛り込むのは反則だと思います。

チー付与

クライムサスペンスは闇金ウシジマくんでお腹いっぱいだったんですけど、なぜか見てしまうんですよね。
人間を見る視点が特に参考になる作品。

満州アヘンスクワッド

闇金ウシジマくんの作者の続編。直近法律関係でお世話になっているので、とても助かりました。
こうしたアングラな知見を定期的に摂取していかないといけない身体なのかもしれません。

九条の大罪

銀河英雄伝説大好きおじさん「銀英伝はいいぞー」
ビジネスでやってはいけない失敗ユースケースが詰まっているので、著名な方が取り上げて欲しいとは思ってはいます。
(私はやりません)

銀英伝

番外編: 育児関連

育児教本

献本でいただいたものの紹介で恐縮です。
子育てに正解なし!とはいえ課題だらけの日々。家族で言語化できる部分も、そうでない部分もあるので、定期的にこの手の本を妻と共有していますけど、その中でも言語化の質が特に素晴らしく、好評でした。

どっちの子育て?

絵本

このシリーズの絵本全シリーズ制覇しました。
娘と本屋に訪れた際に、1巻を手に取ってニッコニコでした。まだ生後3ヶ月で絵本に反応できるのはすごいと実感したエピソードです。

脳科学知育絵本シリーズ

こちらの2冊は役所の取り組みの図書館ブックスタートでいただいた本です。有難いので紹介。
普通の紙の厚さだとまだうまくめくれないのでぐちゃぐちゃになってしまいますが、前者や先ほどのシリーズ本は分厚い紙を使用しているため、1歳児のパワーにも耐える耐久度を備えています。
(後者は普通の本の紙の厚さなので、まだ封印中)

ブックスタート

(ISBN未登録の本なので、Amazonリンクではなく、DAISOのリンクです)
こちらも耐久度、コストパフォーマンスともにとても優れています。
読み聞かせる、というよりは、モノの意味や単語を丁寧に示している絵本なので、ブックスタートにも丁度良い本でした。

DAISOの赤ちゃん絵本

おわりに

ここまで読んでいただいた方は感謝しかありません。

挙げながら書評を書いていたらかなりのボリュームとなってしまいましたが、実は今回紹介しきれなかった書籍はまだ眠っています。
(時間があればタイトルは100冊になっていたかもしれない)
既読も積読状態の書籍も混在しているカオスな環境です。
引き続き本の虫として生きていく予定ですので、みなさまのおすすめの本がありましたらぜひ教えていただけると幸いです。


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