unity1week「お題:2」もっと評価されるべき作品ピックアップ
2021/05/16 20:00、unity1weekのランキング集計結果が出ました。
錚々たる作品群ですね!
「このゲーム面白かった!」と思った作品は大体ランクインしています。
そんなわけで(?)、「このゲームはもっと評価されるべき!」と思った作品を勝手ながらピックアップしてみようと思います。
取り上げられたのが嫌だという作者様はご連絡ください。
『穴を埋める』/オークルさん
今回のunity1weekで一番好きなゲームです。
雰囲気や世界観がとにかく好き。
一言で言うと「不気味で意味深なゲーム」なんですが、あまり一言で言いたくないんですよね。
『ゆめにっき』を一言で「ホラーゲーム」って言っちゃうと、なんか違う感じがするじゃないですか。そんな感じです。
なんでしょう、人の闇の部分が出てるといいますか。語彙が足りない……。
このゲームで何を感じるかは人によって結構違うと思いますので、是非プレイしてみてほしいです。
私は「不安」と「破滅願望」を感じた……気がします。
『ニコタマSP』/ひらさん
今回のunity1weekで一番遊んだゲームです。
・上からタマが迫ってくるので、同じ色のタマをぶつけて消す
・迫ってきたタマにぶつかるとゲームオーバー
・上の方のタマを消せば、それにぶら下がってるタマも一緒に落ちていく
基本ルールはパズルボブルと似てる、と言えば分かる人には分かると思います。
じゃあパズルボブルと同じようなゲームなのか? というと、全然違います。
このゲームのキモは、「2個じゃないと消えない(3個以上だと消えない)」と「すでに2個揃っててもプレイヤーがタマを発射するまで消えない」の2つです。
もうこれが想像以上に奥が深い。
たぶん作者の想定より奥が深い。
「なるほど、3個つながってしまったらこれ以上いくらタマをつなげても消えないんだな」
「じゃあどうすれば3個つながってしまったタマを消せるんだ?」
「そうか、上の方を消して根元からごっそり落とせばいいんだ」
「なかなか根元が2個揃わないな……」
「あ、落としたタマと同じ数だけ上から新しくタマが生えてくるんだ!」
「じゃあフィールドがタマで埋まってきたら、どこかのタマを適当に落として上から新しいタマを生やして、根元が偶然2個揃うのを狙おう!」
「落としたタマを迎撃すればスコア稼げるじゃん! 根元を狙ってない時は積極的に迎撃しよう」
やればやるほど、次から次と「コツ」というものが分かってくるんです。
やめられません。
もう20回は遊びました。
でもまだハイスコアランキング1位に10倍以上の差があります。
またやります。
『トッピングカフェ』/わにさん
オシャレなカフェの店員さんが、お客様にホイップクリームとチョコスプレーを吹きかけて「ありがとう」と言ってもらうゲームです。
ゲーム説明だけで頭が痛くなってきますね。
そういうゲーム大好きです。
ゲームを実際プレイするともっと頭が痛くなります。
お客様の「ありがとう」が大変イケボです。いいですね。
お客様が正面を向きながら全力疾走してくる絵面もグッドです。
店員も客も終始笑顔のはずなのに隅々まで狂気を感じるのは、もはやセンスの塊としか言えません。
公開後にサムネが変更されましたが、某なんたらバックスに寄せにいってて笑いました。最後まで隙が無い。
『Spin Ball 2』/ボブさん
前作の『Spin Ball』の続編です。
マリオに対してのマリオ2みたいな立ち位置だと思います。とにかく難しい。
この記事を書いてる時点でゲームページのコメント欄に20件コメントがあるのに、クリアタイムランキングを見る限り9人しかクリアしていません。
AとKを同時に押せばまっすぐ前進できるんですが、これに気づくかどうかで難度が激変します。
というか気づかなかったら絶対クリアできません。
気づかせるためのチュートリアルとして、序盤に車幅ギリギリの直進路があるんですが、実況プレイ配信とかを見る限り気づくまでに時間がかかる or 気づかずに諦めてたりしました。
私もクリエイターの端くれとして、どんなチュートリアルを設置すれば良いのか考えたりもしましたが、これはなかなか難しいですね……。
ちなみに私は前作をプレイしていたので、最初から「AとKを同時に押せばまっすぐ進めるんだろ? 知ってるぜ!」と意気揚々と始めましたが、後半でボコボコにされ、ヒィヒィ言いながらなんとかゴールしました。
難しいですが、それだけゴールした時の感動もひとしおです。
とにかく高難度ゲームとしてのステージ構成や操作感が絶妙!
ゲームの腕に覚えのある方には是非遊んでほしいですね。
『ぴょんぴょん』/z5tさん
2段ジャンプを駆使して3Dのマップを進んでいくゲームです。
直進と斜め移動を組み合わせて位置調整したり、ルートを最適化したり、ダーツみたいになってるゴールの5倍スコアを狙ったり、スコアアタック要素が盛りだくさんです。
ジャンプの時の音もいいですね。デザインは簡素なのに、音だけで可愛い。
ジャンプ中は向きが変えられないという操作性のクセもあり、アクションが苦手な人には受けが悪いかもしれません。
ですが、操作性のクセもステージ構成も、アクションが好きな人には刺さると思います。
今ならゴールの5倍スコアさえ確実に狙えればランキング上位に入れます。急げ!
終わりに
以上、5本のおすすめゲームをご紹介させていただきました。
ついでと言ってはなんですが、私も今回のunity1weekに『撃竜伝2』というゲームを出しているので、よろしければプレイしてみてください。『Spin Ball 2』をクリアできる人なら簡単なゲームだと思います。
では。