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新入社員の8月

新入社員も入社後4ヵ月が過ぎ、職場や仕事に慣れてきたかと思います。そんな8月、夏季休暇を取った後、休み明けに退職を申し出るケースが多くなると言われています。この時期にあらためて気を付けたい点について考えてみましょう。

辞めようと思うきっかけは「今のままでいいのだろうか」の不安

入社から一生懸命がんばってきた新人の皆さんは初めての夏季休暇。久しぶりに学生時代の友人と会って、活躍している友人の話や楽しそうな職場環境の話を聞くと、自分と比較してしまい、焦りや不満を感じることも多いようです。また、転職サイトなどでは、「新卒の方が仕事を辞めるのにベストな時期は、7〜9月または2〜3月ごろとされています。 7〜9月と2〜3月の時期はどちらも求人が増える時期であり、転職先が見つかりやすいからです」といった情報も出ています。今の若手にとって転職は当たり前のことですから、「この職場では成長できなさそう。今後のためにも早めに転職を考えるのもアリ」となることも。

仕事をしていると誰でも焦りや不満・不安を感じることがあります。早期転職した新人がうまくいったケースもあるでしょうが、うまくいかなかったケースも少なくないでしょう。
現場でしっかりと、新人の焦りや不満・不安を受け止めて、一緒に考えていく姿勢や体制が必要です。仕事や現場に慣れてきた今こそ、気を付けたいところです。

「このままやっていけば大丈夫だ」と思えるコミュニケーション

次のような経験はありませんか? 「質問してこないから順調と思っていたら、『質問できる雰囲気ではなかった』と言われ業務が停滞していた」「毎日確認している日報では特に問題はなさそうだったのに、急に辞めたいと言われた」、どちらももう少しだけ踏み込んだコミュニケーションを取っていれば回避できたかもしれません。新人自身、言いたくてもうまく言えないこともあります。ちょっとした声かけなどが大事です。

育成する側は、新人の成長に合わせて、丁寧に指導するだけでなく、考えさせてみたりやらせてみたりする必要も出てきます。その場合は、もちろんやらせっぱなしではなく何かあったらすぐにフォローできるようにします。また、実施後の振り返りで、見つかった課題への取り組みや次のステップにどう進むのかなどを共有すれば、結果に関わらずモチベーションを保ったままチャレンジできるでしょう。

育成計画の共有・マイルストーンでの振り返りとアドバイスの仕組み

新人育成お任せ 新入社員育成プログラムをご紹介します。「ラーニング・マネジメント・システム(LMS)」を活用して、ジェックから人事部門への情報提供や取り組みの促進アラートなどで育成のプロセスを進めることができます。参考となりましたら幸いです!

<新人育成18カ月プログラム特長>
・手薄になりがちな2年目フォローを含め、成長の5つのステップにそって、適切な時期に適切な打ち手で、セルフマネジメントができるビジネスパーソンを育成します。
・OJTリーダー(育成担当者)の育成は、新人の早期自立を促進するだけでなく、OJTリーダー自身の成長を促し、次世代リーダーにもつながります。

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