「V王将戦: 企画構想」に寄せて
こんにちは。
いよいよV王将戦が始まりますね。
どんな名勝負が繰り広げられるか楽しみです。
はじめに
とまあ訳知り顔で記事を書いてますが俺はこのV王将戦をさっき知りました。
一応ロゴとかはたまにちらっと目にしてたと思います。
ではなぜいきなりこんな記事書いてんの? という話ですが、簡単に言うと「惜しい!」と思ったからですね。
企画自体はとても素晴らしいと思います。
心の底より応援したいと思っています。
いやマジで。
しかし上の記事を読みましたが、ちょっと元物書きの見地から立っていくつか申し添えを致したい点があり、おそるおそる筆を執った次第にて候(無駄に仰々しい言い回し)。
本文
では早速引用します。
短いですねえ……。
その割に密度が濃い。
これをハイコンテクストな文章、と言います。
いきなり専門用語がフォカヌポゥしてしまいましたが、まあ要は用語が多い、ということですね。
「ハイコンテクスト」? 「フォカヌポゥ」? え? 何?
といった感じに、その用語を知らない人からすると意味を読み取るのが難しい文章、ということです。
ちなみにフォカヌポゥはネットスラングなのでググらなくていいです。
ハイコンテクストは出来ればググってね。
ちょっと話がそれました。
まず気になったのが「将棋V」という単語ですが、これは将棋を指すVtuberということですね。
しかし「将棋V」という単語は、自身が将棋Vに該当する人であっても知らない可能性があります。
たまに趣味で将棋を指すけど、自身の活動として積極的に取り入れていない方などです。ちなみに俺もそうです。
おそらくこういう方であっても門戸を開いていると思われますが、いきなり将棋Vという言い回しをすると、
「俺は多分将棋Vじゃねえと思うからまあ参加しないわ」
という思考をしてしまうのです。
敷居が高くなってしまうのですね(わざと誤用していくスタイル)
じゃあどう書いたらいいのかというと、
「将棋V(Vtuber活動をしていて将棋を指せる方なら誰でも!)」
と言った感じです。
ちょっと補足するだけでいいのです。
同様に「タイトル戦」という単語も補足したほうが良いです。
なぜなら「将棋そこそこ指すけど、タイトル戦ってよく知らないわ」という人も全然いるのです。ちなみに俺もそうです。
特に実際のタイトル戦は高額な賞金も掛かった大会ですので
「何かしら貰えちゃうのかしら!?」
という方がいらっしゃってもおかしくありません。
なまじタイトル戦について知っているとこういうこともありえるのです。
「優勝するとその肩書を名乗れる栄誉が与えられる将棋大会」
というように、なるべく平易な書き方をしたほうが良いです。
終わりに
以上の文章を読んで、もしかしたら
「気を使いすぎじゃないか!?」
という感想を持たれたかも知れません。
しかし文章というものは、書く側と読む側でまったく見え方が異なるのです。
気を使いすぎで書いてギリギリ普通の文章(なんならまだ読みづらい)
これが俺の経験上の文章の感覚です。
こんなところで筆を置きたいと思います。
ノシ(手を振ってる)