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ビジョンとの向き合い方

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先日福井に連れていってくれた永田さんのイベント「ててて見本市」に行ってきました。

青山のスパイラルホールでやっていて、その場の熱量の高さに驚きました。話せる、買える商談会で、とても良くできた場でした。全国の工芸が、今の時代に進化して、作り手が思いを持って説明してくれる。

形や展開の仕方は変われど、目指しているビジョンは近しいものを感じました。きっと、この場を通じて、日本や世界に広がっている日本の良さが沢山あるのだろう。


MATCHAのビジョンは
「日本の価値ある文化が、時代とともに残っていく。」
と掲げています。

日本の知られていない魅力が、世界に届くことで、日本の良さが時代とともに残っていく。世界から見たら、世界中の人が求めている良さが日本には沢山あります。そういった純度が高いものと世界をつなげる役割を担いたい。

そういう思いは、創業の頃から変わっていません。


会社のビジョンは、会社を作ってから今に至るまで

なんだか現実感がない、遠い言葉だよね。もっと近い言葉にしたら?

というのを周りからよく言われました。「うるさいなー」と思いながら、変えようと思ったことはなかったです。安易に、近い言葉にすることで失われてしまうもののほうが怖いと感じました。

今も遠い言葉ですし、簡単ではない。一生かかっても、その実感を感じられない事かもしれない。ときには、矛盾を感じることもある。でも、それぐらいがいいんじゃないかと思います。


こういった素敵な場に行くと、こういうのもいいな、と隣の芝が青く見えて、時に羨ましくなってしまうけど、やらないことをあえて決めるのもとても大事なことです。

今、MATCHAというメディアは340万人くらいのユーザーに見てもらっているけれど、日本旅行の必須のサービスに進化させ、1000万人、2000万人くらいのサービスになったほうができることがさらに広がる。結果、ビジョンの実現に繋がります。

変化ではなく、進化を。ブレずにやっていくのがいい。


タイトルに、ビジョンとの向き合い方と書いたのですが、無理かもしれない自分がありたいという世界観を言葉にして掲げ、とにかく行動して、矛盾を感じながらも、徐々に実感と言葉を得ていくのがいいんじゃないかと思った一日でした。花粉症が辛いです。


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青木 優 | MATCHA Inc.
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