「ヤフオク対妻、警察、マイクロソフト」
わたしは、ヤフオクが好きだ。
終了時間、ギリギリのところで値段が上がる。
そのものに対してどれくらいの価値を置くかが大切である。
簡単に言うといくらまでならお金を出せるか、前もって決めておく。
わたしが、ヤフオクで興味があり、見るジャンルは、
・将棋の駒
・駒袋
・タイプライター
・書籍・哲学関係の書物
・アン・ルイスのCD
・パソコンのソフト関係
くらいである。
実は、38万円する将棋の駒を持っている。盛り上げ駒で島根のほうで取れるつげであり、最高の材質だ。書体は、大竹竹風さんであり、一流だ。
高価すぎてもったいなくて使えない。これは、ヤフオクではなく日本将棋連盟で購入した。
今回、ヤフオクで対決となった相手は、マイクロソフト365のソフトウェアを異常に安く売っている業者間とのトラブルだ。
280円で落札し、商品は来ないでメールにて、マイクロソフト365のアクセスキーが送られてきた。ネット上で言われたところにアクセスし、キーナンバーを入れるとソフトのダウンロードが使いたいパソコン上にダウンロードでき、そのまま使え、契約終了という仕組みだ。
280円という安さが魅力である。
ダウンロードを始めると1時間近くの時間が必要で、やっとダウンロードしたソフトにキーを入れる。ファイルが今度はダウンロードされるのだが、何回やってもワードとか開くことができず、7回以上繰り返しただろうか。
7回というと8時間くらいがトータルでかかっている。
無理かと思った。その瞬間、それを見ていた妻が、あなたは騙されているのよ、ダウンロードのキーは一人1回よ。今、マイクロソフトに電話するから、商品番号を見せて、という。わたしは、疲れ切っており、妻のいうことを素直に聞いた。
妻は、ニューヨー本社のマイクロソフトへ、電話料金着払いで電話をし、すごい速さの英語で話している。
結果として、それはマイクロソフトオフィスの製造ではなく偽物で何千
回と使用されているもので違法なの、警察に電話しますからと田園調布警察の生活安全課に電話をした。お金を280円返してもらってください。警察が電話してもいいですよ、280円返金しないと香港まで逮捕しに行くぞ、とすごい剣幕であった。
280円から振込手数料がひかれるので数十円であろう。
次に妻は、アメリカのマイクロソフトへ電話をし、5万円ちょっと純正品を購入しカードで支払い、ネットでダウンロードした。純正品はすごい。高いが。4分ほどでダウンロードができ、マイクロソフト社365の純正品を購入したのだ。
その後に、ヤフオクでアン・ルイスのCDを落札した。400円である。
5万円する純正品は、わたしには高すぎないであろうか。
使うのは、アウトルック、ワード、クラウドだけで、エクセル、パワーポインターは使わない。
元々、本来の目的は、小説を書くのにワードが欲しかっただけだ。
メモでも書ける。
すごい贅沢をしてしまった。
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