「今日の貧困・夕食はおいしい」
今日の朝食は、カップラーメン、昼食は、カップうんどんに、水をグラスで4杯、空腹を紛らわすためである。
怖ろしい今日、最後の夕飯のお話だ。
いつもなら盛大に、駅前の大型スーパーで好きな食べてみたいものを買うのだが、今日は違った。
今日は、雨が強いので、妻が長靴をはいてトコトコと行った。
遅いなあと思っていると、黄色いレインコート姿の妻が帰って来た。
キ印である」(=黄色)・・・・
買ってきたものは、アジの開き、1匹120円
納豆。
これで終わりであった。
空腹だったら業務用のコメを食べることになっていた。
小さな味魚であったので、あっという間に夕食が終わった。
空腹の人は、水があるとのことだ。お茶は、もったいないからダメと言われた。
江戸時代の士農工商制度があった時のあわやひえを食べていた農民のことを懐かしむように思い出しては、思い出に浸っていた。