2023年まとめと2024年やること
事業会社で働くプロダクトデザイナーとしての2023年振り返りと2024年にやりたいことをまとめてみました🔥
2023年にやってきたこと
Bizメンバー約100人をFigmaの中に巻き込んだこと
2023年は「組織」にひらすら向き合った1年で、プロダクトデザインの業務と並行して、新戦略に向けたブランドDNAのアウターブランディングとMVV/CI策定のインナーブランディングなどの経営にデザイナーとして入り込めるように取り組みを行なってきました。特に、インナーブランディングではUIUX以外のプロジェクトだからこそFigmaを使い、部門・役職を取っ払ってBizを巻き込めたことはデザイナーキャリアとして大きな1歩を残せたと思っています。
CEOとの対話を1年以上続けて、ビジネスの解像度を高めることができた
事業戦略やサービスビジョンなどの言語化・可視化をデザイナーとして行うことで、カンパニーCEOが考えていることをクリアにしていくことを1年以上続けてきました。これを行うためには、それなりのビジネス用語や経営に関する視点などが求められるため日々キャッチアップするために、様々な人や書籍を通して学び続けることをしてきました。
一人目プロダクトデザイナーとして、エンジニアメンバーを巻き込みながら新機能・改善開発を大きく進めることができた
弊社のプロダクト開発チームはPM5名+FE3名+BE3名+SRE3名+プロダクトデザイナー1名の体制で進めております。そのような環境下で、デザイナーが1名しかいないため、新機能開発・既存機能の改善開発などのすべての開発アイテムの仮説立案・プロトタイプ・検証を一人で行なうのは中々厳しいです。そのため、デザイナーがいなくてもデザインできる環境整備を行なってきました。ペアデザイン実施、UIライブラリーやデザイン原則の整備によりエンジニアがデザインできる状態を作って、デザイナーがレビューしたりすることも取り入れてきました(具体的な取り組みは別のnoteなどで書こうかなと思います)その結果、機能リリースが各Q平均で40-60アイテムほどのハイペースで機能改善や新機能をリリースでき、プロダクトの質とスピードにこだわってきました。
ユーザーインタビュー / ユーザービリティテストのリサーチ文化を組織横断をしながら醸成できた
新機能開発や既存機能の改善開発時に、作ったのに使われない・使いづらさが改善しないという点が事業全体の課題としてあったため、セールス・カスタマーサクセス・開発者同士の組織横断をしながら意見交換や仮説検証を行う場として、ユーザーインタビュー・ユーザビリティテストのリサーチ文化の構築から浸透化まで取り組んできました。
「作ったものをしっかり伝える」としての、リリースノート配信とヘルプページ刷新を行なった
これまでリリースノートを公開していなかったため、自身がリリースアイテムの執筆・広報を担当していています(事業成長のためにまじでなんでもやるw)。私は、顧客に案内する機能アップデートを正しく伝えることも、デザインの範囲だと考えているため、ライティングやビジュアル画像作成の作成もやり抜いてきました。これはまじで自分を褒めてあげたいです。
イベント登壇できたり、参加したりで多くのデザイナーと交流できたこと
2023年は多くのデザイナーと交流する機会を持たせて頂きました。本当にありがとうございます。2023年12月ではInHouseDesigner主催のイベントをrootの岸さん・古里さんとRightTouchの木村さんと一緒に企画し登壇できたのはとても楽しかったです。2024年はもっと登壇する機会を作りたいと思いました。
当日のイベント詳細は別noteで書いています。
副業先の「GOGEN」や「SoVa」でも新プロダクトサービスのリードデザインを担当できたこと
経営に入り込むデザイナーになるために、密度濃く様々な人たちと様々な環境で仕事をすることが重要だと考えていたため、2021年から副業を続けてきました。その中でGOGEN株式会社のRelease本人確認のUXUIのリードデザイン、株式会社SoVaのバーチャル会計事務所SoVaのエンプラ新機能のUXUIのリードデザインに関われることができたのは、とても大きな経験でした。
特にGOGEN株式会社は2021年の創業当初から関わっており、CEO和田浩明さん・CXO金子剛さんからは学び取ることが多くとても充実した経験をさせていただいております。
2024年にやりたいこと
イベント登壇やnote発信などこれまで以上にアウトプットの機会を持つ
2023年下半期はかなりアウトプットをテーマに様々なデザイナーさんたちと交流させていただきましたが、2024年はさらに加速させていきます。自身の実践知や経験などを含めプロダクトデザインや経営に入り込んでいくデザイナーとしてのリアルみたいなところもオープンにできる部分はオープンにしてきたいです。あとJという名前、聞いたことあるぞ…みたいな感じになればいいなと思っていますw
プロダクトデザインと事業成長を接続するための視点やスキルをさらにレベルアップさせていく
「デザインとビジネスとは」「デザインと経営とは」における問いや考え方は常に自分の中でアップデートし続けたいと考えています。その中で、プロダクトデザインに関わるデザイナーとして事業成長を向き合うか、どう再現性を持たせていくか、どう価値を証明しやすくなるかみたいな視点とスキルに磨きをかけていきたいと思っています。
3DCGデザインに興味があるのでインプットする
AppleのVisionProがどこまでUXUIのデザイナーにインパクトを与えるかまだまだ分からない点も多いですが、Immersive Design(没入型デザイン)に興味があり、SplineやBlenderなどを触っていく機会を増やしていきたいと考えています。
2024年も何卒よろしくお願いいたします🙏🏻
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