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料理が下手なのに料理家をする理由


「料理家」とか「料理研究家」という
肩書きで読んで頂く機会が増えるようになって
しばらくたちます。
当初は「私なんかが料理家…」と思いました。
今でも、ソワソワします(笑)

なぜなら
「料理家=料理が上手な人」
という印象が強いなかで、
私は料理が上手ではないためです。

私のインスタをフォローしてくださっている、
主婦の方や学生さんたちの方が
よっぽど上手なのが事実です。


それなのに、なぜ
料理家として活動し続けるのかを
自分を励ますためにもお話したいと思います(笑)


料理ってなんだ?


「あなたのは、料理じゃないと思います。」

しばらく前に言われた言葉。

「レンジで加熱とか、混ぜるとか
それだけで料理とは言えない。」

ある男性の意見。


私はその時
その言葉に対する
ショックとか、悲しさとかは無くて

「料理ってなんだ?」と純粋に思ったのです。

キッチンで食材を調理して、食べること。
それさえしていれば「料理」と呼べるのか?

難しい工程を踏んでいれば「料理」と呼べるのか?

難しい工程ってなんだ?

母が作っていた晩御飯はなんだ?


いろいろ考えてみたら
「料理」って曖昧な存在であると思いました。

「芸術」って何とか
「人生」って何みたいな
たぶん、人それぞれの中に答えがあるもの。

もっと突き詰めれば
人それぞれ、違う目的をもつもの。

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