【性格】綺麗事に思うこと
世の中に溢れる「綺麗事」について、私が思うこと。
内向型(I)かつHSPの私
私のMBTIは「ISFP」、つまり私は「内向型」の人間だ。
そして、私は中程度の「HSP」でもある。
だから、人と関わることが得意ではないし、
何かに縛られることも好きではない。
特に、私は「集団の中にいる」ことが苦手。
クラス、部活、サークルなど、
今まで一度も、集団に馴染めたことがない。
ごく少数の友達と一緒にいることで、何とかやり過ごしているが、
「集団に馴染めた」と感じたことはない。
ずっと、「疎外感」を覚えながら生きてきた。
そんな私が、世の中の「綺麗事」に思うこと。
世の中の「綺麗事」
「内向型」や「HSP」は、決してデメリットばかりではない。
その性質を上手く使いこなすことができれば、強みにできる。
そういう言説が、世の中には溢れかえっている。
でも、本当にそうなのか。
内向的な人間は、まず自分が内向型であることを自覚して、
それから、慎重に環境を選ばなきゃいけない。
繊細な人間は、まず自分が繊細であることを自覚して、
それから、慎重に環境を選ばなきゃいけない。
生きやすくするためには、工夫をしなきゃいけない。
世の中に求められる人物
大学2年生になると、就職活動を意識し始めることになる。
私の「強み」は何なのか、考えなきゃいけない。
「チャレンジ精神」「リーダーシップ」「協調性」
そんな言葉が並ぶ。
私には、何もない。
チャレンジ精神なんてない。
ずっと、頑張らないように、無理しないように、生きてきたから。
リーダーシップなんてない。
集団に馴染めない人間が、リーダーになれるはずがないのだから。
協調性なんてない。
無理して人に合わせても、疲れるだけだと知っているから。
こんな私に、アピールできる「強み」などない。
無理やり「傾聴力」とか言ってみても、何か違う。
「強み」というか、それ以外にアピールできそうなものがないだけ。
ちなみに、「ISFP」や「HSP」でよく言われる、
「創造性」という強みについて。
私の場合は、作詞作曲や文章を書くことはあるが、
到底仕事で役立つものではない。
私の本音
正直に言って、内向型でよかった、HSPでよかった、
そんな風に思ったことは、人生で一度もない。
私はただ、「普通」に生きたかった。
どうして、こんなに苦しい思いをしなきゃいけないんだろう。
そう思うことばかり。
集団に馴染めない私が、将来会社で働くことなどできるのか。
不安なことばかり。
それでも、仕方ない。
持って生まれた「性質」は、変えられないと分かっているから。
もちろん、この性質と上手く付き合っていこうとしている。
でもそれは、私の性質を、「前向きに」受け入れたからではない。
受け入れるしかないと、「諦めた」だけ。
何気ないことに傷つくたびに、
「こんな性質、ない方がよかった」
本当は、そう思っている。
私はもっと、「普通」に生きたかった。
いつか、こんな私の性質を、「前向きに」受け入れられるようになりたい。
いつか、受け入れられる日が、来るのだろうか。