男の子色、女の子色なんて、もう言わない!
男の子色って何色?女の子色って何色?それって誰が決めた色?
今でも鮮明に覚えています。小学校へ入る前、幼稚園の教室で「真っ赤なランドセルが女の子で、黒が男の子ですよ」とランドセルを見せられました。え?なんで?赤なの?決まっているの?そう強く疑問に感じました。でも、反抗するすべもなく、赤のランドセルを小3まで使い、その後は自由だったので、グリーンのバッグで卒業まで通いました。誰が決めたんでしょう?男の子色、女の子色。男の子色が黒、青、女の子色は赤、ピンク。あなたは違和感を感じたことありませんか?
色を性別で限定する必要があるでしょうか?何のためですか?区別?ランドセルで言えば、1年生は全員黄色のカバーを付けて安全対策をします。ここには男女の区別はありませんよね。
大人になると、男女ともに黒のバッグを持ったりします。それを見て男の子色、なんて誰も言わないのに、こどもには限定的に言いますよね。こんな刷り込みが差別へと繋がって行くのではないでしょうか?男の子色、女の子色、そんな表現や規則が人と人の溝を作っているように感じます。
かく言う私も色彩セミナーの中で、男性的、女性的とついつい説明が容易いからという理由で使っていました。でも、そういう表現が改めなければならないと、今、強く思っています。
こんな一見どうでも良さそうなことの積み重ねが差別を生むのではないでしょうか・・・・。
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