色彩広告評論 世界遺産


色彩広告評論家、勝手に評論しまーす。

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世界遺産、宗像大社。さすがです。この絞り込んだ色味。青みの強い紫が透明感、空気が澄み切っているような印象を与えます。
無駄な色はいっさい無し、荘厳で尊いイメージを植え付ける色。紫は波長が短く人間の目には見えづらい色なんです。だからこそ神秘を感じます。明確ではないけど、そこに神秘がありそうな手の届かない世界観を出す色です。

神社ですから、本物は鮮やかな色も使われています。ですが、世界遺産の重厚感を出すにはこのトーンが最適かと。素晴らしい広告です。引き込まれて行きますね〜。

何が伝えたいのか、そこを明確にすれば、使う色が決まるはずです。メインカラーは伝えたい事を伝えてくれる大事な存在です。

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