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「家具からみる “色” のお話」 by Yuri in Tokyo

先日IKEAに足を運んだ。赤。黄。青。緑。
目を引くビビットカラーの家具がずらり。様々な色が、同じ空間で主張しながらも調和していることに新鮮さを感じる。

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そんな家具に囲まれていると、色について考えさせられる。

IKEAの家具たちのビビットなカラーはもともと北欧で主流だった色。
それには理由があるらしい。

北欧は冬が長く、届く光は白に近い色。そんな日常の光と調和し合う色がはっきりっとした純色(ビビットカラー)。白い光に照らされるビビットカラーは更に色の深みを増してくれる。

一方、日本は湿度との関係もあり、届く光は柔らかな黄色に近い色。そんな色と調和するのはベージュや濃い緑など、控えめに主張する色。

ふと思い立ち、畳の部屋に行ってみた。
以前青々としていた畳は、日光で薄く黄みがかっていたが、色あせた畳も味わい深く、襖、障子とよく調和していて柔らかい光の存在を感じた。

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色はとても身近なもの。私たちが毎日触れ合うものは、色の集まりからできている。
一つ一つの色がもつ印象だけでなく、その色が「どこに存在しているか」という視点で作られた家具は、色をより味わい深いものにしてくれている気がした。

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それではまた木曜日に☺️


JCATアドバイザー
Yuri


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