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ペルソナの役割と設定の難しさ(2022.09.09宮坂)

マーケティングサイトを制作していく上で、まず初めにペルソナを設定します。
ペルソナの役割は・・・

  • マーケティングをする対象を明確にする(顧客を絞る)

  • 発信するコンテンツやブログ、メールの文面などの語り口が明確になる(コンテンツが作りやすくなる)

  • 軸が決まり、情報発信の指針も定まる

逆に、ペルソナを設定しないとターゲットが広くなり訴求するメッセージがぼやけて曖昧になりやすい。
ペルソナを設定することが制作する過程での指針にもなってきます。
(コンテンツがブレない)

ペルソナ設定の目的としては上記ですが、大事なのは
「設定したペルソナ像をクライアントと共通認識」にすること。

制作側が勝手に設定するだけではダメで、クライアントとも意識を共有した上で進めていかなければなりません。

ただ、実際の顧客と接点があるのはクライアント側なので、私たちの考えるペルソナ像は仮説でしかない
「現実的で、尚且つ理想的な顧客とはどんな方なのか。」
「実際には、どんなお客さんが顧客となり得るのか。」
私たちにはわからない、現場の方ならではの肌感を知りたい。
ヒアリングを通して、ペルソナ像を擦り合わせていくしかありません。

しかし、現場の方たちは「理想の顧客像」というものをイメージするのがなかなか難しく、どうしても現実的な視点になるようです。
「実際はこういう人だよね」「こんな人は、なかなかいないよね」となる。

Webサイトで狙いたいのは、いつもの顧客よりもちょっとランクが上の人。
現実離れしすぎず、かといって現実的すぎない辺りの人をペルソナとしたい。
ペルソナを導きだすためのヒアリングの仕方。
理想の顧客像を聞き出すため話しの仕方、というのはとても難しいように感じました。(今日は、ほとんど聞いていただけでしたが・・)

ペルソナ像をクライアントと合意するのも然り、
改めて、ヒアリングの難しさを目の当たりにしたのでした。

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