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非水百花譜 第19輯




大山木/たいさんぼく
北米南東部原産、アメリカ合衆国南東部を象徴する花木
鹽竈菊/しほがまぎく
ゴマノハグサ科シオガマギク属。塩竈とは、世阿弥の謡曲『松風』、後の歌舞伎・日本舞踊の演目『汐汲』において、浜で海水を沸かして製塩するかまど、塩竈があり、そこで「浜で(はまで)美しいのは塩竈」の言葉がでた。それが「葉まで(はまで)美しいのは塩竈」と洒落て、花も葉も美しい植物、シオガマギク(塩竈菊)という
鬼芥子/おにげし
西アジア原産、オリエンタル・ポピーのこと
刈萱/めかるかや
萱または茅は、古くから屋根材や飼肥料などに利用されてきた草本の有用植物の総称
松虫草/まつむしさう
松虫(鈴虫)が鳴くころに咲くことが和名の由来であるとする説がある



杉浦非水 著『非水百花譜』第19輯,春陽堂,大正9-10.
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13706440


※キャプションは、上段は原本のまま。下段があるものは追記(弊社)。


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