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非水百花譜 第3輯




あぢさゐ/紫陽花
語源ははっきりしないが、最古の和歌集『万葉集』では「味狭藍」「安治佐為」(あぢさゐ)
平安時代の辞典『和名類聚抄』では「阿豆佐為」の字をあてて書かれている
もみぢあふひ/紅蜀葵
北米原産、ハイビスカスのような花を夏に咲かせる
がんぴ/剪夏羅
剪夏羅は漢名
ほたるぶくろ/蛍嚢
北半球に300種、日本には次の5種があるほか、草花として栽培される種がいくつかあり、
園芸においてカンパニュラと呼ばれている
からたち/枸橘
原産地は長江上流域。日本には8世紀頃には伝わっていたとされる


杉浦非水 著『非水百花譜』第3輯,春陽堂,大正9-10
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/13702606

※キャプションは、上段は原本のまま。下段があるものは追記(弊社)。

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