見出し画像

統計検定準1級ワークブック どこまでやったの 第12章

統計検定準1級ワークブック(以下WB)の「第12章 一般の分布に関する検定法」について、私がどこまで勉強をやったのかを書いていきます。

準1級は範囲が広いので、どの章をどの程度勉強したのかは気になるところだと思います。本記事が同資格を受験する方の参考の1つとなれば幸いです。


この章で扱う検定

本章の前提となる内容が書かれています。ここはさらっと流し読みしました。

母比率の検定

ここは2級の範囲なのでさらっと流し読みはずが、そうはいきませんでした。私が知っている母比率の検定の公式と違うのです!
WB本文の公式:$${Z=\frac{\sqrt{n}(\hat{θ}-θ_0)}{\sqrt{θ_0}(1-θ_0)}}$$
私が知っている公式:$${Z=\frac{\hat{P}-P}{\sqrt{\frac{P(1-P)}{n}}}}$$

これはどういうことだろうとしばらく考え込みましたが、結局同じことを言っているのが分かってほっとした記憶があります。

要は、私が知っている公式の分母と分子に$${\sqrt{n}}$$をかけて、$${\hat{θ}}$$を$${\hat{P}}$$に、$${θ_0}$$を$${P}$$に置き換えただけでした。

このように同じことを言っている場合でも記述方法によっては違うものに見える場合があります。色々な動画や記事で勉強すると思いますが、最後はWB本文の記述方法に返ってくることをおススメします。

とはいえ2級の頃から私が知っている公式の方で染みついているので、ここでは私が知っている公式の方で勉強を進めました。

そして唐突に?尤度比検定を用いる場合の公式が出てきます。最初は分からなかったのでスルーし、「第28章 分割表」の例題の問28.1をやってから、帰ってくることになります。。

母比率の差の検定

ここも2級の範囲なのでさらっと流したいところですが、そうもいかず。。後半の尤度関数のところはスルーしました。

ポアソン分布に関する検定

ここは正直あまり理解できていないです。例題が分かればいい感じでしょうか。

適合度検定

ここも私が知っている公式とは違うのでギョッとしましたが、カイ二乗検定の時の当てはめ値(理論値)のことでした。イエーツの補正はどこで-0.5するのかを覚えました。そういえば「第7章 極限定理、漸近理論」で連続修正が出てくるのですが、それに対応しているとのことです。例2と例3はよく分からずスルーしました。

尤度比検定

残念ながら?ここもあまり理解できていないです。なんかこうやって振り返っていると、よく合格できたなと疑心暗鬼になってきました。。

WB本文と例題の関連性

関連性はそれなりといった感じでしょうか。尤度比検定の問題があるとよかったのですが、いまいち消化不良な感じです。
例題については別記事に書いています。ご参考まで。

どこまでやったの?

どこまでやったの度:★☆☆
理解できていない内容が多い割にはあまりやりこんでないことが、この記事を書きながら分かりました。例題も5~6回と他の章に比べては少ない感じです。

なお、以下にまとめ記事を書いております。こちらもお役に立てば幸いです。

#統計検定
#統計検定準1級

いいなと思ったら応援しよう!