統計検定準1級ワークブック どこまでやったの 第23章
統計検定準1級ワークブック(以下WB)の「第23章 判別分析」について、私がどこまで勉強をやったのかを書いていきます。
準1級は範囲が広いので、どの章をどの程度勉強したのかは気になるところだと思います。本記事が同資格を受験する方の参考の1つとなれば幸いです。
判別分析
概要が書かれていますが、文章だけではなかなか入ってこない感じでした。主成分分析と同様に、いろいろ検索して動画を見て理解した感じです。
私の場合は今回も「データサイエンスLab.」さんの動画が一番しっくりきました。
・判別分析の原理がわかり、判別関数の求め方がかわる!
https://www.youtube.com/watch?v=aLeUF52clTw
フィッシャーの判別分析
ここは数式も出てきて難易度もグッと上がります。「合格体験記」には書かなかったのですが、「多変量解析がわかる」という書籍を買ってこちらで先に勉強しました。
https://gihyo.jp/book/2011/978-4-7741-4639-3
いろんな動画や書籍でイメージを膨らませてWB本文に挑んだ感じですが、分かったような分からぬような感じで玉砕しました。。。
正準判別分析
こちらも同様です。2群の判別が理解できていないのに2群より多い場合の判別が理解できるわけもなく。とはいえ例題の問23.2では射影軸が与えられているおかげで問題はとけるという、なんとも矛盾した感じでした。
問題が解けることと理解できていることは全然違うことなんだなー、と実感した箇所でした。
サポートベクターマシン
ここも一生懸命に読み込んだなのですがサッパリ頭に入りませんでした。図23.1を見て、こんな感じになるのね、といった程度でした。マージンがーとかパラメーターがーとか言われても実際に手を動かして試行錯誤しないと身につくわけないですよね。
混同行列とROC解析
ここはかなり読み込んで理解しました。これまでが激ムズだったので、その反動で簡単に思えたのかもしれません。ただROC曲線には苦戦しました。いろいろ検索して調べて概要は理解できたのですが、どうにもしっくり来ず。「キカガクブログ」さん記事のGIFをしばらくボーっと眺めてました。。
・【評価指標】ROC 曲線と AUC についてわかりやすく解説してみた
https://www.kikagaku.co.jp/kikagaku-blog/roc-auc/
WB本文と例題の関連性
関連性は低いのではないかと思います。なんかもっとしっくりくる問題は作れなかったのでしょうか。なお、問23.3については難しすぎてギブアップでした。
例題については別記事に書いています。ご参考まで。
どこまでやったの?
どこまでやったの度:★☆☆
「第22章 主成分分析」と比べるとやりこみ度は低いです。本試験で知識問題や基本問題が出たら取りたいけど、難しい問題が出たら諦めようと思っていました。
そのため試験直前の待ち時間の10分ぐらいはなぜかこの章を読んでいました。よほど自信がなかったのだと思います。その割にはなぜか知識問題が出るかもしれないという思い込みもあって、不思議な精神状態だったと思います。(笑
なお、以下にまとめ記事を書いております。こちらもお役に立てば幸いです。