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【統計検定準1級】2級過去問の復習のススメ

統計検定準1級の勉強をされている方は「ワークブック」を中心に勉強されていると思いますが、統計検定準1級の試験内容には「統計検定2級」の内容が含まれていることをご存じでしょうか。

「準1級は2級の上だから当然でしょ」という声が聞こえてきそうですが、今回は「統計検定2級の過去問」について書いていきます。(あくまでも個人的な意見です)


統計検定準1級の試験内容

統計検定準1級の公式ページには以下のように記載されています。
https://www.toukei-kentei.jp/exam/grade1semi/

大学において統計学の基礎的講義に引き続いて学ぶ応用的な統計学の諸手法の習得について検定します。具体的には下記の(1)、(2)を踏まえ、適切なデータ収集法を計画・立案し、問題に応じて適切な統計的手法を適用し、結果を正しく解釈する力を試験します。
(1)統計検定2級の内容をすべて含みます
(2)各種統計解析法の使い方および解析結果の正しい解釈

一般財団法人 統計質保証推進協会のページより引用

今回スポットを当てたいのは「(1) 統計検定2級の内容をすべて含みます」の部分です。

統計検定2級範囲の復習

「ワークブックでも手一杯なのに2級の復習なんてやってる時間ないよ」と思った方、ちょっと待ってください!

個人的には2級の復習をするには、公式問題集(以下「過去問」という)を活用するのが最適なのではと考えています。

リンクは「CBT対応版」ではないですが、私は2級の試験勉強の際にこちらの過去問を使って勉強していました。

こちらの過去問は2018~2021年の5回分が収録されています。もっと前の過去問も販売されていますが、とりあえず3回分ぐらいあれば一通りの復習にはなると思います。(古い方が簡単だという話もあるので、直近のものがよいかと思います)

2級を合格されて準1級の勉強をされている方は1冊は持っている方が多いと思いますので、こちらを活用しましょう。

以下、2級の復習をするにあたって過去問を使うメリットを書いていきます。

①効率がよい

2級の範囲をまた1からインプットしていくのではなく、過去問でアウトプットして分からなかった問題を見直していく方法が圧倒的に効率がよいです。

2級の時に勉強したテキストやWebサイトをまた1からインプットしていくのは辛いですよね?(私は辛い…)

②見えないプレッシャーとの闘い

2級を合格して準1級の勉強をしていることを前提として、2級の過去問は1度は通った道だと思います。そして今は準1級の勉強をしている。そんな状況で2級の過去問が解けないわけないよね、という見えないプレッシャーと戦うことができます(と言いながら結構忘れている部分もあったりします…)

③準1級の範囲と重複する内容の再確認ができる

2級の過去問を解きながら「この問題は準1級にも書いてあったな」とか「こんな問題あったっけ」というのを過去問ベースで確認することができます。

なにせ試験内容として「(1) 統計検定2級の内容をすべて含みます」と明記されているので、箱ひげ図やローレンツ曲線、重回帰分析の出力結果に関する問題が出ても文句は言えないわけです。

まあ準1級の試験範囲が広いので、2級レベルの問題がそのまま出ることはないと思いますが、記憶を呼び起こすぐらいはしておいた方がいいかと思います。

どの程度やればよいのか

これは個人差があるのでなんとも言えないですが、以下が目安かと思います。
・試験の1ヶ月前に3回分を復習
・試験の2週間前に間違った問題を復習

基本はもちろん準1級のワークブックですので、その勉強に支障が出ない範囲で復習するのがおススメです。

おわりに

いかがだったでしょうか。私なりに2級過去問の復習についてまとめてみました。参考になりましたら幸いです。

なお、以下の記事で合格体験記を書いています。

以下のマガジン「解法メモ集」と「どこまでやったの集」もご参考まで。

以下にまとめ記事を書いております。こちらもお役に立てば幸いです。

#統計検定
#統計検定準1級


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