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小説「i-SE+」の大幅修正と文庫本とペーパーバック

Kindleの電子書籍として販売しているSFサスペンス小説「i-SE+」の文庫本データが完成しました。

文庫本としてのデータを作る前に、誤字脱字や矛盾したところがないか、本文の確認と修正作業を済ませています。
実際に印刷するからには、より完璧にしておきたい。

この作品は、2017年に電子書籍で販売し、その後、Kindleに完全移行した、5年前のもの。
結果、ほぼ全文を修正するはめになりました。

出版前にはあれほど確認していたつもりが、誤字脱字が3つも……。
矛盾している部分や、重複している箇所以外にも、なにしろ全体的に文章がカタイ!

私が目指しているのは、読みやすい『丸い文章』であって、『四角い文章』じゃないのですよ。
初期の頃の作品は、今の私から見ると文章がとても四角いので、修正も一苦労。

現在、すべての作品を文庫本として作成している途中で、この「i-SE+」が片付いた今、残り4冊となりました。

完成した文庫本用のデータは、印刷所に発注します。
が、送料がお得になるように、3冊(3種類)ずつ発注しています。

今回の「i-SE+」に加え、これから確認・修正作業をする2冊が終わったら発注するので、印刷された本を手にするのは、まだまだ先です。

文庫本用のデータが完成したついでに、Kindleのペーパーバックも作りました。

ただし、ペーパーバックには文庫サイズ(A6)がありません。
サイズが変わると1ページに収まる文字数も変わるので、ページ数も文庫本より少なくなります。

ページサイズと本文の修正は簡単ですが、難関なのは表紙!
しっかり計算してサイズを出したつもりが、微調整が必要になったり、私にとってはとにかく大変でした。

Kindle版の本文データも修正したものに更新して、ペーパーバッグも無事に販売されたのがコチラ。

※Kindle Unlimited(読み放題)対応、無料アプリで試し読みもできます。

【あらすじ】

人並みの感情を搭載された人工知能は、どこまで『人』に近付けるのか?

法律事務所で働く麻里香は入院した上司の代理で、最新鋭の人工知能を持つロボット開発を手掛ける大手企業、エナジーテクノ・エンタープライズを訪れる。
厳重なセキュリティを誇る社には、一つだけ異質な部屋があった。
ガラス張りの部屋で麻里香が目にしたのは、寂しそうな瞳の男性、伊勢だった。
彼は特別待遇の優秀なプログラマーで、麻里香はその瞳が忘れられなかった。

代理として麻里香が最後に社を訪れた時、伊勢が姿を消した。

その後、親友で刑事でもある美織と、その後輩・坂田の二人は、何者かに襲われる。

覆される安全神話と、禁断の愛を描くSFサスペンス。


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