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計算されたダサさ

(カバー写真は「カメラを止めるな!」公式ウェブサイトより)
「カメラを止めるな!」 観てきました。
例によってネタバレになるため全く内容について書けないのですが、とにかく面白かったです。
ものづくりしたくなりました。(観た人にだけ届け)

話は違いますが最新の仮面ライダーも公開。(余談ですが僕は仮面ライダー大好きです。)
平成仮面ライダー20周年ということで過去のライダーの力を使って戦っていく、その名も「仮面ライダージオウ」。今回は「時間」がテーマになった作品(顔面が時計ですね)。

写真を見ていただければわかるのですが、なんと仮面ライダーの顔の部分に文字が入っています。
過去のライダーの変身フォーム(正確にはアーマーを着るのですが)の方にも、、、。

これを見て

「え、ダサい、、、」と思った方、、、。正解ですw(褒め言葉)

平成仮面ライダー(特にこの10年)は例えばフルーツの鎧をかぶるライダー(返信する時果汁が飛ぶ)だったり、メガウルオウダーという目薬をさす仕組みの変身ベルトで変身するライダーだったり、とにかく

「ちょっとズレてる」

ライダーやアイテムがとても多いんです。

さらに違う話ですが巷ではDA PUMPのダサかっこいいダンスですごく盛り上がっていますよね。


だらだらと書いちゃいましたが何が言いたいかというと人間「計算されたダサさ」にすごく惹かれるという話です。

カメラを止めるなも仮面ライダーもDA PUMPも計算されたダサさ≒人間くささがいたるところで活き活きとしていて、安心感もある中とても魅力的に感じるんです。

ものづくりや教育、企画、マネジメントをしているとどうしても「ちゃんとやろう」とか「きちんとやろう」とかという思考がよぎるのですが、教育・企画・マネジメントやマーケティングの面白さは人が相手なので、盛り上げたいポイントをどれだけ人間くさく仕上げられるかによって魅力が変わってくるところです。

当然そんなアイデアだけで価値を届けられるわけじゃなくて、それぞれ映画の撮影技術もおもちゃメーカーの製品開発の安全性も、どこまでも追いつけそうにないダンスの技術もあってこそなのですが、

企画→計算されたダサさ(≒人間くささ)
実行→全力のクオリティ

という2つのポイントがかけ合わさることでより多くの人を魅了するし、AIにはできないクリエイティブな領域なんじゃないかと感じてます。

教育・ものづくり・マーケティング・ブランディング、人事、コンテンツ企画・その他どんな領域でもきっと応用できる話だと思うので、これからも人間くさい仕掛けにこだわっていろんな企画を考えていこうと思います。

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