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そろそろお盆 地元の精進料理

田舎のお盆って、遠くに離れた家族や親戚が帰省して普段は静かな家が、急にワッとにぎやかになります。

13日には、お墓や納骨堂にご先祖様をお迎えに行き仏壇に、畑で採れた野菜やご馳走をお供えして、帰省した家族の様にもてなします。

私も実家にいた時や嫁ぎ先で、そんなお盆を過ごしていました。
ある年は自分も含め16人集まった事があります。
朝から晩まで台所に立ちっぱなしの状態でしたね。
今では懐かしい思い出です。

お煮〆
ヒジキ煮
あぶらあげ
酢物

里芋・ゴボウ・椎茸・レンコン・にんじん・コンニャクでお煮〆を作り、油あげを甘じょっぱく炊いたり、ヒジキの煮物、春雨の酢物にはきゅうりとワカメも入れて作ります。
彩に花麩を使ったり☝️これらは大量に作り置きしますが、そうめん・盆団子は3日間毎日作ります。

そして作り置きで忘れてならないのは、たら胃(たらおさ)です。

日田は北部九州のほぼ真ん中に位置して、天領として栄えたので人や物の物流も活発だったでしょうが、なにせ四方を山に囲まれた田舎です。

川魚を除き 鮮魚は手に入らなかったでしょう。
干物・塩サバ・塩くじら、子供の頃はよく食べていました。

その中でたら胃はお盆にしか食べない物です。

ご興味のある方は、こちらからお進みください。

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