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RIZINの「レフェリーストップが早い」に関する、ごく単純な真実

国内格闘技で最大のシェアを誇るRIZIN。
現在、キックボクシング転向組が躍進していて、かねてより根強い「打撃礼賛主義」とも相まって盛り上がりを見せています。
その反面、「フラッシュダウン時のストップが早すぎる」という批判もあり、「まぐれっぽいTKO」が量産されている事態にもなっています。

しかしこの現象、何者でもない私なら簡単に説明することができます。
逆に、問題提起はするのに誰もこのことに触れないというのは、何かしらの圧力があるのではと邪推してしまうほどです。
早すぎるレフェリーストップの理由は単純。


RIZINにはUFCをはじめとした団体が採用するユニファイドルールにはない、「サッカーボールキックがある」ということです。
何なら、グランド状態の膝蹴りも認められています。
フラッシュダウンして意識がはっきりしてるのかどうかわからない状態で頭部を一発でも蹴られたら、死んでしまうかもしれませんからね。
レフェリーもハラハラでしょう。

ただし、RIZIN関係者はもちろんそれほど危険なルールとは言わないだろうし、選手はルールのせいで負けたなんてみっともないこと言えないでしょう。

だから、「フラッシュダウンの際のストップが早すぎる」ということが問題になることはあれど、誰もサッカーボールキックの「サ」の字も言わないのは、そういうことではないかと。

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