柿内信太郎

格闘技に狂っているおじさん。 二児の父。 最近レゴにも再ハマり中。

柿内信太郎

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最近の記事

格闘技脳の鍛え方2

格闘技用の脳の鍛え方を模索しております。 日々、格闘家(プロからアマチュア、かじる程度の趣味の人まで)が行っている練習やトレーニングは、格闘技脳を鍛えるためにやっていると言っても過言ではないでしょう。 この記事では、そのポイントを取り出して解説していきます。 すでにやっているという方は、理解の補強に役立てていただけると幸いです。 ①正中線を捉える 正中線とは、人体の中心に真っ直ぐ引かれた(と仮定した)線です。 正中線には人中やみぞおちなど、急所が集中しているため、格闘技では

    • 格闘技脳の鍛え方

      「誰々は格闘技IQが高い」なんて言うことがありますが、「格闘技IQ」とは何でしょうか? ざっくり言うと「競技における賢さ」ということで、学習能力だったり修正能力、頭脳プレーの才覚だったりを指す言葉だと思います。 それに関連して、格闘技をする上で「格闘技脳」が重要だと私は考えます。 「格闘技脳」とは、競技に必要な考え方?とでも言いましょうか。 格闘技をする上で、自分の脳の使い方を格闘技という競技に寄せていく必要がある、という話です。「英語脳」みたいなイメージです。 例えば、

      • 弱者を強くすることが私の使命

        我ながら大きく出ましたが、記事を書く以上は自分の役割をはっきりさせないといけないかなと思った次第です。 ММAジムは、「強い人を強くすること」と「弱い人を楽しく続けさせること」を主な目的としています。 ここで言う「弱者」「弱い人」というのは、バックボーンと呼べるほどの格闘技経験がほとんどなくて体力的に未熟な人のことです。 もちろん例外はありますが、ММA選手として大成する人は稀。たいていは柔術やグラップリングなどの組み技に流れていきます。めちゃめちゃ寝技の強いおじさんとかは結

        • 令和の安生洋二現る

          SNS事情に詳しい方々はすでに知っていらっしゃると思いますが、キックボクサーの心直が修斗チャンピオンの新井丈にXでケンカを売ったそうですね。 (※これまでもこれからも、基本的に敬称略で通しますので、ご了承ください) 心直は平本蓮や久保優太らK-1出身勢の活躍にあやかってRIZINデビューを狙ったみたいですが、新井サイドが「ただの売名でないなら、やってやるからジムに来い」と返答。本当にHEARTSに行って、ガチスパーでボコボコにされた模様です。 立ち合い人兼ジム代表の大沢ケンジ

          中村倫也は雑炊の本を書かない。

          まず謝っておきたい。俳優の中村倫也(ともや)さんの話のつもりでこの記事をご覧になった方々におかれましては、詐欺まがいのタイトルで閲覧数を稼ごうとしたことに関して謝罪いたします。申し訳ありません。 本題は、中村倫也(りんや)のことです。 レスリングエリートから25歳でММA転向した無敗のUFCファイター、「リンヤマン」こと中村倫也。 ユーチューブで試合解説動画や対談で、格闘技愛と話のうまさを惜しげもなく披露しており、非常に好感の持てる選手です。 正直、今回は出オチのようなも

          中村倫也は雑炊の本を書かない。

          格闘技が好きな者は、基本的に中二病を患っている。

          本日のテーマはタイトルの通りです。 私が提唱した、「格闘技が好きな者は基本的に中二病を患っている。少なくとも、中二病的なモノゴトが大好き」という説を紹介してまいります。 特にPRIDE世代は、プロレスやキン肉マン、バトル系の少年マンガから格闘技ファンになった人が多く、トーナメントやタイトルマッチなどというワードに心躍り、技名があれば覚えたい人間がほとんどです。 それだけでなく、技名っぽい言葉を無意識的に探してしまうことも特徴です。 例えば、インスリンショック。 それから、

          格闘技が好きな者は、基本的に中二病を患っている。

          編集者の視点を持って、需要のあるものを書く

          数年前、電子書籍のライティングをしたことがある。 テーマとかも自由に書いて良いとのことだったので、格闘技経験がなくて体力的に弱い人に向けた、総合格闘技ジムに入門するための入門書を書いた。 この前エゴサーチしたらキンドルで売っていたが、0円になっていた。 それって、売っていることになるんだろうか。 昔読んだ本に、「編集者の仕事は、読者が欲しているものを世に送り込むこと」みたいなことが書いてあって、そうなんだーと思ったことがある。 書きたいという気持ちがあってもこの視点がない

          編集者の視点を持って、需要のあるものを書く

          頼まれてもいないのに、流行りの漫画を格闘家目線で考察【ネタバレ注意】

          葬送のフリーレンという漫画が流行ってますね。名言の宝庫で、数多くのネットミームを生み出してきました。 その中で、格闘技経験者から見て気になるのに誰もそのことに触れていない部分があったので書きます。 以降、ネタバレを含むので、ご注意ください。 主人公の魔法使いフリーレンと弟子のフェルンが、資格試験を受験します。 その第一次試験では三人一組になって、シュティレという、警戒心が強くて音速で移動する鳥を捕まえるか他のパーティーから奪わなくてはなりませんでした。 そこで話題になった

          頼まれてもいないのに、流行りの漫画を格闘家目線で考察【ネタバレ注意】

          「チンチンにする」を公用語にしたい(イントネーションに注意)

          格闘技用語の1つに、「チンチンにする」という言葉があります。 チン↘チン↘ではなく、チン↗チン↗です。発音に注意しないと卑猥な意味になってしまうので、文章で使われることはほぼ皆無なのを、あえて挑戦しようという試みです。 意味合いとしては、「ボコボコにする」とか「ケチョンケチョンにする」といった表現に似ているでょう。打撃にも組み技にも使うことから、「ドミネート」と同じような意味となります。 使用例は「昨日、スパーでチンチンにされた」などです。 たぶん流行らないと思いますが、

          「チンチンにする」を公用語にしたい(イントネーションに注意)

          毎日がチートデイ

          食事制限をしたことのある方であれば、「チートデイ」という言葉をご存知でしょう。 ひたすら摂取カロリーを控える減量の仕方では、代謝が悪くなり脂肪燃焼やトレーニングの効率に影響を及ぼします。 そのため、「チートデイ」と呼ばれる開放日を設定するのです。 チートデイの意味合いは人によって異なります。 「食べたいものを食べたいだけ食べる」という完全開放から、「この日だけは我慢していた好きなものを食べる」という1品限定の開放まで、段階のようなものがあるわけです。 私の場合、どういうわ

          毎日がチートデイ

          ムエタイにも女体化の波を!

          オタクはキャラの名前を覚えるのが好きな生き物だと相場が決まっています。 そして、そのキャラが女性であれば喜びます。 そういうことで、ゲームやアニメなどを中心に「女体化」「美少女化」という文化が発展していったのです。 神話の神々やモンスター、戦艦からウマに至るまで、女体化の波は押し寄せています。 そこで私は考えたのです。 ムエタイもこの「女体化ビジネス」を利用すれば、もっと人気になるのではないかと。 ロッタン、センチャイ、ディーゼルノーイ、チャモアペット、サムエー、サムゴー、

          ムエタイにも女体化の波を!

          おじさんの落書き3

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          おじさんの落書き2

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          おじさんの落書き1

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          格闘技界の次期トレンド技

          格闘技の技にも流行があります。 ラバーガード、ディープハーフ、カーフキック…ヴァンフールチョークもちょいちょい注目されました。 とはいえ、万能な必殺技などなく、注目されれば対策を研究されてしまいます。それらは流行り廃りの中であるべきところに落ち着いて行くのが世の常です。 しかし、格闘技畑にいる以上は、そうしたトレンドを押さえておくのは大人の嗜みというやつです。 そして現在、次に流行りそうなのが「スタンドの脇固め」。 青木真也さんがいつかの試合で使ったことがピックアップされ

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