あまりのあるわり算④
昨日、授業の動画を撮っており、その動画を夜見返していました。
『学び合い』をしていると、最初はいい雰囲気で進めることができているのですが、だんだんと一人ひとりの声が大きくなっているのが気になっています。
動画を見ていて、教室の中で机を動かしたりせず、距離が近い状態で学んでいるなと感じました。
隣のペアやグループが近いと、その声の影響で自分たちの声が聞こえにくくなり、そして全体で声が大きくなってしまっているのではと考えました。
そこで、教室のどこを使ってもいいことをもう一度確認し、さらに、廊下を使ってもいいことにしました。
自分が集中できることと、距離が近いせいで声が大きくなっていると考えられるということを子どもたちに伝え今日の自由進度学習はスタートしました。
早速、廊下に出て学習に取り組む子がいました。
廊下に出た子たちは2〜3人で取り組んでいましたが、静かな環境で集中して取り組めているようでした。
教室の方では、普段通り机でやる子や、教室の角に置いてあるマットの上で学習する子もいました。
一人ひとりが自分に合った場所で取り組んでいました。
人数も少なくなり、声の大きさも昨日よりましになっていったんじゃないかと感じました。
これからはこのスタイルでやってみようと思います。
今日の放課後、子どもたちが持っているカードフォルダーを見ていました。
すると、とても考えているなと感じられるカードを作っている子もいれば、まだカードが2枚ほどで使えてないのではと感じる子もいました。
1時間の『学び合い』でカードを使った時よりも、カードに対する意識が低くなってしまっているように感じました。
そこで、自由進度の中でもカードサイクルを意識できるよう、明日の算数の授業の最初には、サイクルの流れをもう一度全員で確認してから始めようと思います。
また、教室にサイクルを書いた掲示を作りました。
サイクルを意識できていない子にはサイクルのどの位置に今自分がいるのかを意識しながら取り組めるようにしていきたいなと思います。