かけ算の筆算(1) 10/11時目
最近ばたばたしていて書けていませんでした。
今日は、算数の授業について書きます。
今算数では、「かけ算の筆算(1)」の10時間目です。
今回の単元から、今までの実践に追加して、ミニテストを2回実施しているのと、クラスの目標点を決めています。
まず、クラスの目標点を決めたことにより、子どもたちがその目標を達成しようという気持ちをもって取り組めている子がいるということです。
そのような気もちをもっていることで、全体を見て、このままでは達成できそうにない。こうした方がいいというように考えることができています。
ミニテストについては、今回の単元では、第7時目と、第10時目の2回行いました。
このミニテストのメリットとデメリットをまとめたいと思います。
メリットとしては、
・子どもたちの学習状況を教師が把握することができるということです。
繰り上がりのところでつまずいている。やり方のところでつまずいている。そもそも九九を覚えていない。など、1人1人の状況を把握して、その後支援をすることができました。
授業は自由進度で行っているので、個別で教えたりしながら、その子ができていないことに対して直接アプローチをすることができました。
・子どもたちも自身のできていないところに気づくことができる。
子どもたちはプリントに取り組み、学習を進めています。てきとうにこなすようにやっている子は、このミニテストをすることによってこのままではいけないということに気づくことができていました。
そして、このままではいけないと自覚し、取り組むことができていました。
このように、普段の学習の中では気付けないことにも、ミニテストをすることで気づくことができるようになり、教師の支援も的確に行うことができました。
デメリットについては、
・ミニテストに時間がかかってしまう子がいて、授業の内容に遅れが出てしまう。
これに関しては、ミニテストの問題数を減らして実施することで、改善できるところだなと感じています。
しかし、ミニテストをすることによって、授業の時間が短くなってしまうのも事実です。
今回は、テストに時間をたくさん使ってしまった児童もいたため、もう1時間追加して取り組もうと思います。
メリット、デメリットをまとめてみましたが、メリットになっていることの方が大きいと思うので、これからも続けていこうと思います。