大きい数 (単元内自由進度×カード実践)振り返り
大きい数の単元では、単元『学び合い』(単元内自由進度学習)、カード実践を取り入れました。
今回の単元の振り返りをます。
○カード実践について
子どもたちが「カード」に慣れてきているということもあり、書く内容が少しずつよくなってきている。
大切なポイントをカードに書くことができている児童が少しずつですが増えてきています。また、自分が作ったカードを使って問題に取り組むことができる子も増えてきています。しかし、まだまだ描くことができていない子もいます。そういった子への支援として、良いカードを紹介して行こうと思います。それを見ることで、カードを作るヒントにしてくれたらなと思います。
また、私自身が、全員のカードを把握することはできていません。そこまでの余裕がなく、誰がどんなカードを作っているのか。また作ったカードの内容が合っているのかなど、把握できていないことはたくさんあります。
カードに間違ったことを書いたまま学習を進めていくと、間違ったことを覚えることになってしまいます。
授業の最後に作ったカードを交流する?
どうしてそのカードを作ったのかを友だちに説明する?
こういったことも、子どもたちがカードに間違ったことを書いていないかどうかの確認になると思います。また、友達と交流することで、友達のヒントにもなるかもしれません。
カードの精度を上げるためにどんなことができるのか。また、単元『学び合い』(自由進度学習)のなかにどのように入れていくことができるのか。うまく組み合わせることができるようにしていきたいと思います。
○単元『学び合い』について
『学び合い』については、1学期から続けていることや子どもたちに何度も語り続けていることからもう子どもたちに染みついてきているように感じます。
全員が単元の課題を全て達成することを単元の後半くらいから何度も何度も語り続けました。
そして、早くできている子は遅れている子につきっきりになり、教えている姿が見られました。
誰1人見捨てず、全員達成を目指すということを本気で願っているということを子どもに語り続けると、子どもは変わるなと感じました。
ただ、全員達成しているにも関わらず、テストのクラス平均はなかなか上がりません。
算数を苦手としている児童の点数は比較的上がっているなと感じるのですが、中間層の子たちの点数がなかなか上がってないのが気になります。
友だちに説明をする課題を疎かにしているのか、そもそも作っているプリントの質が悪いのか。
今日、公開授業の指導案検討がありました。そこでも授業プリントを指摘していただきました。
やはり、プリントの精度が悪いということも子どもたちの理解にも繋がってしまっているなと感じました。
⭐︎そのプリントを通して子どもたちにどんな力をつけて欲しいのか。
⭐︎どんな説明ができていれば良いのか。
そういったことが明確には示すことができていないと感じました。この2点を考え直し、授業プリントを改善していかないと行けないなと感じました。
また、単元の初めに、クラスの目標点数と自分の目標点数決めようと思います。目標を持つことで子どもたちの動機にもつながると思うからです。
また、単元途中にミニテストを取り入れようかなと思います。1学期に取り組んだ、「たし算とひき算」での単元内自由進度の時は、ミニテストをしていました。
しかし、2学期になってからはとりいれていません。
子どもたちが自分で自分の状況を把握するとともに、私自身も子どもたちの状況を把握するものとして取り入れようと思います。
また、先輩の先生から、『学び合い』の授業の初めに取り組むと良いことを教えていただきました。
説明をするのはいいのですが、必死になるあまり声の大きさが大きくなってしまう子や、声を気にせずお話をしている子が気になっていました。
そういった子がいなくなるようにするためにやってみようと思います。
良いところが課題が明らかになってきています。課題となっているところを改善していけるようにしていこうと思います。
最後に、宣伝ですが、、、
10月25日に本校で公開授業があります。
私も授業をさせて頂きます。教科は算数です。
今回の振り返りでも書いた、単元内自由進度学習とカード実践を取り入れた授業を行う予定です。ぜひご参加頂き、ご指導していただけると嬉しいです。
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