2024年振り返り
フィノバレーAdvent Calendar 2024 8日目の記事です。
こんにちは。株式会社フィノバレーの照井です。
2日目のアドベントカレンダー記事で少し触れたのですが、モバイルアプリチームではここ3年ほどmiroを使って1年間の振り返りを実施しています。
去年実施した振り返り会のスクショはこんな感じです。
今年2024年の振り返り会は今月末に開催予定なのですが、全く準備していないませんでした。
そこで丁度良くアドベントカレンダーの担当が2日間になりそうだったので、今年の振り返りの整理も兼ねて2つ目の記事を書くことにしました。
今年やったことの整理
かなり大雑把ですが今年やったことを「開発業務」「業務改善」「チームビルディング」の3つに分類しました。
1.開発業務
今年前半は加盟店アプリや限定用途の小さいアプリ開発、ヘルスコネクト対応業務が印象に残っており、特にヘルスコネクト対応ではGoogleFitとヘルスコネクトを共存させる部分で結構四苦八苦したため強く記憶に残っていました。
今年後半はAndroidエンジニアが1名抜けてしまうという出来事がありました。とても残念ではあったのですが、Androidアプリ開発者が私一人になり必然的にAndroid開発全般を担当することになり、Androidのコードを大量に書くことができて個人的に楽しい開発期間にはなりました。
2.業務効率
「仕様書の整理」については毎年空いた時間に対応しており今年もある程度できたかなという感想です。
「会社ブログでの情報発信」はnoteでの継続的な発信ができていると思います。
Android CIの改善について、元々CI環境は退職されたAndroidエンジニアがメインで構築してくれました。
構築内容は数年前に記事にしてくれているので参考までに貼っておきます。
改善を進めていて改めて思ったことは、めちゃくちゃ良いCIの土台を作ってくれていたんだなと実感したことでした。
ただ、構築から4年経過するとインフラ周りのバージョンアップや最適化などが重なってパイプラインがエラーになるなどいくつか問題も発生する状況でした。ここは丁度タイミングが良かったこともあり、構成要素と設定内容を改めて理解し、インフラチームと協力して改善を行うことができました。
3.チームビルディング
会議体系は毎年試行錯誤しているのですが、今年は実施内容が良い方向になったと感じました。
他にも今年はプロダクトグループ全体の戦略を明確に定めるといった取り組みが行われ、各チームはこの戦略をもとにチームの特性と課題にあわせて目標を作りました。
(以前から組織の醸成としてやらないといけないねと話はしていたのですが、なかなか実行に移せない状態でした。)
また、アプリチームではチーム&メンバーの目標をそれぞれ立てており、今年は特に社員に対して7月から週2くらいのペースで数時間1on1を実施し、徹底的に深掘りしました。
こちらは双方とても良い経験になったと振り返って感じました。
実際、メンバーであるiOSエンジニアの眞名子(フィノバレーAdventCalenderの17日目担当)はチームビルディングのために本を読んだり試行錯誤して取り組んでくれています。
まとめ
今年一番前進したと思うことはやはりプロダクトグループの戦略が策定され、それに沿ってそれぞれのチーム戦略や目標が立てられた点だと考えます。
これまで目の前の業務に翻弄されて、長い目で見た場合の「緊急ではないが重要なこと」が疎かになっていました。
各チームの目線もバラバラだったのですが、今年はその土台が作られ少しずつ方向性が定まりつつあると感じます。
来年以降、徐々にこの土台が形成されていくようプロダクトグループ全体で努力していきたい!という意気込みで今年の振り返りを締めようと思います。