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三日天下の夢か、はたまた夢マボロシか
明智光秀は勝ち運に恵まれなかったのか、人望がなく、見限られたのか
明智光秀は本能寺で織田信長を暗殺後、わずか11日後に羽柴秀吉軍と山崎で対峙します。負け戦ののち、逃げる途上の小栗栖で命を落としました。このことから、短期間しか政権の保持ができないことを明智光秀にたとえ、いまでも「三日天下」という言葉が使われます。
私は想う。原則として歴史では「イフ」を考えないという立場をとりますが、しかし、
あの時こう言わなければ・・・・・・・・・
埋め火は灰の中でじっとしていた筈だった。しかし、その埋め火を白日の下に曝け出し、一事不再理の原則を無視して、前政権の下した罰則の結果にて自民党の総裁選挙前には沈静化しているかに見えた筈の【埋め火】は、果たして自ら発した自民党の総裁選挙での公約とした自らの発言で、消えた筈の【埋め火】を掘り起こさなければならなくなり、石破茂首相(自民党総裁)は自民党派閥の政治資金問題を巡り、関係議員の次期衆院選での扱いで難しい判断を迫られれる結果となって仕舞い、世論の逆風に対処が必要と見極め、非公認や比例代表との重複立候補の禁止といった一定の措置が不可欠だと決断した結果、無風の風は逆に作用したようで、掘り起こされた【埋め火】は、大炎上する種となって仕舞うと言う結果となったのは皮肉なもので、自らが放った矢が廻り巡って、後ろから自分に向かって来ると言う、何とも因果応報と言う結果に相成った。
追い打ちを掛けたのは、裏金事件を巡り、党総裁の石破茂首相が「ルールを守る自民党を確立する」として、前議員らを非公認にしたにもかかわらず、前議員らが代表の党支部に多額(2,000万円)の活動費を支給していた問題は、党執行部は裏金事件への対応が不十分との批判を受け、厳しい姿勢をアピールしていたが、裏では公認候補と同様に支援し、見かけ倒しだった実態が浮かび上がった事が、実は前段の非公認問題と言う一事不再理の原則を無視して【埋め火】から大炎上した事に、さらに火に油を注ぐ結果を招く要因を自らが与えてしまったと言う2発目のオウンゴールとなったのだった。
私は問う
ここで「三日天下」で終わったら、どんな策があるのかを、簡単に述べておきましょう。
衆議院総選挙で与党が過半数を失った場合、選択肢としては、安定政権を維持するための「連立政権の再編」または「政策ごとの協力」を検討する可能性が考えられます。以下のいくつかのアプローチが考えられます。
政策協力を前提とした野党との協力
与党が政策ごとに賛成を得やすい政党と協力し、連立を組まずに法案の成立を目指す方法です。この場合、国民民主党や維新が特定の政策では協力する可能性があります。これは政策ごとの柔軟な支持を得る形ですが、継続的な安定は難しいかもしれません。無所属や野党一部との連立
一部の無所属議員や立憲民主党、国民民主党の一部派閥と合意を得る形での部分的な連立も考えられます。しかし、これも安定性には欠ける可能性があり、各政党間での政策調整が難しくなる可能性も高いです。大連立
自民党が立憲民主党と大連立を組むことも理論的には可能ですが、政治的現実としては大きな課題があります。これはかなり難しい選択肢ですが、政治情勢が逼迫している場合、あるいは安全保障上の懸念が高まる際には、一時的にでも安定を図るための合意が模索される可能性があります。安全保障の強化
また、不安定な政治情勢を悪用する外国のリスクがあるため、海上警備や防衛体制の強化も同時に検討が必要です。中国、北朝鮮、ロシアの行動に備えた情報収集と迅速な対応を進めるとともに、米国の外交政策の変化にも柔軟に対応できる準備が不可欠です。
このような状況では、与党が短期的な安定を図りながら、長期的な政治基盤の再構築を検討する必要がありそうです。また、民意の動向を慎重に見極めつつ、次の選挙に備えた戦略も同時に進めることが求められるでしょう。