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誰がぼくを不幸にした?

いっそ全てを誰かのせいにしてしまいたい。
そうできれば、心がずっと軽くなる。

社会の制度のせい。
親のせい。
学校教育のせい。
政治家のせい。
資本家のせい。
先祖のせい。
守護霊のせい。

責任転嫁したところで、何も変わらない。
自分自身が変わらなくてはいけない。
分かっている。
それは分かっているんだけれど、変われない。

何がそうさせている?
プライド?
自己認識不足?
過去の思い出?
ただ面倒臭いだけ?
変化が怖い?

もう時間はない。人生は待ってくれない。
一からやり直すには歳をとりすぎた。
残りの人生をどうしていきたいのか。
何がしたいのか。
幸せになりたい?
その幸せってなんなんだ?

思いつきの行動だけで、続けていくことができない。
その場しのぎのセリフで誤魔化している。

一体いつになったら全てを受け入れて動き出せる。
それともこのまま死ぬのを待ち続けるつもりか。

いくら考えても答えなんか出やしない。

先延ばしの結論。
またそうやって一日を無駄に過ごす。

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