無視 シカト 存在否定
これまでの仕事の中で、自分が配置された職務が、先輩である女性と二人だけの時に限って、そのパートナーとなるべき先輩女性職員には口を聞いてもらえず、無視をされるということが3回あった。
ぼくは、年下であってももちろん女性だとしても先輩であり、業務内容について教わる立場になるので、へりくだるというか謙虚な気持ちで、指示を仰いだりすることを心がけていた。
しかし、結果的に彼女らに何かしらの不快な感情を抱かせ、ぼくを無視するという行動に出させてしまった。
ぼくは性格的なものなのか、(その頃は発達障害であることを認識していなかったが)ASDの特性からなのか、業務を完全に身に染み込ませてある程度の臨機応変な行動が取れるようになるまでは、自分の意見を主張するということができない。
その部分が、指示待ちの姿勢だと受け取られていたのだろうか?
それとも、相手のタイミングを見て質問したりすることが苦手で、なかなか質問することができない、こちらから積極的に話しかけることができない所に、イライラさせてしまっていたのか。
そのことから、数年10数年経った今でも、彼女らにそうさせた理由が全く分からずにいる。
そのような経験が、会社という場に対しての恐怖心を持ってしまった原因になっている。
自分が傷つくのが怖いし、相手を傷つける言葉を発してしまうことも怖いので、なかなか自分から話しかけるということができない。
まして、あからさまに無視されているというのが分かっていると、もうこちらから話しかけることはできなくなってしまうし、もし関係を修復する機会があったとしても、ぼくはそのチャンスに気づくことができなかったであろう。
もちろんさらに上の上司に相談はしたのだが、話しを聞いてくれはすれど、関係を修復する機会を作ってくれたことはなく、返って相手に火をつけてしまう結果になってしまっていた。
発達障害的な、空気を読まない発言をして、怒らせてしまっていたのだろうか?
ある種、トラウマとなってしまったこの体験が、再就職することへの恐怖心になっているのは確かだ。
どうすれば、この経験を消化して前へ進むことができるのだろうか?
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