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密やかな観察対象の変化。

おかーさんです。

それにしても、ちっとも体重が落ちていく気配がない。

全然心当たりがないか?

と問われれば、残念ながら、ある。

だって、土日は外食(スーパーのお惣菜含む)が多いしぃ。
私がそうしたいワケじゃなくて、ツレに付き合ってるんだしぃ。
でも、炭水化物はほぼ口にせず、食べる量も少な目にしたしぃ。
(おデブのイタイ言い訳)

自分のせいだよね。

全て、私が選んだ結果だよね。

さて、ちょっと事情があってお昼から仕事を休みにした。

パン教室のレシピでも作ろうか、と予定していたのだが、急に

「岩盤浴に行きたい」

と思ってしまった。

思ってしまったら、行くしかない。

ぼん(息子・大学2回生)に昼ごはんを食べさせて(大学生は、絶賛春休み中)、ちょっとワイドショーを見てから、車で15分くらいのお風呂やさんへ行ってみた。
(関係ありませんが、今、森友問題がアツイですね!そして、貴乃花親方もまたアツくなってきそうです。わたし、ワイドショーネタ、大好物です(笑))

久々の、正に2年ぶりくらいの岩盤浴。

作務衣みたいなのに着替えて、大きなバスタオルを持って、意気揚々と「ゲルマニウムの部屋」へ。

鉱石(ですかね?)が敷き詰められたところに、バスタオルを敷いて寝ころがる。

タオルを通して、温まった石の熱が背中に伝わってくる。
ああ、あったかい。

が、なんということでしょう。

以前来ていた頃は、すぐに汗が"だー"って出てきたのに、ちっとも汗が出てこない。

体はだんだん暑くなってきて、皮膚の辺りが
「発汗したいぞ!!」
っていう感覚(わかります?熱が皮膚を体の内側から押している感じ)はやってくるのに、汗腺にフタをされてしまったかのように、汗が出てこない。

これは、めっちゃ代謝が落ちているのか。

なんか、もどかしい感じを覚えながらうとうとしてしまった。

多分、10分くらいだと思うが、目が覚めたら流石に汗が出ていて、それもかなりの量だと思われる汗で、ホッとしたのでした。

そのあと「水晶の部屋」とか「黒炭の部屋」とかを巡り、一時間ほど岩盤浴を楽しんで、次の楽しみの「お風呂」へ。

お風呂は、当たり前だけどすっぽんぽんで入ります。

なかなか恐怖です。

この、立派に二段になった腹を晒し、肩甲骨が埋もれて久しい背中を晒すのだ。

一応タオルで隠すが、隠れるもんじゃない。

でも、露天のお風呂は気持ちいいし、お湯に入ってしまえば見えないもんね。

さて、私もすっぽんぽんだが、周りの女性たちもすっぽんぽんである。

なので、一人で来ている私は、自然と観察タイムに入ってしまう。

つい観察してしまうのは、自分と同じくらい、もしくは自分よりもふくよかな女性たちである。

「あの人とおなじくらいだな」
「あの人よりは、ちょっとましだな」
「あの人、しんどいだろうな」

なんてね。
自分を棚にpushして、心の中で品定めしてしまう。

今日もそんな風に思いながらお風呂に入っていて、ハタと気がついた。

これ、あかんパターンやん。。。

そうなのだ。

安心材料を探しているのだ。
そして、自分に言い訳しているのだ。

「おんなじくらい」だから、大丈夫。
「ちょっとまし」だから、大丈夫。

ノーーーーー!

ちがう!
せっかくのこの非日常空間、活用しないでどうする!

安心材料を探すのではなく、モチベーションアップの材料を見つけなければ!!

そう気がついた私は、理想の体型の美しい姿を、密かに観察対象とさせていただいたのでした。。。

でもやっぱり、お風呂の後のコーヒー牛乳の誘惑には負けてしまった。。。

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