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【社員インタビュー】ブランドコンサルタントが心がけていることとは?
企業やサービス、製品などの価値を向上させる重要な手段であり、変化の激しい時代に必要不可欠な戦略のひとつである、ブランディング。それを戦略的にサポートするコンサルタントの重要性が増しています。ブランディングエージェンシーとして企業価値の向上を上流から支援するジェイスリーでは、ブランドコンサルタントを募集しています。
今回は、ブランド構築のプロとして2022年に入社したブランドコンサルタントの安藤慶太さんに、ブランディングに携わる上での向き合い方やコンサルタントとしての魅力を聞いてみました。
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広告制作会社、ブランディングエージェンシーを経てジェイスリーに入社。コピーライター/ブランドコンサルタントとして、ブランドの構築から戦略立案、進め方の展開までをワンストップで対応。食品・飲料メーカー、化粧品、化学、物流、航空、観光、不動産、アパレルなど、あらゆる業界のブランディング戦略・マーケティング戦略を支援する。
言葉で後押しするプロから、ブランド戦略で共に成長をつくるプロへ
ー 2022年6月にジェイスリーに入社されましたが、それまでのご経歴を教えてください。
ジェイスリー入社以前は、社員の全員がコピーライターという広告制作会社で7年程働いていました。仕事の7、8割はネーミングの仕事をしていました。
よりお客様の抱える課題の上流から貢献したいと思うようになり、ステップアップとしてデザイン系のブランディングエージェンシーに転職をしました。企業ロゴやパッケージデザインに強みを持つ会社で、社員の8割がデザイナーの中、私は10名程のチームでコピーライター兼ブランドコンサルタントとなって、お客様の課題をブランディングで解決していく仕事をそこで本格的に始めました。課題の発見や競合調査をしながら、ブランドのコンセプト設計やターゲットに伝えたいこと、デザインの方向性などの戦略を立てていました。
その後、フリーランスのブランドコンサルタントとして活動していた時期もありました。その時に、ロゴやパッケージのアウトプットだけでなく、WEBの対応力についても必要性を実感していたこともあり、そこに強みを持つブランディング会社であるジェイスリーに魅力を感じました。
ジェイスリーはものごとの本質を探し出し、その価値を可視化させることを大切にさまざまな制作を手がける中で、ブランディング事業としてさらに拡大を図ろうとしていた時でした。他にもブランディング事業を展開する会社に行く選択肢はありましたが、最終面接で社長と話している中で、ブランディングを通してお客様の課題解決に貢献する本気の想いが伝わってきて、自分のやりたい仕事内容にフィットしているし、しっかりとお客様のブランディングに取り組めると思い入社しました。
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ー 安藤さんの具体的な仕事内容を教えてください。
現在は、高級車ディーラーや会計コンサルティング、建設機械の会社、出版社など5社を担当しています。プロジェクトの内容にもよりますが、数ヶ月から年単位での取り組みまでさまざまです。
作業時間は調査や分析、戦略立案、お客様とのコミュニケーション、資料作りに使うことが多いですね。ヒアリングなどを通して課題を抽出したり、お客様の競合調査や差別化につながる強みを見つけ出していき、不足しているブランド要素を作りあげていきます。課題抽出にはさまざまなフレームワークを活用したり、直感的に仮説を立てた上で、その裏付けとなる情報を集めたりもします。資料は社内のデザイナーに作成をサポートしてもらうこともありますが、基本的には自分で作成します。
プロジェクトは課題抽出のために悩みをヒアリングすることからスタートし、課題を分類していきます。経営戦略などブランディングでサポートしきれないときには、グループ会社のタナベコンサルティングなど協力会社とともにクライアントの課題解決にあたっています。
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あらゆる視点と根気強くアプローチをすること
ー ブランドコンサルタントの魅力をどのように感じていますか?
お客様の課題解決のプロセスに最初から立ち会える点は魅力に感じています。ロゴ制作やネーミングといったものは、あくまでもお客様の課題の解決策のひとつです。例えば、「ロゴを作る必要性があるか? 他に最適な解決策があるのではないか?」といったことを考え、お客様と一緒に最終的なアウトプットにつなげていけるような、戦略面から関われることがコンサルタントの魅力だと思っています。
ー ブランドコンサルタントとしてどのようなチカラや考え方が求められていると思いますか?
まず大切なのは、好奇心を持って、地道に進められることだと思います。お客様のブランド全体や取り巻く環境を俯瞰した上で、ブランドの中核となる理念の刷新や世界観づくり、顧客や消費者とのタッチポイントであるWEBサイトや広告などの打ち手も考えます。
ジェイスリーのお客様の業界は多種多様で、幅広い知識を求められるため、常に新しい情報を吸収できる好奇心の強い人には楽しい仕事だと思います。また、お客様に提出する報告書ひとつにも、さまざまなソースや分析の結果をお示しするので、調べることや追求することに根気強く取り組む必要があります。気づけば何時間もひたすら調べ物をしている、という日もあったりします。
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お客様との信頼関係を構築するために、普段からお客様とのコミュニケーションもていねいに行うようにしています。成果物としてお客様に報告書を提出する場合には、たとえ報告書に記載しないことでも会話をする中で情報をお伝えしたり、以前に会話の中で出された話についても調べたことを織り交ぜたりしながら会話をするよう心がけています。
また、「信じる」と「疑う」の視点を持っていることもコンサルタントには必要なことだと思っています。お客様から提供された情報や誰もが知っていることも、頭の片隅で「本当かな?」と考え、一度立ち止まれる視点を持っているほうが、よいご提案ができるのではないかと思います。
デザイナーとも連携しやすい職場
ー 社内の雰囲気など、働く環境はどうですか?
個性豊かな人が多いです。オフィス内で作業をしている時は静かに黙々とやっていますが、ひとたび議論の場になると和気あいあいとした雰囲気の中で、いろんな意見が出されます。基本的に出社をしている人がほとんどですが、リモートワークも含め、個人の状況に合わせて柔軟に対応をしてくれる会社だとは思いますし、社内にいればデザイナーなど他職種のメンバーが目の前に座っている環境で、クリエイティブ面のさまざまな業務の相談もできますし、仕事のしやすい環境だと思います。
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ー どんな人と一緒に働きたいですか?
業界や職種問わず、いろんな視点を持っている人、俯瞰して物事を見られる人はジェイスリーでの仕事にやりがいを感じられると思います。一緒に働く上では意見をはっきりと述べてくれる方はウェルカムな社風だと感じますので、状況報告などの情報共有はもちろん、お客様への提案や改善点など、前向きな意見を率先して伝えようとする方と一緒に働きたいなと思いますね。
筑波大学附属病院 総合診療科 様
株式会社イマギイレ 様
公益財団法人 JAL財団 様
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