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女性起業家日記:海外で働くなら「心が元気でいられる」環境づくりがとても大事
大学院生としてロンドンに約3年、当時4歳だった長男を連れ単身赴任でシンガポールに3年住みました。その時の経験や、毎年の海外滞在などの経験をお伝えする内容です✨
約半年ぶりのロンドン。
昨年来た時は「夏」
今の3月終わりは、春のちょっと手前。
春真っ盛りの日本から渡英すると
まだまだかなり寒く、雨や曇りの日が多くてどんよりしています。
ロンドンの気候で、Lovely wheatherと呼べる季節はとっても短いのです。
9月から5月くらいまでは、どんより寒くて雨ばかり。
6月〜8月だけが、カラッと気持ち良く晴れる季節。
先日 ↓↓ こんな記事を見つけました。
3ページ目の
「長くて寒い冬、乏しい食文化…帰国が頭をよぎる」
の見出しに大納得。
ヨーロッパの冬は、人を鬱にさせるのに十分なくらい、強烈に暗い
特に冬至付近になると、15時過ぎにはもう真っ暗で、
朝も8時くらいまで真っ暗。。。
朝起きるたびに、暗くて、日が上っても来る日も来る日も雨。
「うぅ…鬱になりそ」
と思う毎日ですw
今回の出張でも、普段はアイルランドに住み、今回ロンドンに出張してきた女性に会ったのですが、まだ私にとって未踏の地アイルランドの気候を尋ねると
「Oh, it's such a miserable(何ともみじめな気候よ)」
とか。
聞けば、ロンドンよりもずっと北にあるので、冬の日照時間は更に短く、かといって(暖流の影響で)雪も降らないので、
「冬の間じゅう、強い風と雪混じりの雨が降り、ただただ暗くて寒くてみじめ」
なのだとか。
それはツラい…。
今回ロンドンに到着した日も、
横なぐりの雨が降り、道ゆくひとも心なしか暗い顔。
水はけの悪い石畳の道ではあちこちに汚い水たまりができ、
ぼーっと歩いていると靴をびしょびしょに濡らしてしまいます。
ヨーロッパの人は、家の中のインテリアにこだわる人がかなり多い。
それはきっと長く暗い冬を、できる限り快適に、楽しく家で過ごしたいという気持ちの表れなのでしょう。
北欧のインテリアがあんなに明るく色とりどりなのも同じ理由ですね。
ヨーロッパを飛び出し暖かいアジアへ
最近、イギリス人の友人が続々と東南アジアに移住しているのですが
(特にタイ・ベトナムなど)
理由を尋ねると大きく2つ。
「物価」と「天気」
だそうです。
寒くて暗いイギリスなんか飛び出して、太陽のサンサンと降り注ぐアジア・物価の安いアジアからリモートワークしちゃえ!
ということ。
まさにコロナによってリモートが急激に発達したことで、可能になった働き方ですね。
日本の気候は世界的に見ても最強
日本にいるとついついそのありがたみを忘れてしまうけれど、
1年をちょうど4分割したかのように3ヶ月ごとに四季がやってくる気候。
日本って本当に最強で最高の気候だなぁと思うのです。
今なんて、どこも桜満開、一年でもっとも美しい景色です。
シンガポールのように常夏も良いけれど、どこかで秋や冬の美しい景色が恋しくなってしまう。
ヨーロッパの街並みも文化も大好きだけど、この長い暗い寒い気候にはちゃんと準備をしておかないと、精神的にやられてしまう。
ただ、先日お会いしたイギリス在住歴20年の方に聞いたところ
「私はこの気候ぜんっぜん平気なんですよ」
と!
冬は冬で、食べ物や飲み物にこだわったり、
友達で家で楽しく過ごしたり、
と、意外に楽しんでいるとのこと。
ツワモノ!
こうゆう方は、ヨーロッパでも、カナダや米国の東海岸でも、たのしめるのでしょう。
海外移住は大変 だけどかならず苦労の先に道ができる
海外に住むのに、まず問題になるのは
「ビザ」「職業」「お金」
の問題です。
そうしたことをクリアして海外に移住しますが、その移住期間が長くなるほど、重要になってくるのが
「心が元気でいられること」
です。
いざという時に頼りになる家族もいない
幼馴染など古い友達もおらず、ゼロから気の合う友達も探さねばならない
何をするにも文化も習慣も違い、戸惑うことばかり
大企業の駐在で、何から何まで至れり尽くせりでも大変なのだから、
自力で海外に移住するって、途方もない挑戦です。
だけど、その苦労とともにやってくるのは超面白い世界!
大変だなぁ、と思ってがむしゃらにやっているうちは気づきませんが
後から振り返ってみると必ず道ができているものです。
別に人生最後の瞬間まで海外で過ごしたいわけではありません。
だけど、10年ごとくらいには海外に数年間住む生活をしていたいとは思います。
次はいつになるかはまだ全然わかりませんが着々と、来るべき日のために準備を進めたいと思っている私でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨