アフリカ人を連れて高い所に登ってきた【東京タワー編】
以前、苦い豆を大量にプレゼントしてくれたアフリカはシオラレオネ出身のY氏（仮名）。
https://note.com/jasmine_e/n/n6327fb20d2e2
以前から執拗に東京タワーとスカイツリーに行きたがっていたため、苦い豆のお礼に連れて行きました。割に合わない。
まずは東京タワー
東京タワーは子供の頃に遠足で行って以来、足を踏み入れたことがありません。ぼんやりと覚えているン十年前の記憶と、今回行った東京タワーではだいぶ印象が違いました。
～違い～
①突然の拷問シーンがトラウマになった蝋人形館がない
②やる気のない水族館がない
③メインデッキがやけに充実。カフェとか神社とかある
④ガラス床が狭くなっている。昔は広くてマジで怖かった記憶
④トップデッキツアーというものが組まれている
⑤それはディズニーランドのホーンテッドマンションチックにスタートする
⑤トップデッキが現代アートみたいになっている
ン十年経っているし、変わっていて当たり前なんですが、なんだかノスタルジック。
最初は地上150ｍのメインデッキへ
入場すると、まずは地上150ｍのメインデッキへと向かいます。
登る方法はエレベーターか階段か。
もちろんエレベーターに向かおうとすると、Ｙ氏は意気揚々と階段のほうへと小走りしていきます。
なんか嫌な予感はしてたんですよね。
東京タワーに着いた時から、ワオ！レッツゴー！とか言いながら足首を伸ばしたり軽くジャンプしたり、アップを開始していたから。
ン十年前に東京タワーに来た幼い私のように、ワクワクを隠し切れない表情でいるアフリカのおっさんに対し、
「じゃあ私は先にエレベーターで行って待ってるね！」
とも言い出せず、心で泣きながら階段へ向かいました。
メインデッキには床がスケスケの「ガラス床」があります。
「オレは高いところ全然平気だから！アフリカの男は勇敢だから！」と余裕ぶっこいていたY氏ですが、なぜかガラス床に近寄りません。
写真撮ってあげるから真ん中に乗りなよ、と言っても
「ﾉｰﾉｰﾉｰ」
と小さく呟きつつ下を見ないようにしています。
階段登る時はハイテンションで平気だったらしいのですが、こんな様子でさらに100ｍ上のトップデッキに行けるのでしょうか。
メインデッキにはコーヒーやソフトクリームなどの軽食で一息つけるカフェや、「東京23区内で一番高い場所にある」という微妙な高さを誇る『タワー大神宮』、手紙を投函すると東京タワーデザインの押印がされる『東京タワーデザインポスト』、VRで東京タワーからのバンジージャンプを体感できる『東京タワーバンジーVR』（土曜日のみ）など、結構アトラクションが充実しています。
次は地上250ｍのトップデッキへ
メインデッキからトップデッキに行くには、「トップデッキツアー」なるものに参加します。
いきなりエレベーターに乗るのではなく、まずは『タワーギャラリー』で東京タワーの歴史が紹介されます。
この時、エレベータに続く部屋に通されるのですが、これがホーンテッドマンションの最初の部屋のような雰囲気で、いつどこからビックリコンテンツが出現するのかとハラハラしていましたが、そんな私をよそにY氏は英語の音声ガイダンスを借り、神妙な顔で聞いていました。えらい。
エレベーターに乗ると、トップデッキとメインデッキの間にある『プラットフォーム』という場所で降ります。
ここでドリンクサービスがあり、撮影サービス（写真は有料）が終わった順にトップデッキ行きのエレベーターに乗ります。
シュワワワワ・・・という効果音と共にエレベーターが上昇し、扉を開けると、まずは250mからの展望より先にギラッギラの空間に度肝を抜かれます。
トップデッキ、やけにギラギラしてるんですよね。
『ジオメトリックミラーとLED照明による演出』
とのことですが、ちょっと派手すぎてわけがわからない。
ちなみに、どこから撮影しても他の人が映り込んでしまうので、一体これは何？と思った方は東京タワー公式サイトをご覧ください。
ギラギラ空間に慣れると、250mからの展望がようやく目に入ってきます。
トップデッキからメインデッキに戻るエレベーターの前には彼がいます。
東京タワー楽しかった。
近いところにある観光地って、あえてわざわざ行かないと思うんですが、改めて行ってみるとすごく楽しいと思いました。
ちなみにY氏はめちゃくちゃ楽しかったらしく、アメリカだのイギリスだの母国だのにいる家族や友達に写真を自慢気に送りまくっていました。
Web予約がおとくだよ！
東京タワーのメインデッキおよびトップデッキですが、当日券よりWeb予約のほうが少しお得なので、行く時は公式サイトを確認すると良いかと思います。
次はスカイツリーに行ってきます。おわり。
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