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改めて君はロボットをアートにしたいのかい?

こんにちは。

デアです(o|o)


事前に言っておきます...!!

今日、この記事だけの読者は私限定です。

「だったら、自分の日記に書いておきなさいよ」

という言葉が聞こえてきますが、

日記に本気で自己内省的に書いたら結局、何も答えが見つからないことを

許してしまうため、noteにあえて書かせていただきます。

そのため、何も有益な情報を得られないことを言っておきます💦

聞くのは、ひたすらデア氏の自問自答です(-_-;)


今日は、自分の大学生、ほぼ最後の春休みが終わり、

また、

これまでのnoteに書いてきたように
CG、アニメーション、漫画、作曲、
イラスト、写真加工、動画編集、料理、美術やアートについて学び、実践し、

創作で思いつくことはほとんどやってきた上で再び問いてみたかったんです。

本当にデア氏はロボットをアートにしたいのか?


いつもなら、3段論法っぽく書くnoteも今回はお休みして、

ひたすらこの問いに向き合います。


よろしくお願いいたします🙇‍♂️


◆どうしてロボットに人生をかけようとしたんですか?


これを決断したのは、高校3年生の頃でした。

自分は内心、生物や地学で扱っているような内容が好きなことをわかっていたので、そういうことを大学で学ぶと思っていました。

でも、ここには何かを研究するということばかり注目されて、

何かを生み出して、新しい物に出会うということがない。

そう思って、この好きな分野は手放しました。


お次は、観光、世界遺産、文学、哲学、倫理学と言った学問にも

目を向けていたので、こちらも書店や図書館で調べまくりました。

でも、何かと結びつくからこそ、これらの学問は真の力を発揮すると思い、

それを専門に学ぶことはやめました。

観光、倫理学などは自分の数少ない得意な科目のうちに入っていたので、

今思えば、正直に、自分の適性を全く考えていないなと思いました。


そして、今度はデザインのような視覚的な物を扱う分野はどうか?

これは非常に悩んだ末、デザインのような感覚的なことを大学で学ぶことは

当時は楽な道に行くことだと思ってしまい、辞めてしまったんです。

(本当にデザインを舐めてる奴だな)

ただ、それだけでなく、純粋に心を熱くさせる何か研究的な物が足りない

というのもありました。

誰かのためにより良い物をつくれないか?という作り方、創作全振りの考え方が何か物足りなかったようです。


ここら辺で最後、今やっている同じ工学系の建築、土木、電気、情報

といった分野はどうなったのか?


まず、建築は物が最終的に動かないことから外れました。

次に、土木は建築も同時にやれないことに疑問を感じたり、

インフラを整備することには興味がなかったため、止めました。

そして、電気は自分の父親も苦しんでいるし、できればこの世界の裏の仕組みを全て知っている最強人間になれると思ったのですが、

どんなにすごい発明でも電気で作れる物は裏方的や革命が多いため、

結果物とプロセスの関係が意外と地味だったため、止めてしましました。


最後に、情報はCGやチームラボのように、コンピューター上で何でもできるようになれることを見て、憧れてはいましたが、

色んな人がそういったIT系やプログラミングに集まっていたり、

物体を手で触れないことに不満を抱いたため、止めてしまいました。


番外編いきます。

残ったのは、心理学、海洋生物学、他の分野をミックスさせたような統合的な学問はどうだったのでしょうか....?


心理学は先ほどの哲学や倫理学を辞めた理由とつながり、

海洋生物学は名前だけは特殊な事をやっているようで生物学を辞めた理由とつながり、

統合的な学問は当時の自分にあっているように見えますが、

やりたいことがその学問の中でしっかりと決まってないと迷子になることや、自分の専門という軸を作れないため、他の学問とうまく結びつけられずに終わることを予想して止めました。

おわりです。

いつも、高校生の頃は本屋さんの様々な書棚に行って、その度に新しい学問に出会い、どれが自分の胸をときめかせるのか実験していました。

ただ、どんなに他の学問の書棚を回っても、

最終的にはロボット工学のコーナーに座っている。

そこで思ったことは、

・ロボットは動く

・ロボットは他の学問と結びつけて考えられる

・ロボットは好き

・ロボットは自分の胸をときめかせる

・ロボットは自分にも作れるかもしれない


といった他の学問で不満を抱いていた事が全て解消できることが、

トリガーとなっていました。

また、ロボット工学を学んでいる自分を想像すると、

他の学問に嫉妬しないという理由も少なからずありました。


それでは、大学生になって様々な現実を知った君に問う。

ロボットは再び、君の心を熱くさせるかい?

実は、もう火花みたいになっています。

ロボットの成果物やおいしいところがロボット工学のコーナーには

たくさん陳列しているだけで、本当に学んだ今は、

夢をずっと見ていたのだと思います。


ロボットを作るというつらい過程を乗り越えられるか試したくて、

ありとあらゆる創作を機械でしてみたり、その学問を必死にやってみた。


それでも、ロボット以外の学問に飛びついて寄り道をし、

創作物は機械というより、文章や映像の方が圧倒的に多い。


最後に言える言い訳がロボットでアートを作るという行為だった。


だから、今でもロボットに人生をかけようとしているんだと思います。

アートの世界は厳しくて、評価の軸も自分で探していかないとつぶれていく世界。

それでも、ロボットを作る過程でアートを作る過程が加わるのであれば、

少しでも得意なことや、唯一性を見出せる行為につながると思ったから、

今でも手放せないんだと思います。


◆どうしてロボットでないといけないんですか?


他の創作を体験しまくった今。

この質問はしっかりと答えられなくなった。


他の媒体は媒体で良いところを知ってしまい、また、

奥の深さもわかってしまったっため、

ロボットにこだわるのが単純に自分の唯一性の維持と、権威の象徴

いわば、自分の中のNO.1にもなるし、オンリーワンにもなるからって

だけの理由だと思う。


このまま、力不足でロボットの世界にたどり着けないまま

人生を終えるくらいだったら、

他の媒体の良いところをもっと知って、新しいことに繋げられないか考えたい。

もう答えは出ている。


見ている世界が狭すぎて、ロボットしか目に見えなかった。

それだけ。


◆ロボットを捨てたら何をするんですか?


自分の中のNO.1とオンリーワンを担っていた存在を捨てる。

捨てるとまではいかなくても、極めることを止める。


正直、他の媒体に移ってまたそれを極めたい。

自分に合った媒体が見つかるまであがき続けたい。


しかし、どの媒体も業界の厳しさを自分は知ってしまった。

もう何でもいいやという気持ちになっている。


捨てたら、また戻ってくるんだろうね。


まとめ ロボットはマイホームだった


まずは、この雑記を最後まで目を通していただいた方は本当にありがとうございました。

自己迷走が2830文字で完結するとは思ってもいませんでした。


悩んだら、書いてみるとスッキリするものです。


結局、自分はどんなにロボットが辛くて逃げだしても、

行き場を失ってへこへことロボットに帰ってくる"野良猫"なんだと

思います。


何か月か後に、何年かあとに、また同じような疑問がわくでしょう。


君はロボットをアートにしたいのかい?
どうしてロボットに人生をかけようとしたんですか?
どうしてロボットでないといけないんですか?
ロボットを捨てたら何をするんですか?


それでも、結局はロボットに帰ってくる回答を出す。

なぜなら、ロボットをマイホームのように拠り所にしてしまっているから。


これで最後です。


あなたはロボットをこれからも続けていくんですか?


そうだね。とりあえず、Yes。


そうやって、Yesって言いながら逃げて、また戻ってくるのが

デア氏の円環ループなのでした。


おしまい。

2021年4月8日、またロボットに回答が戻りました。

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