HAPPY PRIDE DAY in NY
6月はゲイパレードのシーズンだ。だから、この街ではその日に向けて、色々なお店にLGBTQの象徴であるレインボーカラーのフラッグが飾られ、街の人々も自由な雰囲気に賑わうのが通例だ。
このところ、雨時々曇りがちな天気だったせいか、今日のゲイパレードはどうなるのか少し心配だったけど、思い切り湿気のある天気ながらも、なんとかパレードは無事に行われ、例年にない盛り上がりを見せたような感じすら伺える。
この街には色々な人種がいる。
肌色だけでなく、宗教や国籍も違う。
その意味ではすでに多人種の街なのだけど、その中にLGBTQっていうカテゴリーがある。
だから、パレードの中には、メキシコ人、ジューイッシュ、チャイニーズ、ミドルイースタン、などのLGBTQの人たちの代表のコミュニテイでの参加もある。(いつの日か、日本人のLGBTQの人たちも堂々とパレードに参加する日が来るといいなと少しばかり思ったりもする)
やはり、自国の強い宗教色や習慣に負けないで、自分自身でいられる人たちはとても尊い。そして、そういう人たちは、この日は本当に堂々と自分たちをProudする事(誇りに思うこと)が出来る。
だから、パレードに参加している人たちは、本当の自分たちの姿を本気で表現してものすごくハッピーだし、それを見ている人たちも、みんなが一斉に声援を送る。
そして、その応援のサインとして、LGBTQじゃない人たちの多くも、この日はレインボーカラーのものをどこかに身にまとっている。
この本当に暖かい愛の交換というか、愛に包まれた幸せなバイブを感じることだけでも、このパレードを見る価値はあるだろう。
みんなが暮らしたいのは、やはり定義づけに縛られない本当に平等で自由で愛のある国だけだから。