J-Startup
J-Startupとは
経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラムです。
現在地
日本では約1万社のスタートアップが日々新しい挑戦をしています。しかし、グローバルに活躍する企業はまだ一部。
目的
「J-Startup」は世界で戦い、勝てるスタートアップ企業を生み出し革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供する。
目標
政府では、「企業価値又は時価総額が10億ドル以上となる、未上場ベンチャー企業(ユニコー ン)又は上場ベンチャー企業を2023年までに20社創出」という目標を新たに掲げている。
「J-Startup」の成長を後押しするために、国は「スタートアップエコシステムの構築」を進めています。
※総理官邸の成長戦略ページにも記載があります。
スタートアップエコシステムの構築の目的
新資本主義の考え方の実現
経済成長を引き続き目指していく、同時に社会課題である(労働者の人権や環境など)を意識した経済成長とする。
日本の経済成長の牽引
スタートエコシステム(スタートアップが成長しやすい環境)を作り、スタートアップの成功を通して、日本の世界における競争力を高める。
「J-Startup」の推薦
範囲:全国10,000社のスタートアップから
推薦者:トップベンチャーキャピタリスト、アクセラレーター、大企業のイノベーション担当
推薦基準:ミッション、独創性、成長性など
推薦対象:ディープテック型、プラットフォーム型、SDGs型
ディープテックは、革新的な技術を用いたビジネスを指します。
プラットフォームは、多くの人々が利用するサービスやアプリケーションを指します。
SDGsは、持続可能な開発目標のことで、環境や社会問題の解決に取り組むビジネスが含まれます。
これら3つの分野は、将来的な社会的・経済的な影響が大きく、革新的なビジネスが期待される分野です。
集中支援
「J-Startup」に推薦されてると、政府やSupporterによる集中支援が行われる。
成長を後押ししてくれる集中支援がたくさんあります。
その中で、私が興味を持った
「J-Starupツアー」
を紹介します。
海外開催の展示会
「Web Summit」
世界最大級のテクノロジーカンファレンスです。AIから環境、ファッションまで、あらゆるテクノロジーをカバーするWeb Summitは世界でも有数のテクノロジーカンファレンス「Slush」
フィンランド・ヘルシンキで開催される、世界最大級のスタートアップイベントです。2008年に学生が主体となって開催し起業ムーブメントを起こしたもので、2015年にアジアでは初めて日本に進出。スタートアップ経営者、投資家、テクノロジー関連製品などが出展「SXSW」
アメリカのテキサス州オースティンで開催される、世界でも珍しいユニークなイベントです。1987年から開催されており、音楽祭としてスタートしましたが、現在では音楽祭はもちろんのこと、ITなどの領域に関する展示会や映画祭などのカンファレンスとフェスティバルの要素を兼ね備えています。
日本開催の展示会
「CEATEC」
日本で開催される、アジア最大級のIT技術とエレクトロニクスの国際展示会です。CEATECは、「Combined Exhibition of Advanced TEChnologies」の略称で、毎年10月に幕張メッセで開催。「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」
世界初にして唯一のグローバルなアントレプレナー表彰制度です。世界60カ国、145都市を超える国や地域を代表する素晴らしいアントレプレナーを表彰。
感想:
起業を応援してくれる施策を調べてみたら、こんなにも充実しているのですね。起業しようとする人にとってはありがたい環境です。私も起業を目指していますが、このエコシステムに入れるように、頑張る次第です。起業を考えている方がいたら、本記事が少しでもお役に立てたらうれしいです。