セキュリティの資格(CISSP)を取ったらLinkedinが爆発した件
先日セキュリティの資格であるcisspというものを受験し、合格した。
セキュリティの資格の中でもcisspという資格がかなり難解で合格するのが難しいことは知っていたし、かなり広い範囲をカバーし、経験を積んだマネージャ向けの資格であることも知っていた。
ただ、そのマネージャーの一人から「結構これ勉強になるよ、面白いよ」と勧められ「いいかも」と軽〜く勉強をし始めたのだ。
最初はセキュリティについて知らないことが多すぎたため(もはや知ってることがあると嬉しいレベル)、
こんなこともあるのか、あ、こないだの会議で話してたのってことのことか、、とたくさんの発見がありとてもとても楽しかった。
ただ、そのうち、あ、このことか〜へ〜という受動的な自分が嫌になってきて、「あ、それ聞いたことある」じゃなくて、
「じゃあ説明して」に答えられる、もしくは「それってこのことですよね、だからこういう対策をとるんですよね」と私も参戦したくなってきた。
能動的に自分も「セキュリティを勉強させてもらっているペイペイ」じゃなくて、「発信する」人になりたくなったのだ。
そんなふうに気持ちが変わってきた時、cisspの試験に真剣に向き合うようになった。
"If you can't explain it simply, you don't understand it well enough."
Albert Einstein
アインシュタインも言うように「簡単に説明できないなら、真の理解はできていないのだ」
私はcisspの内容がとても面白いのと、これをきちんと説明できるようになりたい、きちんとした「本物の」プロフェッショナルになりたいとcisspの練習問題を解きまくり始めた。
最初の方は、わからないことが多すぎてなかなか厳しいかったが、どうにか最後受験をした際にはかなりのことを自信を持って説明できるようになっていた。
試験も無事合格したのが、試験に合格したこと以上に嬉しく、楽しいのが、仕事でもお客さんや上司と話していても色々なことがわかるようになったことだ。
半年前には???だったことが、今ではもはや
「最近はこんなアプローチに変わってきているみたいですよ〜」
「この記事読みました?」
と一プロフェッショナルとして話に加われるようになったのだ。
えええええ、楽しいいいいいいい。
本当に真面目に勉強してよかった。そう思っている。
楽しいのはいいのだが、今Linkedinが絶賛爆発中である。
私はLinkedinでは英語でほとんど発信をするのだが、今回もcissp受かりました〜〜と発信した。
その際にOfficial guideの著者をタグ付けしたのだが、その彼が返信をくれ、おめでとう!とメッセージを寄せてくれた。
その後からLinkedinの通知が鳴り止まない。
世界中から「おめでとう!」「よく頑張った!」とコメントやいいねを寄せていただいている。
、、、、正直ここまで大ごとになるとは思っていなかったため多少動揺している。
ただ楽しかった、仕事でもっともっと話についていけるようになりたくて始めたcisspの勉強がこんなことにつながるとはつゆ知らず。。。
どうやら働き始めてかなりまだ短いのにcisspに合格したのと、若い女性だと言うことが要因であるように(個人的には)思っている。
セキュリティの分野には若手が少ない。また女性も少ない。
めちゃめちゃ人手不足なので困っているのだが、それと同時に仕事にはおそらく一生困らない。
セキュリティは確かに割と細々していて難解という人も多いが、私にとってはとても面白い分野でただただ好きなことを勉強して、それを評価してもらえたのはとてもとても嬉しかった。
また、顔や自分の生まれ育った環境で評価をされるのではなく、ピュアに私の努力と頭を評価してもらえたのはとても気分が良かった。
評価をしてもらうために頑張る、なんてことはしないし、できないけど、好きなことを突き進めていいんだな、と自信につながったのでこれからもまっすぐ自分の信じる道を突き進んでいこうと思う。
とりあえずLinkedinが爆発することはよくわかったので、次から身構えておこうと思った笑