誰かに相談してもいい。でもその時間は相手の貴重な時間を頂いていることを頭に入れておく。
こんばんは、煩悩寺(ぼんのうじ)のKYOKOです。
気軽に悩みを話せる相手が身近にいるというのは、とっても「貴重」なことなのです。
悩みを誰かに聞いてほしくても、なかなか話せない人もいます。
ただ、あまりにも気軽に悩みが話せてしまう相手には、つい気がゆるんでしまい、自分の悩みを解決することばかりを考えて、その悩みを聞かされている相手のことまで考えが及ばない人もいます。
自分の悩みを聞いてもらっているってことは、当然自分の話ばかりになります。
なので、相談されている側の大切な時間を自分のために頂いている、ありがたいな、という気持ちを忘れないことが大事です。
相手が優しく聞いてくれると、つい甘えてしまい、何回も同じようなことを相談してしまったり、連続で相談してしまう。
でも、相手は、「その人のためなら聞いてあげよう」とは思っていてくれるかもしれませんが、日によっては自分だってそれ以上の悩みを抱えているかもしれないし、疲れて人の悩みを聞くどころじゃないかもしれません。
人の悩みを聞いたり、自分の話ばっかりする人の話を聞き続けるのは、とても体力がいることなのです。
なので、相手の時間をいただいていると感謝することはもちろん、終わりをちゃんと提示してあげるのが思いやりだと思う。
「すみません、15分だけお話を聞いてもらっていいでしょうか」
相手は疲れていたとしても「15分なら」とホッとして快く聞いてくれるかもしれません。
が、最初に時間の提示がなく、ずっと聞き続けて終わりがないと感じると疲弊した上に、それが続くとあなたの話を聞くのが苦痛に感じ始め、会うのがおっくうになっていくのです。
また、あの話をされるのかな、と。
相手の貴重な時間を頂くのですから、毎回同じような相談をするのなら、有料のカウンセラーなどを利用する方が、友情にひびが入らずに済みます。
毎回聞いてもらってるばかりではなく、自分も相手の悩みを聞く姿勢が大事です。
相手があまり相談しないタイプ(たとえば年上だったり)だとして、自分ばかりが一方的に相談するのであれば、毎回短い時間に区切り、その時間が来たらきちんと切り上げるというエチケットがあると、自分の存在が相手の負担になりにくくなると思います。
時間はそれほど貴重なのです。
あなたの悩みを解決したい、ラクにしてあげたいと思う相手の気持ちに甘えすぎて時間を奪い過ぎないようにしましょう。