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若い時から確固たる自分を持つのもいいけど、ちょっと流されたり影響受けるのもある意味大切。

こんばんは、煩悩寺(ぼんのうじ)のKYOKOです。

「自分がない」とかで悩む人も多いのかもしれないけれど、若い時はおおいに流され、何かに影響を受けてもいいと思う。

持てるだけの好奇心をフル活動した方がいい。

私はハリウッドのアクション映画や犯罪映画が大好き。

でも若い時は、女性雑誌の影響で、みんなが「マッチョをキモイ」とか言ってたものだから、人に公言できにくかった。

今はK-POPや筋トレブームで筋肉ついた人が人気になって、いい世の中になったものだと思う。

女性雑誌に稲垣吾郎くんが載せてたような、オシャレ映画も時には頑張ってみたものの、やっぱりしっくりこない笑。

この、「一度体験してみたけど、楽しかったとか、しっくりこなかった」っていう感覚を味わうことが大事なのだ。

で、もともと好きだったものに立ち返ってもいいし、新しくできた好きなものにハマってもいい。

やってみたけど、私はAよりBが好き。

若い時にそんなことを繰り返すと「好き」が研ぎ澄まされてくる。

あの時、流されてみたから、もともとから好きだったものが余計に好きになった、っていうのを体験してほしい。

若い時は、誘われたり誘ったり、雑誌やSNSで知った色んなことに触れるのが大事だと思う。

好奇心まではなかったけど、「なんとなく」でもいいと思う。

自分の感覚に自信が持てなくても、色んなことをやってみた時の自分の正直な気持ちを覚えておくと、「私はこういうのが好きで、こういうのが苦手なんだな」と分かってくる。

もう若くないのに「自分がない」と思っている人は、その「検証」を意識的にやってこなかっただけだから、今からでも体力的にできそうなことであればかじってみるといいと思う。

若い時、周りにアメリカに行く人が少なくて、TVでは「治安が悪い」ことばかりが取り上げられ、「私がアメリカ行きたい」と言うと、「えーヨーロッパが良くない?」と返されることが多く、賛同されることが少なかった。

それからあちこち行ってみたけど、やっぱりアメリカにいるときの私が一番テンション高いし、どこの国にいるよりも楽しく過ごしてる自分に気づいてからは、堂々と「アメリカが一番好き」と言っている。

確固たる自分と言うのは、後から少しずつ形成されていく方が人間味が面白いものになっていくと思う。

若い時に迷い、流されて色んなものを体験したり味わい、じわじわとゆっくり自分が形成された時には、柔軟性を併せ持つ味のある大人になること間違いなし。

若い時は、何かの影響を受けてやってみたもの、誘われてなんとなくやってみたものなど一見「自分がない」ように見える行動も、未来の自分を形成していく途中なんだと思って安心して楽しんでほしい。








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