【ブックレビュー】おうち性教育、はじめます【性教育について】
こどもが産まれてから、自分の中でホットなトピック、「性教育」。
先日の記事でも少し触れたが、こどもが自分も他人も大切にして生きていくうえで、性教育は大切だとすごく思っていた。
この本はいろんなところで目にするので少し前に購入していて、ようやく読むことができた。
正直、自分自身の知識としても弱いところがたくさんあった、というかむしろ知らないことだらけだと痛感した。
自分自身の体のこともちゃんとわかっていない部分だってあるし、ましてや異性の体の仕組みはもっとわからない。
この本のよかったと思う点は、
①漫画で読みやすくなっているところ。
親しみやすいイラストで、頭にスッと入ってくる。
②こどもにどのように伝えたらいいか、というテンプレのようなものがいくつも出てくるところ。
これは一回文字で読んだくらいでは、スムーズに子どもに伝えることは難しそうなので、何度も読み、口に出してこどもに話してあげられるようにしたいと思う。
印象に残った点はいくつもあるが、特に心に残ったのは以下の点。
この本を読んで、なんで日本は性教育に本腰を入れて取り組まないんだろうと思ってしまう。
たしかに、堂々と話すには多少ためらう内容であることは間違いない。
けれど、人間は人間である前に哺乳類であるわけで、生き物が子孫を残すということに関する知識をちゃんと知らないまま大人になるのは、どう考えてもまずいのでは?と思う。
少しずついろんな取り組みがなされているとは思うけれど、男女の体の仕組み、こどもができる仕組みやどういうことに気を付けるべきか、相手を尊重するべきことなど、もっとしっかり未成年のうちから学べる環境が当たり前になっていってほしいと心の底から思う。
この本には思春期編もあるそうなので、購入して読みたいなと思う。
ちなみに、性教育に関する本を購入したのは2冊目で、子ども向けの絵本として、すでにこれは家にある。
まだ娘はおそらく内容はわかっていないと思うけれど、「だいじだいじ」という単語を発音できるようになった。(笑)
これから本格的に活躍してくれると思うので、改めて読み聞かせてあげたいなと思う。
また、今気になっているのはこの本。
「親のまだ早い!は、いつだってもう遅い!」というキャッチコピーに、ドキッとしてしまう・・・
大事な大事なこどもたちの人生、取り返しのつかないことになってしまわないように、力を入れてやっていきたい、性教育。
いろんな本に助けてもらいながら、こどもに伝えていきたいなと思います。