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2024年4月、不登校の次男は中3(9年生)になりました。
ちょうど末っ子四男が1年生になり、小中一貫校に通っている息子たちは、次男三男四男の3人は同じ学校になりました。末っ子と仲がいい次男なので、四男の入学のタイミングで登校へ気持ちが向くかなと思ったのですが、そう簡単にはいきませんでした。

でも、四男からも「一緒に行けるの?」って言われたり、家族からもそんな雰囲気を感じていたのだと思います。始業式の朝はうなっていました。「わかっているけれど無理なんだよー」そんな心の声が漏れているようでした。

敢えて登校刺激になるようなことはせず、三男を送り出してから四男と入学式へ行ってきました。入学式が始まる前に、次男の担任の先生から書類を受け取りましたが、持ち上がりで前年度と同じ先生が担任の先生となったことがわかりました。正直ホッとしましたし、先生も引き続きフォローができることを嬉しく思うと書類の中に入っていたお手紙の中に書かれていて、その言葉が非常に嬉しかったものです。次男にも伝えたところ、「そうなんだね」と言いつつも安堵感のある顔をしていたので、なんか変化あるのかも?という根拠のないものを感じたときでもありました。

教科書を受け取りに行く約束をしていた日のことです。
「教科書を配布したので、できれば自分で取りに来てほしい」と先生から連絡があった時、次男は「わかった」とも「嫌だ」とも言わない微妙な反応。でも、この反応って絶対無理ってことじゃないんだろうなって感じた母は、日にちだけ決めて当日どうするか決めよう♪と話を進めて迎えた当日でした。
「行かないって言っといて」と起床早々に言い出す次男。出欠の連絡をする際に母が代わりに取りに行くと添えてメール送信。行かないの…と落胆した私ですが、気を取り直して夕方の約束の時間に学校へ向かうことにしました。そしたら、出際に「やっぱり行くわ」と次男が言うのです。

「じゃ、行こう」とだけ言って、一緒に出発。学校で先生に声をかけたときに、「次男も来ているんです」と伝えると、『えっ?えっ?ホントに?会えるのー?』と嬉しそうに急ぎ足で向かう先生。でも、次男に会うときはいつものキリっとした顔で対応する先生に変わっていたのは言うまでもありません。

先生が「会えないと思ったから、お手紙書いたんだよ」ってノートを渡すけれど、次男は恥ずかしさからなのか目を合わせようとせず。。懲りずにノートを次男のそばにポンと置いてみる先生と置かれたノートを手に取る次男の様子に何となく信頼関係が少しずつ生まれているように思いました。
(※ちなみに、朝と放課後しかクラスのみんなと顔を合わせないから、何か相談がある時や話したいことがあるときはノートに書いてねってクラス全員にノートを配ったそうです。)

教科書の受け取りの時に少し先生と話をした次男。その時の様子は次回以降に綴ります。

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