自分の身体を知る
自分の体を知ることは大切だと、最近しみじみ感じている。
去年体重がすごく落ちた、食べていたのに。ストレスを感じないタイプだと思っていたけど、どうやらストレスを感じていたらしい。胃腸の調子も悪かった。
今思えば、なんでもっと自分の身体の声に耳を傾けなかったんだろうと思う。
オーストラリアに来て、野菜中心に食生活が変化した。ホームステイをしていたのもあるし、外食は結構な値段になるし、何より自分で家庭料理が一番美味しいと思うから。その他にも、外に売っているものにそそられないというのが本当のところかな。日本にいたら、ミスドとか、銀だことか美味しいもので溢れていた。けどなぜか、そそられなくなった。日本食もあるのに。
ホストはベジタリアンまでは行かないが、野菜、時々お肉というような割合。豆も多いかな。何より、砂糖をRubbishと呼ぶから、食べづらくなった。(笑)
確かに砂糖は悪魔のような食べ物かもしれない、食べれば食べるほどそれを欲する。けど料理には砂糖は必要な文化で育っているから、もちろん大好き。けど、調味料としての砂糖が家にないもんだから、そりゃあ食べなくなるわけだ。食べないと体というものはそれに慣れて、いつしか必要としなくなり、食べちゃいけないという概念に変わってしまった。
”よくない、よくない”と自分に無理させていたのかもしれない。ベジタブルを食べないとと健康に必死になっていたのかもしれない。新しい仕事に、不慣れな英語、必死に働いて、休日はヨガに。それなのにそんなに頑張っている自分に、甘いもののご褒美すらあげられなくなっていた。
友達が遊びに来てくれた。まったり、楽しい時間を共有できてすごくリフレッシュできた。友達といるときは、マックも食べたし、お菓子もつまんだし、ベラベラ喋って寝るのも遅くなって、もちろん朝起きるのも遅くなった。
”あぁ、楽だな。生活って楽しいな”とどこかで自分を許せた気がした。
勉強しないととか自分で自分を追い込んでたんだ。本当に欲しかったものはもっと自分を許す、自分の身体の声を聞くことなんだ。と。身体が眠いと言っていたら、勉強よりまず寝るし、もっともっと自分を甘やかしてこそ他に視点を移せる、楽しめるんだなあと改めて感じた1週間でした。
旅行の仕方も変わったかな、計画っていらなくて、1〜2ヶ所絶対に外せないところだけ決めておけばいいのかなと。それもまたそれで楽しくて、新たな出会いとかがあって、素敵なだなと思った。可能性とか幸せはそういうところにたくさん落ちているし、それを幸せと捉えるかは自分次第なのかな。